第366回 内間安瑆展 Forest Byobu

2024年5月17日(金)〜6月1日(土)
11:00-19:00
※日・月・祝日休廊




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内間安瑆 (1921-2000)はアメリカで生まれ、1940年に早稲田大学に留学し、戦後恩地孝四郎らの創作版画に刺激され木版画を制作します。浮世絵の伝統技法を深化させ「色面織り」と呼ぶ独自の技法を確立し、45度摺にも及ぶ〈Forest Byobu〉連作を生み出しました。
内間の木版画は、鮮やかな色彩のハーモニー、微妙なぼかしが入った色面が幾重にも重なる複雑な構成をしており、多色にもかかわらず画面全体には静かな気品が漂います。
本展では、木版、油彩、銅版をご覧いただき、代表作を収録した展覧会カタログを刊行します(予価1,000円+税)。
*早稲田大学會津八一記念博物館で5月13日〜7月15日「ニューヨークを舞台にした日本人アーティストたち」展が開催され内間安瑆作品も展示されます。


内間安瑆 Ansei UCHIMA
1921年アメリカ生れ。40年父母の国日本に留学。早稲田大学で建築を学ぶ。戦後、創作版画の恩地孝四郎に巡り逢い抽象木版に志す。55年東京・養清堂画廊で初個展。60年帰米、以降ニューヨーク在住。62,70年グッゲンハイム・フェローシップ版画部門で受賞。サラ・ローレンス大学名誉教授。2000年永逝(享年79)。メトロポリタン美術館、ホイットニー美術館、シカゴ美術館、アムステル ダム国立美術館他が作品を収蔵。
日米、二つの祖国をもった内間先生は浮世絵の伝統技法を深化させ「色面織り」と呼ぶ独自の技法を確立し、伝統的な手摺りで45度摺を重ねた『森の屏風  Forest Byobu』連作を生み出します。鮮やかな色彩のハーモニー、微妙なぼかしが入った色面が幾重にも重なる複雑な構成、多色にもかかわらず画面全体には静かな気品が漂う。現代感覚にあふれた瑞々しい木版画はこれからもっともっと評価されるに違いない。



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