昨日の「4 Winds 2008 永井桃子・根岸文子・秋葉シスイ・三須研一」展オープニングには、若い方が大勢いらしてくださり、いつものときの忘れもののパーティより30歳は若返ったのではと思いました。
4人それぞれの表現をお楽しみいただければ幸いです。
さて、「駒井哲郎を追いかけて」をこのブログで連載しながら、なかなか作品自体の紹介がないのでご不満の方もあるでしょう。
下に掲載したのは、レゾネにはなぜか収録されなかった作品です。将来編集されるであろう全作品を網羅したレゾネには掲載して貰いたいですね。
駒井哲郎人形駒井哲郎 Tetsuro KOMAI
「人形」
  1966年頃 etching
  14.5×9.5cm
  Ed.200(38/200)  Signed
  *レゾネ未収録
  *東京都美術館1980年図録No.216
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ところでいま名古屋ボストン美術館で「一俳人のコレクションによる 駒井哲郎銅版画展 イメージと言葉の共振」が開催されています(9月28日まで)。
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名古屋在住の俳人で、芸術評論家としても活動している当館館長の馬場駿吉は、大学医学部の若き研究者だった1961年、市内の画廊が主催した個展で初めて駒井哲郎の作品を目にしました。そして、それまで味わったことのない衝動に駆られ、駒井の版画1点を購入します。それは馬場が生まれて初めて購入した美術品でした。その後、駒井自身とも知遇を得て、70点近くに及ぶ駒井作品のコレクションを築きました。馬場にとって彼の作品は現代美術への扉であると同時に、自らの俳句の源泉でもありま す。本展では、馬場の新旧の俳句を織り交ぜ、彼の目を通した駒井哲郎像、そして一俳人と銅版画家との領域を超えた響き合いを紹介します。(同館のHPより)
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会期が長いので、これには私もぜひ行きたいと思っています。

◆ときの忘れものでは、6月6日~6月14日まで若い世代による「4 Winds 2008 永井桃子・根岸文子・秋葉シスイ・三須研一」展を開催しています。ぜひお出かけください。