浜田知明「行きどまり」
1981年 銅版 19×21.5cm(額48.5×40.5cm)
限定50部 サイン入り
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浜田知明(はまだ ちめい)は1917年(大正6年)熊本生まれ、旧姓・高田。1939年(昭和14年)東京美術学校油画科卒業し、同年応召。翌年に中国大陸に派遣された。20歳代の大半を軍隊で過ごした、典型的な戦中派である。戦地での不条理な体験が復員後の制作活動の出発点となる。「初年兵哀歌」連作により高い評価を獲得し、棟方志功、浜口陽三、駒井哲郎らと国際版画展に出品、1956年のルガノ国際版画ビエンナーレで受賞した。1979年にはウィーン(アルベルティーナ版画素描館)、1993年にはロンドン(大英博物館日本ギャラリー)で回顧展を開催している。
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