
ペシャワール会の会報No.88が届いた。
「悪化する情勢をよそに、用水路は1500ヘクタールの灌漑を達成」と見出しにあり、現地からの報告が詳しく綴られている。
ペシャワール会は、1983年中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成され、2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で水源(井戸、カレーズ)確保作業を行っている。
お金をばらまくのではなく、現地にとけこみ、現地の人々とともに汗する、日本人にもこういう根性の座った医者がいることに感銘して、微力だが支援活動に参加している。
ぺシャワール会支援の力になりたいと、2002年「アフガニスタン支援/東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」に協力したのが最初で、今年1月からは毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供している。落札者には、落札金額の全額を「ペシャワール会」に直接送金してもらっている。
目標の1,000万円に到達するまで作品は無償で提供するつもりだが、なかなか道は遠い。
コレクションとアフガン支援の一石二鳥のオークションです、どうぞよろしく。
また我が家にはテレビがないので見られないのだが、今月の毎週月曜日の午後10:25~10:50(再放送は翌週月曜日の午前5:05~5:30)、NHK教育テレビで「知るを楽しむ この人この世界」という番組で、<アフガニスタン・命の水を求めて ある日本人医師の苦闘>というのを放映している。
7月3日「医者、井戸を掘る」
7月10日「9.11と空爆の間で」
7月17日「旱魃の大地に水を拓く」
7月24日「日本の若者たちへ」
ぜひご覧になってください。
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