番号     0027-002
作家名    関根伸夫
作品名    「ピラミッドの頂き」
制作年    1982年
技法      ステンレス・彫刻
作品サイズ   H20×15×30cm
限定 30個
サイン     内側に白インキでサイン
作品の状態  良好。

◆作品のワンポイント/「位相-大地」によって60年代以降の日本美術に決定的な転回点をもたらした関根は、様々な素材を使って多くの立体作品を制作し、その後も美術界に影響を与えましたが、このピラミッドの形も、違った素材で繰り返し作られたモチーフのひとつです。シャープな峰の線に対する底辺の丸みを帯びた不安定な線が現代的な感覚を表現しています。

◆作家の紹介/関根伸夫(せきね のぶお)は、1942年埼玉県生まれ。1968年多摩美術大学大学院油画研究科修了。在学中、斎藤義重に影響を受ける。1968年須磨離宮公園で開催された第1回現代日本野外彫刻展での作品「位相-大地」は大きな反響を呼び、注目を集めた。また、この年「長岡現代美術館賞展」大賞を受賞。1970年、ヴェニス・国際ビエンナーレ出品を機にヨーロッパ滞在。1973年、環境美術研究所設立。1978年ヨーロッパ3国巡回個展。1982年「関根伸夫全国展-版画と立体展」(現代版画センター企画)。1987年、位相絵画展。2002年、釜山彫刻プロジェクト。2003年には「〈環境美術〉なるもの―関根伸夫展―」(川越市立美術館)が開催された。現在、株式会社環境美術研究所代表。
関根伸夫「ピラミッドの頂き」

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