ときの忘れもので開催中の「没後60年 ル・コルビュジエ 建築讃歌」展は、会期が残りわずかとなりました。朝日、読売など新聞で紹介いただいたこともあり、連日多くのお客様にご来場いただいております。

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図書室ではル・コルビュジエはじめ建築家の資料を多数用意していますが、北九州市立美術館で3月16日まで開催されていた「磯崎新の原点 九州における1960-70年代の仕事」展の図録が完売とのことです。ときの忘れものは事前にまとめて購入していたのですが完売しました。

・SNSの反応

<「没後60年 ル・コルビュジエ 建築讃歌」|ときの忘れもの
1階から縦に延びる動線はツリー状に枝分かれし2階3階と小さなギャラリー空間に導く。また廊下や吹き抜けの壁も展示場だ。コルビュジエ建築の美しさが秩序から生まれるようにコルビュジエの描線は表情をつくり調和(ハーモニー)を奏でる。
20250314/東京散歩人さんのTwitterより>

・展示風景
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ギャラリーすぐの六義園を散歩するのにも気持ち良い季節になってきました。この機会にぜひ足をお運びください。

没後60年 ル・コルビュジエ 建築讃歌
没後60年ル・コルビュジエ展 案内状 表面
会期:2025年3月11日(火)~3月22日(土)
11:00-19:00
※日・月・祝日休廊
ル・コルビュジエは 建築設計とともに油彩、彫刻、版画を精力的に制作しました。本展では版画作品を紹介するとともに、磯崎新安藤忠雄マイケル・グレイブス六角鬼丈高松伸など建築家のドローイング、版画作品も併せてご覧いただきます。
出品作品の詳細は3月1日ブログに掲載しました。

*画廊亭主敬白
Good news and bad news
DIC川村記念美術館が所蔵するマーク・ロスコの<シーグラム壁画>7点すべてが、六本木5丁目にある国際文化会館が建設する新西館へ移設されることになり、それにともない前川國男が設計した煉瓦タイルの西館(1975年)が解体されるという残酷なニュースが飛び込んできた。新しい西館、および常設展示室「ロスコ・ルーム」の設計を手がけるのが妹島和世と西沢立衛の建築ユニットSANAAで、川村の他のコレクションがどこに行くのかは現時点ではまだ分からずなのだが、おそらく同じ場所か都心のどこかで展示されることとなる見込みだ。西館のオープンが2030年とまだかなり先のことだが、とりあえず川村のコレクションが(今のところ)国内に残ることになったようで少しホッとした反面、またひとつ前川國男建築が消滅するという事実にやるせなさを覚えてしまう。
(20250303/河内タカさんのfacebookより)>
河内さんの投稿によれば、一難去ってまた一難。川村コレクションの行方も気になりますが、前川國男建築の行く末も心配です。日本は世界に誇る建築家王国なのに、なぜにこう易々と名建築を壊し続けるのでしょうか。前川建築を大切に守っている弘前の町を思い起こしています。

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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