ドアノー

ロベール・ドアノー Robert Doisneau
「Georges Braque」
  1953 Gelatin Silver Print
  イメージサイズ:24×32cm
  サインあり

ロベルト・ドアノー(Robert DOISNEAU 1912-1994)は、パリ郊外のジョンティイ生まれ。印刷会社でリトグラフの仕事を経験後、1931年写真家に転向。1934年ルノー自動車で広告、工業写真家として勤務し、1939年に独立するが、すぐに召集を受ける。パリ陥落後はレジスタンス活動に加わる。戦後は1946年にラフォ通信社に参加し、フリー写真家として「パリ・マッチ」などのフォトジャーナリズム分野で活躍。一方、1948年から1952年まではファッション誌の「ヴォーグ」の仕事も行う。パリの庶民生活をエスプリを持って撮影し、もっともフランス的な写真家として根強い人気がある。1947年にコダック賞、1956年にニエペス賞を受賞。また、シカゴ美術館(1960年)、フランス国立図書館(1968年)、ジョージ・イーストマン・ハウス(1972年)をはじめ世界中の主要美術館で回顧展が開催されています。

ときの忘れもので、2006年9月6日[水]―9月9日[土]の4日間、X氏が蒐集した重厚な写真コレクション<Eros & K haos, The Photograph Collection of Mr.X>の展示を行います。

出品作家は、以下の通りです。ぜひお見逃しなく。
秋山庄太郎、ハンス・ベルメール、ロベール・ドアノー、スティーブ・ガードナー、五味彬、ホンマタカシ、イリナ・イオネスコ、ユーサフ・カーシュ、フランセス・マーレイ、ハーブ・リッツ、ジャネット・ルセック、エドワード・スタイケン、上田義彦、ジョエル=ピーター・ウィトキン。