カーシュ「オキーフ」

ユーサフ・カーシュ Yousuf Karsh
 「ジョージア・オキーフ Georgia O'keeffe」
 1956, Printed later
 Gelatin Silver Print
 49.1×39.2cm
 Signed

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 20世紀を代表する女流画家ジージア・オキーフを語るにこれほどふさわしい写真はないでしょう。カーシュの代表作です。

 カナダの写真家ユーサフ・カーシュ(1908年アルメニア生まれ~2002年ボストンで没、93歳)が、1941年雑誌ライフの表紙のために撮影したウィンストン・チャーチルの写真、この一枚によってカーシュは一躍肖像写真家としての名声を確立します。
以来、 ケネディ、クリントンら12人のアメリカ大統領、エリザベス女王、パブロ・ピカソ、ジョージア・オキーフ、アンディ・ウォーホル、アーネスト・ヘミングウェイなど世界中のあらゆる分野の人々のポートレートを撮影します。
まさに「20世紀の顔」はカーシュの写真によって長く人々の記憶に残るに違いありません。
8X10の大型ビューカメラを使用し、綿密に計算されたライティング、セッティング、そして何より見る人にこれしかないと思わせる絶妙なポーズ。見る人の感情を揺さぶり、被写体の内なる魂に秘められた真実をありのままにうつす、劇的な光と影が強調されたポートレートこそが誰にも真似できない完成度をもったカーシュの写真です。