11月17日はイサム・ノグチ(Isamu Noguchi、1904年11月17日 - 1988年12月30日)の誕生日でした。
父は詩人の野口米次郎、母はアメリカ人作家のレオニー・ギルモア。1907年3歳の時に母レオニーと来日し、少年時代を東京、茅ヶ崎などで過ごしますが、その後は日米を往復し、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家として幅広い活躍を続けました。
女優の山口淑子(李香蘭)と結婚したことでも話題を呼びました(1956年に離婚)。
没後の1999年には制作の本拠地であった高松市牟礼町にイサム・ノグチ庭園美術館が開館。2004年にはマスタープランを手がけてから16年かかり北海道にモエレ沼公園が完成しました。
今年は生誕120年にあたります。
現在、東京国立近代美術館にて開催中の「ハニワと土偶の近代」には、思いがけずイサム・ノグチ《かぶと》が出品されています。
「ハニワと土偶の近代」
会期:2024年10月1日~12月22日
会場:東京国立近代美術館

「ハニワと土偶の近代」展のチラシ(表)
「ハニワと土偶の近代」展のチラシ(見開き)
「ハニワと土偶の近代」展のチラシ見開き(拡大)

「ハニワと土偶の近代」展のチラシ(裏)
ときの忘れもののコレクションには、今回近美で展示されているイサム・ノグチ作品と同じ連作と思われるものが2点あり、ご紹介します。
No.1 「かぶと」
イサム・ノグチ
「かぶと」(仮題)
制作年不詳
鉄
底面:φ29.5cm/上部:φ19.0cm/高さ:51.0cm
*ときの忘れもの蔵
イサム・ノグチの制作に携わった工房の旧蔵で、10個ほどつくられたそうです。
内側を撮影。
内側を撮影。(拡大)
下部の接写。

上部を真上から撮影。
『20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ ー彫刻から身体・庭へ』(2017年、株式会社 平凡社)60頁に作品《かぶと》が掲載されています。
《かぶと》
1952年
陶(信楽)
一般財団法人草月会(千葉市美術館に寄託)
No.2 「ヴァージン」
イサム・ノグチ
「ヴァージン」(仮題)
1950年頃
テラコッタ、木、ワイヤー、糸
19.0×38.0×高さ80.0cm
*ときの忘れもの蔵
下記の図録に類似の作品が掲載されています。
『20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ ー彫刻から身体・庭へ』(2017年、株式会社 平凡社)52頁より
《ヴァージン》
1950年
陶
公益財団法人イサム・ノグチ日本財団
テラコッタの上部撮影。
細い糸で吊られています。
支柱に引き付けるように糸が付けられています。
土台の裏面。
背面を撮影。
支柱の部分拡大。
支柱の部分拡大。
テラコッタの部分拡大。
テラコッタの部分拡大。
テラコッタの底面の部分拡大。
土台の裏面。
価格等、ご興味のある方は、
info@tokinowasuremono.com までお問い合わせください。
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
書籍『20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ ー彫刻から身体・庭へ』(2017年、株式会社 平凡社)の書影。
◆「師走のプレゼントセール」
会期:2025年12月3日(火)~6日(金)

粟津潔、靉嘔、畦地梅太郎、舟越保武、五味太郎、吉原英雄、駒井哲郎、恩地孝四郎、元永定正、アンディ・ウォーホル、池田満寿夫、木村茂、戸村茂樹、関根伸夫、ハインリッヒ・フォーゲラー、磯崎新、アンドレ・ドラン、木村利三郎、フェルナン・レジェ、ジャン=エミール・ラブルール、光嶋裕介、海老原喜之助、他
全点額付き1万円~数万円、高くても10万円以下、会期中の特別価格については遠慮なくメールにてお問い合わせください。
●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
◆「生誕90年 倉俣史朗展 Cahier」
会期=2024年12月13日(金)~12月28日(土) ※日・月・祝日休廊
ギャラリートーク:12月20日(金)17:00~18:30
講師:関康子(NPO法人建築思考プラットフォーム理事)、大澤勝彦(元ヤマギワ勤務、㈱唯アソシエイツ代表取締役)
※こちらからお申し込みください。
※参加費おひとり1,000円

●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
父は詩人の野口米次郎、母はアメリカ人作家のレオニー・ギルモア。1907年3歳の時に母レオニーと来日し、少年時代を東京、茅ヶ崎などで過ごしますが、その後は日米を往復し、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家として幅広い活躍を続けました。
女優の山口淑子(李香蘭)と結婚したことでも話題を呼びました(1956年に離婚)。
没後の1999年には制作の本拠地であった高松市牟礼町にイサム・ノグチ庭園美術館が開館。2004年にはマスタープランを手がけてから16年かかり北海道にモエレ沼公園が完成しました。
今年は生誕120年にあたります。
現在、東京国立近代美術館にて開催中の「ハニワと土偶の近代」には、思いがけずイサム・ノグチ《かぶと》が出品されています。
「ハニワと土偶の近代」
会期:2024年10月1日~12月22日
会場:東京国立近代美術館

「ハニワと土偶の近代」展のチラシ(表)



「ハニワと土偶の近代」展のチラシ(裏)
ときの忘れもののコレクションには、今回近美で展示されているイサム・ノグチ作品と同じ連作と思われるものが2点あり、ご紹介します。
No.1 「かぶと」

「かぶと」(仮題)
制作年不詳
鉄
底面:φ29.5cm/上部:φ19.0cm/高さ:51.0cm
*ときの忘れもの蔵
イサム・ノグチの制作に携わった工房の旧蔵で、10個ほどつくられたそうです。






《かぶと》
1952年
陶(信楽)
一般財団法人草月会(千葉市美術館に寄託)
No.2 「ヴァージン」

「ヴァージン」(仮題)
1950年頃
テラコッタ、木、ワイヤー、糸
19.0×38.0×高さ80.0cm
*ときの忘れもの蔵
下記の図録に類似の作品が掲載されています。

《ヴァージン》
1950年
陶
公益財団法人イサム・ノグチ日本財団











価格等、ご興味のある方は、
info@tokinowasuremono.com までお問い合わせください。
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

◆「師走のプレゼントセール」
会期:2025年12月3日(火)~6日(金)

粟津潔、靉嘔、畦地梅太郎、舟越保武、五味太郎、吉原英雄、駒井哲郎、恩地孝四郎、元永定正、アンディ・ウォーホル、池田満寿夫、木村茂、戸村茂樹、関根伸夫、ハインリッヒ・フォーゲラー、磯崎新、アンドレ・ドラン、木村利三郎、フェルナン・レジェ、ジャン=エミール・ラブルール、光嶋裕介、海老原喜之助、他
全点額付き1万円~数万円、高くても10万円以下、会期中の特別価格については遠慮なくメールにてお問い合わせください。
●12月7日(土)は臨時休廊いたします。
◆「生誕90年 倉俣史朗展 Cahier」
会期=2024年12月13日(金)~12月28日(土) ※日・月・祝日休廊
ギャラリートーク:12月20日(金)17:00~18:30
講師:関康子(NPO法人建築思考プラットフォーム理事)、大澤勝彦(元ヤマギワ勤務、㈱唯アソシエイツ代表取締役)
※こちらからお申し込みください。
※参加費おひとり1,000円

●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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