「O JUN・舟越直木 展」
会期:2000年 6月 6日(火)~ 6月17日(土)
会場:ときの忘れもの(青山の一軒家時代)
今回のO-Junとの二人展に出品する作品は蝋型鋳造によるブロンズ彫刻にしようと思っている。
今までは石膏の直づけによって原型を作ってきたが最近あの蝋型の形のコントロールの自由さのようなものに興味をもったからだ。原型が蝋型だといっても出来上がって来るものはブロンズであるから、ブロンズの質には変りはない。しかし、その表面のもっている風合、見た目のやわらかさの異いなどを確めてみたいと思っている。僕とO-Junは体格もとてもちがうし、彼は大きくてしかも、デリケートだと僕は思っている。作品の目指すところも異なっている。同じだったら気持悪い。
しかし初めて彼の作品を見た時のことは良く覚えている。絵の上に日本語で、日記だか、心の叫びのような文章が書かれていた。そして、その時、こんなに真正直なことを書いてしまう作家もいるのかと思い感動した。そして、その時、二言三言話をしたのをおぼえている。私は私の作品をつくる。それらが彼の作品と、どんな対話をしてくれるか楽しみにしている。
2000.2.25 舟越直木
「O JUN・舟越直木 展」
2000年 6月

左から古田暁さん、ときの忘れもの亭主、末盛千枝子さん(直木さんの姉)、舟越直木さん
2000年6月6日
於:一軒家時代の青山・ときの忘れもの
O Junさん(左)と舟越直木さん(右)
会期:2000年 6月 6日(火)~ 6月17日(土)
会場:ときの忘れもの(青山の一軒家時代)
今回のO-Junとの二人展に出品する作品は蝋型鋳造によるブロンズ彫刻にしようと思っている。
今までは石膏の直づけによって原型を作ってきたが最近あの蝋型の形のコントロールの自由さのようなものに興味をもったからだ。原型が蝋型だといっても出来上がって来るものはブロンズであるから、ブロンズの質には変りはない。しかし、その表面のもっている風合、見た目のやわらかさの異いなどを確めてみたいと思っている。僕とO-Junは体格もとてもちがうし、彼は大きくてしかも、デリケートだと僕は思っている。作品の目指すところも異なっている。同じだったら気持悪い。
しかし初めて彼の作品を見た時のことは良く覚えている。絵の上に日本語で、日記だか、心の叫びのような文章が書かれていた。そして、その時、こんなに真正直なことを書いてしまう作家もいるのかと思い感動した。そして、その時、二言三言話をしたのをおぼえている。私は私の作品をつくる。それらが彼の作品と、どんな対話をしてくれるか楽しみにしている。
2000.2.25 舟越直木
「O JUN・舟越直木 展」2000年 6月

左から古田暁さん、ときの忘れもの亭主、末盛千枝子さん(直木さんの姉)、舟越直木さん
2000年6月6日
於:一軒家時代の青山・ときの忘れもの
O Junさん(左)と舟越直木さん(右)
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