昨年末12月2日の草間彌生展ギャラリートークの講師をつとめてくださった京都造形芸術大学の林洋子先生から、下記のような公開講座のご案内がありました。
講師の笹木繁男さんは現美術のコレクターとして著名な方で、ときの忘れものの展覧会にも毎回いらしていただいています。
京都造形芸術大学 通信教育部・芸術学研究室主催
公開講座のお知らせ
<芸術と著作権>
日時:2007年2月17日(土)16時-18時40分(開場:15時30分)
場所:日本橋公会堂2階 第3・4洋室
(東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1日本橋区民センター内)
■「日本の戦後美術界と著作権:コレクター、研究者の立場から」
笹木繁男氏 (現代美術資料センター主宰。日本の戦後美術のコレクター、資料研究者)
■「20世紀芸術と著作権:弁護士の立場から」
福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士、骨董通り法律事務所For the Arts(http://www.kottolaw.com/)パートナー。専門分野は芸術文化法、著作権法。「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」(http://thinkcopyright.org/index.html)世話人。)
今日、著作権問題に関わるのは、美術家やクリエイターには限りません。IT技術の発展により、気軽にホームページやブログを開設できるようになり、誰もが著作権の主体であり、かつ他人の著作権の利用者でありうるという状況を迎えています。現在、日本では著作権の保護期間を「著作者の生前全期間 + 死後50年間」と法律で定めています。その結果、20世紀芸術に関する複製・上映などの「再利用」に際し、許諾の可否や利用料の高騰などさまざまな問題が生じています。そして、目下その保護期間をさらに20年間延長する方向で、その賛否が新聞・雑誌などでも頻繁にとりあげられています。
この公開講座では、前半にコレクターで研究者でもある笹木繁男さんに、日本の戦後美術界でおこった著作権をめぐる裁判や騒動について実例紹介をいただきます。
後半では、弁護士の福井健策さんに、音楽や舞台などを含めた20世紀芸術をめぐる著作権問題の現状についてわかりやすくお話いただきます。
最後に、お二人のディスカッションや会場からの質疑応答の時間もとる予定です。ふだんの授業では取り上げられることのない、たいへんアクチュアルなテーマです。学内外のみなさんの積極的なご参加をお待ちしております。
【定員】 90名(学内分60名) 聴講無料。一般の方のご参加も歓迎いたします。
【申込方法】 2007年2月10日(土)までに、下記、京都造形芸術大学・東京事務所まで電話でお申込ください。
なお、定員に達し次第、申込を締め切ります。
東京事務所 TEL 03-5652-0571
講師の笹木繁男さんは現美術のコレクターとして著名な方で、ときの忘れものの展覧会にも毎回いらしていただいています。
京都造形芸術大学 通信教育部・芸術学研究室主催
公開講座のお知らせ
<芸術と著作権>
日時:2007年2月17日(土)16時-18時40分(開場:15時30分)
場所:日本橋公会堂2階 第3・4洋室
(東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1日本橋区民センター内)
■「日本の戦後美術界と著作権:コレクター、研究者の立場から」
笹木繁男氏 (現代美術資料センター主宰。日本の戦後美術のコレクター、資料研究者)
■「20世紀芸術と著作権:弁護士の立場から」
福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士、骨董通り法律事務所For the Arts(http://www.kottolaw.com/)パートナー。専門分野は芸術文化法、著作権法。「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」(http://thinkcopyright.org/index.html)世話人。)
今日、著作権問題に関わるのは、美術家やクリエイターには限りません。IT技術の発展により、気軽にホームページやブログを開設できるようになり、誰もが著作権の主体であり、かつ他人の著作権の利用者でありうるという状況を迎えています。現在、日本では著作権の保護期間を「著作者の生前全期間 + 死後50年間」と法律で定めています。その結果、20世紀芸術に関する複製・上映などの「再利用」に際し、許諾の可否や利用料の高騰などさまざまな問題が生じています。そして、目下その保護期間をさらに20年間延長する方向で、その賛否が新聞・雑誌などでも頻繁にとりあげられています。
この公開講座では、前半にコレクターで研究者でもある笹木繁男さんに、日本の戦後美術界でおこった著作権をめぐる裁判や騒動について実例紹介をいただきます。
後半では、弁護士の福井健策さんに、音楽や舞台などを含めた20世紀芸術をめぐる著作権問題の現状についてわかりやすくお話いただきます。
最後に、お二人のディスカッションや会場からの質疑応答の時間もとる予定です。ふだんの授業では取り上げられることのない、たいへんアクチュアルなテーマです。学内外のみなさんの積極的なご参加をお待ちしております。
【定員】 90名(学内分60名) 聴講無料。一般の方のご参加も歓迎いたします。
【申込方法】 2007年2月10日(土)までに、下記、京都造形芸術大学・東京事務所まで電話でお申込ください。
なお、定員に達し次第、申込を締め切ります。
東京事務所 TEL 03-5652-0571
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