小野隆生「風で閉じられた窓」

小野隆生 Takao ONO
『風で閉じられた窓』 
  2000年 油性テンペラ・麻布 
  80x100cm

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ときの忘れものの仕事始めです。
2008年最初のお薦め作品は、やはり小野隆生でしょう。
というのは、先日もご案内した通り、伊豆伊東高原は一碧湖のほとりに立つ池田20世紀美術館小野隆生先生の大規模な個展が開催されるからです。
会期は2008年6月26日~9月30日まで、三ヶ月間です。
小野隆生先生にとっても、ときの忘れものにとっても2008年最大のイベントになることは間違いありません。
既にイタリアの小野先生からは詳細な出品予定リストが送られてきています。
当初、国内の美術館で開催される初の小野隆生展なので、1970年代の初期作品から現在までの代表作を集めて、と私たちは勝手に思っていたのですが、小野先生から最近届いた手紙には「候補作品の選択方法は先づ1997年から2007年までの10年間という時間に制限し、この年代内に制作した作品から選択するということにしました。」とあります。
現役の作家としては当然の結論かも知れません。

ご紹介するモノトーンの『風で閉じられた窓』は、ときの忘れもので2000年に開催された新作個展に出品された作品です。