橋本凌一のフォトエッセイ「メモランダム東京百景」
第3回「踏切」
辻󠄀 追分 峠 橋 坂 路地 etc. は異界との通路だそうだ 不便や事故や別れのイメージが濃厚な空間 踏切は発生が近代なのにその匂いと風情 長い待ち時間に苛立つ目の前を高速・轟音の巨大鉄塊がよぎり続けても
2020年4月20日
板橋駅そば「赤羽線仲仙道踏切」 「埼京線中山道踏切」ではない ちょっとだけ嬉しくなる 全国自粛下初めての日曜日

2020年6月10日
板橋駅と十条駅の間 埼京線じゃなくて赤羽線 そして王子街道 念のため?の二枚看板に残照 無人

2021年12月30日
「埼京線 ROUTE2020トレセン通り踏切」ではなく「赤羽線 十条道踏切」がプラットホームの脇 改札通過即プラットホームの十条駅2021年12月29日16:03である

2024年3月14日
目白四丁目 お屋敷街をはずれたところは池袋の匂い 西武池袋線踏切 スペースシャトルが存在感 静まり返った空間にカンカンカン・・・と わくわくする不気味

2024年2月22日
永代通り 南砂の「幹線3号踏切」 遮断機のでっかさにワクワクしてしまう自分はガキだと自覚あり 自分に不便を許容せぬニッポンにとやかく言う資格無しとも自覚あり

2020年6月24日
代々木駅改札口から徒歩30秒 湘南新宿ラインと埼京線が走らせて頂いている線路 厩道?

2022年12月14日
田端の「東北回送線王子街道亘り踏切」 先方は車輌基地 「東北回送線」?「王子街道」?「亘り踏切」? 知らぬ!が立っていると感じる 旧国鉄以来の一本の線路の歴史 整備のために通過する東北行きの列車の残影

2020年11月29日
「越中島貨物線 16番 幹線3号踏切」 永代通りに横たわる現役踏切 艶かしさを感じる歩道部分

2021年7月21日
小田急線「新宿1号」踏切 右方に南新宿駅 「新宿」のこの辺り 渋谷区代々木二丁目

2023年2月28日
西武池袋線 踏切が三叉路 「タモリ倶楽部」(この春終了!生者必滅の理とはいえ!ん!ん!) かつてここはその「日本全国踏切大賞」受賞 西池袋2・4丁目と目白3・4丁目境界が一点に収斂 右方は我が陋屋→池袋最短コース(徒歩がバスより速い) 踏むこと百回以上

2021年2月3日
西武柳沢駅そばの踏切 まだ東京にもあった!風景 冷たい烈風と冷たい空気 小さな小さな箱の中に小柄な萎びきった(すみません)踏切番一人 これは「心象風景」であって彼は自分 今日は節分

2021年10月30日
目黒と恵比寿の間 長者丸踏切 黄昏時に荷物を持たぬ母子・・・・・・子どもが電車をもっと見たがっていただけだった

2021年3月20日
踏切(王子~上中里の間) 東北本線! これを撮っていたら背後のいかにもヲタクの中学生二人組が話しかけてきた「カシオペアですよね。」 誤解だけど嬉しかった一瞬

2021年6月3日
東急池上線戸越銀座駅改札口真ん前 踏切を横断するのはかの戸越銀座 キレイキレイの田舎銀座 八百屋さんも魚屋さんもないショッピングロード 味わい深い駅舎と一体の踏切がむっつり佇む

2023年8月11日
田端駅の通勤通学路 「東北回送線与美西踏切」(左方の尾久車輌基地と上野駅直結の線路)渡り 長い「東北線(46)与美ガード」(東北本線=宇都宮線 高崎線)くぐり「与美東踏切」(5文字 謎の線路)渡る 三位一体

・連載・橋本凌一のフォトエッセイ「メモランダム東京百景」は毎月6日の更新です。次回更新は2024年12月6日です。どうぞお楽しみに。
●本日のお勧め作品は北川民次です。

北川民次《手鏡を持つ母子像》
1947 油彩
73.0×92.0cm(30号)
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆「一日だけの特集展示/杣木浩一」
会期:2024年11月16日(土)
ギャラリートーク:15時~16時半 梅津元(芸術学)× 杣木浩一
※要予約、参加費:1,000円
◆「佐藤研吾展」
会期=2024年11月22日(金)~12月1日(日)※会期中無休
11月23日(土、祝日)、24日(日)、25日(月)、12月1日(日)は開廊しています。
ギャラリートーク:
11月26日(火)17時~18時半 ゲスト:藤原徹平(建築家)
11月29日(金)17時~18時半 ゲスト:大竹昭子(文筆家)
※参加費1,000円、ご予約はこちらから
●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
◆「生誕90年 倉俣史朗展 Cahier」
会期=2024年12月13日(金)~12月28日(土) ※日・月・祝日休廊
ギャラリートーク:12月20日(金)17:00~18:30
講師:関康子(NPO法人建築思考プラットフォーム理事)、大澤勝彦(元ヤマギワ勤務、㈱唯アソシエイツ代表取締役)
※ご予約は抽選となります。申し込み期限は12/4(水)。こちらからお申し込みください。
※参加費おひとり1,000円
●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は原則として休廊ですが、企画によっては開廊、営業しています。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
第3回「踏切」
辻󠄀 追分 峠 橋 坂 路地 etc. は異界との通路だそうだ 不便や事故や別れのイメージが濃厚な空間 踏切は発生が近代なのにその匂いと風情 長い待ち時間に苛立つ目の前を高速・轟音の巨大鉄塊がよぎり続けても
2020年4月20日
板橋駅そば「赤羽線仲仙道踏切」 「埼京線中山道踏切」ではない ちょっとだけ嬉しくなる 全国自粛下初めての日曜日

