草間彌生MBoxA草間彌生MBoxA内部
草間彌生 Yayoi KUSAMA
「MIRROR BOX(Type A)」
 2001年 アクリル+シルクスクリーン
 16.2×14.0×14.0cm
 Ed.280 Signed

草間彌生MBoxB
草間彌生 Yayoi KUSAMA
「MIRROR BOX(Type B)」
 2001年 アクリル+シルクスクリーン
 16.2×14.0×14.0cm
 Ed.280 Signed

◆マルチプルアートという言葉は、広くは版画も含んだ概念ですが、日本でマルチプルというと主に複数制作の立体作品をさします。よく使われるようになったのは1970年代くらいからですが、立体作品はなかなか売れなくて、その割りに制作費がかかるものですから定着に時間がかかりました。
最近では、若い作家たちも積極的に取り組むようになり、面白い作品も多くなりました。

ご紹介するのは、草間彌生先生が岡部徳三さんの協力を得て2001年に制作した文字通り<鏡の箱>
、箱の側面に突き出ている覗き穴から中を覗くと無限にメタリックな球体が続く草間ワールドが出現します。
人間が入れるくらいの大きなミラールームは、伊香保のハラミュージアムアーク(設計は磯崎新、木造の傑作です)などにありますが、自宅の机上において楽しめる草間ミラールームはこのMIRROR BOXだけです。
Aタイプ(赤)と、Bタイプ(黒)の2種類があります。ともに作家自筆サインと限定番号が記入されています。

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