元永定正 Sadammasa MOTONAGA
「しろいせんから」
1979年 45.0×60.0cm
シルクスクリーン
Ed.150 signed
「とんぼみたいな」
1979年 60.0×45.5cm
シルクスクリーン
Ed.150 signed
元永定正 Sadammasa MOTONAGA「のびるしろ」
1981年 36.0×57.0cm
シルクスクリーン
Ed.150 signed
◆ただいま開催中の「菅井汲・元永定正版画展」(2月23日[土]まで 12:00-19:00 *日・月・祝日休廊)には、元永定正先生のシルクスクリーンを12点出品しています。
元永定正先生は作品はもちろんですが、そのタイトルのつけ方は他にないオリジナリティがあります。タイトル命名の天才といっていいでしょう。
私が元永定正先生に初めて版画をつくっていただいたのは、1977年ですがそのときのエディション3点のタイトルは「白い光が出ているみたい」「オレンジの中で」「いいろろ」でした。
お気づきのように漢字まじりです。
元永先生が版画をつくったのはそのときが初めてではなかったのですが、石田了一さんというグラデーション(ぼかし)技術の天才刷り師にめぐり合うことで、一気に版画制作に拍車がかかります。
1979年からの版画のタイトルをアトランダムに挙げると「ちいさないろだま」「またぐ」「おれぐりん」「さいしょはぐりん」「ぱぱぴぴぷう」「ふにゃらくにゃら」「かさねいろだま」「ひかりでているあかしかく」「せのひくいおれんじはまんなかあたり」「ぐる ぐる ぐる」・・・
見事にひらがなだけのタイトルです。
絵とタイトルがぴたりと重なる、読むだけで楽しくなる。
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