2020年6月10日
板橋駅と十条駅の間 埼京線じゃなくて赤羽線 そして王子街道 念のため?の二枚看板に残照 無人

2021年12月30日
「埼京線 ROUTE2020トレセン通り踏切」ではなく「赤羽線 十条道踏切」がプラットホームの脇 改札通過即プラットホームの十条駅2021年12月29日16:03である

2024年3月14日
目白四丁目 お屋敷街をはずれたところは池袋の匂い 西武池袋線踏切 スペースシャトルが存在感 静まり返った空間にカンカンカン・・・と わくわくする不気味

2024年2月22日
永代通り 南砂の「幹線3号踏切」 遮断機のでっかさにワクワクしてしまう自分はガキだと自覚あり 自分に不便を許容せぬニッポンにとやかく言う資格無しとも自覚あり

2020年6月24日
代々木駅改札口から徒歩30秒 湘南新宿ラインと埼京線が走らせて頂いている線路 厩道?

2022年12月14日
田端の「東北回送線王子街道亘り踏切」 先方は車輌基地 「東北回送線」?「王子街道」?「亘り踏切」? 知らぬ!が立っていると感じる 旧国鉄以来の一本の線路の歴史 整備のために通過する東北行きの列車の残影

2020年11月29日
「越中島貨物線 16番 幹線3号踏切」 永代通りに横たわる現役踏切 艶かしさを感じる歩道部分

2021年7月21日
小田急線「新宿1号」踏切 右方に南新宿駅 「新宿」のこの辺り 渋谷区代々木二丁目

2023年2月28日
西武池袋線 踏切が三叉路 「タモリ倶楽部」(この春終了!生者必滅の理とはいえ!ん!ん!) かつてここはその「日本全国踏切大賞」受賞 西池袋2・4丁目と目白3・4丁目境界が一点に収斂 右方は我が陋屋→池袋最短コース(徒歩がバスより速い) 踏むこと百回以上

2021年2月3日
西武柳沢駅そばの踏切 まだ東京にもあった!風景 冷たい烈風と冷たい空気 小さな小さな箱の中に小柄な萎びきった(すみません)踏切番一人 これは「心象風景」であって彼は自分 今日は節分

2021年10月30日
目黒と恵比寿の間 長者丸踏切 黄昏時に荷物を持たぬ母子・・・・・・子どもが電車をもっと見たがっていただけだった

2021年3月20日
踏切(王子~上中里の間) 東北本線! これを撮っていたら背後のいかにもヲタクの中学生二人組が話しかけてきた「カシオペアですよね。」 誤解だけど嬉しかった一瞬

2021年6月3日
東急池上線戸越銀座駅改札口真ん前 踏切を横断するのはかの戸越銀座 キレイキレイの田舎銀座 八百屋さんも魚屋さんもないショッピングロード 味わい深い駅舎と一体の踏切がむっつり佇む

2023年8月11日
田端駅の通勤通学路 「東北回送線与美西踏切」(左方の尾久車輌基地と上野駅直結の線路)渡り 長い「東北線(46)与美ガード」(東北本線=宇都宮線 高崎線)くぐり「与美東踏切」(5文字 謎の線路)渡る 三位一体

・連載・橋本凌一のフォトエッセイ「メモランダム東京百景」は毎月6日の更新です。次回更新は2024年12月6日です。どうぞお楽しみに。
●本日のお勧め作品は北川民次です。

北川民次《手鏡を持つ母子像》
1947 油彩
73.0×92.0cm(30号)
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆「一日だけの特集展示/杣木浩一」
会期:2024年11月16日(土)
ギャラリートーク:15時~16時半 梅津元(芸術学)× 杣木浩一
※要予約、参加費:1,000円
◆「佐藤研吾展」
会期=2024年11月22日(金)~12月1日(日)※会期中無休
11月23日(土、祝日)、24日(日)、25日(月)、12月1日(日)は開廊しています。
ギャラリートーク:
11月26日(火)17時~18時半 ゲスト:藤原徹平(建築家)
11月29日(金)17時~18時半 ゲスト:大竹昭子(文筆家)
※参加費1,000円、ご予約はこちらから
●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
◆「生誕90年 倉俣史朗展 Cahier」
会期=2024年12月13日(金)~12月28日(土) ※日・月・祝日休廊
ギャラリートーク:12月20日(金)17:00~18:30
講師:関康子(NPO法人建築思考プラットフォーム理事)、大澤勝彦(元ヤマギワ勤務、㈱唯アソシエイツ代表取締役)
※ご予約は抽選となります。申し込み期限は12/4(水)。こちらからお申し込みください。
※参加費おひとり1,000円
●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は原則として休廊ですが、企画によっては開廊、営業しています。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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