恒例の夏の入札オークションは7月11日、12日の両日、ときの忘れもので開催します。
立体作品を2点、ご紹介します。

篠田守男
出品番号31.
「ALICE IN WONDERLAND」 1973年
ステンレス 15x14.7x3cm サインあり
◆篠田守男(しのだ もりお、1931年~)は東京生まれ、青山学院英文科中退。67年まで国立産業工芸試験所に籍を置く。彫刻の空間構成を試行し、モダンアート展に出品。その間63~64年シカゴ美術学校に学ぶ。日本国際美術展、宇部市現代彫刻展などに出品。66年ベネチア・ビエンナーレ展に出品、第9回高村光太郎賞を受賞。以後、第一回現代日本彫刻展神奈川県立美術館賞、第二回彫刻の森美術館賞、第4回朝倉文夫賞など次々に受賞。2000年には国際彫刻センター(ISC)優秀彫刻教育者賞をアジア人として初受賞。カリフォルニア大学ロスアンゼルス校客員教授、筑波大学教授、金沢美術工芸大学教授等を歴任。海外での評価も高く、メトロポリタン美術館、ルイジアナ美術館など多くの美術館にコレクションされています。
金属を素材に「テンションとコンプレッション」シリーズで、精緻な技術を駆使し、新しい人工的空間を表現し、物体の緊張関係を独自の造形思考の中で見事に造形化した。抽象的な形態を針金で宙に固定する篠田の緊張感溢れる彫刻作品が有名ですが、今回出品の「不思議の国のアリス」と名づけられた作品(マルチプルではなく、一点ものです)は、金属の箱の中を覗くと奇妙で不思議な空間が創造されています。
オノサト・トシノブ
出品番号18.
「鼓動の円」 1985年
シルクスクリーン+アクリライト
14.6x18x2.5cm Ed.100(A.P.) サインあり
円を描き続けたオノサト・トシノブの珍しいマルチプル作品です。
版元は1970~80年代にかけて、マルチプルアートの先頭を走った乃村工藝社です。
◆6月26日~9月30日までの三ヶ月間、伊豆の伊東にある池田20世紀美術館で「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」が開催されています。展示の様子はスライドショーでご覧になれます(コチラをクリックしてください)。
立体作品を2点、ご紹介します。
出品番号31.
「ALICE IN WONDERLAND」 1973年
ステンレス 15x14.7x3cm サインあり
◆篠田守男(しのだ もりお、1931年~)は東京生まれ、青山学院英文科中退。67年まで国立産業工芸試験所に籍を置く。彫刻の空間構成を試行し、モダンアート展に出品。その間63~64年シカゴ美術学校に学ぶ。日本国際美術展、宇部市現代彫刻展などに出品。66年ベネチア・ビエンナーレ展に出品、第9回高村光太郎賞を受賞。以後、第一回現代日本彫刻展神奈川県立美術館賞、第二回彫刻の森美術館賞、第4回朝倉文夫賞など次々に受賞。2000年には国際彫刻センター(ISC)優秀彫刻教育者賞をアジア人として初受賞。カリフォルニア大学ロスアンゼルス校客員教授、筑波大学教授、金沢美術工芸大学教授等を歴任。海外での評価も高く、メトロポリタン美術館、ルイジアナ美術館など多くの美術館にコレクションされています。
金属を素材に「テンションとコンプレッション」シリーズで、精緻な技術を駆使し、新しい人工的空間を表現し、物体の緊張関係を独自の造形思考の中で見事に造形化した。抽象的な形態を針金で宙に固定する篠田の緊張感溢れる彫刻作品が有名ですが、今回出品の「不思議の国のアリス」と名づけられた作品(マルチプルではなく、一点ものです)は、金属の箱の中を覗くと奇妙で不思議な空間が創造されています。
出品番号18.
「鼓動の円」 1985年
シルクスクリーン+アクリライト
14.6x18x2.5cm Ed.100(A.P.) サインあり
円を描き続けたオノサト・トシノブの珍しいマルチプル作品です。
版元は1970~80年代にかけて、マルチプルアートの先頭を走った乃村工藝社です。
◆6月26日~9月30日までの三ヶ月間、伊豆の伊東にある池田20世紀美術館で「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」が開催されています。展示の様子はスライドショーでご覧になれます(コチラをクリックしてください)。
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