先日の原茂さんの投稿で、飯沢耕太郎先生の著作『写真を愉しむ』が紹介されました。私もこの本でいろいろ勉強させていただいています。
2007年初版 岩波新書の本書の目次は以下の通りです。
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はじめに
I 見る愉しみ―写真展を体感する
1写真展に行ってみよう
2写真ギャラリーを回る
3美術館と写真
4インターネットという新しい場
5「見る」から「見せる」へ
II 読む愉しみ―写真集を読み解く
1写真集とは何か?
2写真集の歴史
3写真集の形式
4こんな写真集もある
III 撮る愉しみ―写真を使って表現する
1写真を撮るということ
2写真家になるには
3ポートフォリオをまとめる
IV 集める愉しみ―写真コレクションを作る
1写真とコレクション
2写真作品を集める
3写真オークションに参加する
デジタル時代の写真の愉しみ―あとがきに代えて
必見写真集―ベスト八冊ガイド
参考図書一覧
写真ギャラリー・美術館ガイド
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写真コレクションの手引きとして入門書的な新書ですが、「見る」「読む」「撮る」「集める」という四つの視点から写真を取り上げています。非常にわかりやすい文章で、大事なポイントはきちんとおさえてある。さすが写真評論の第一人者ですね。
写真関係の入門書は数々あれど、<コレクションする>点に重点をおいたものは余りない。お薦めです。
◆ときの忘れものでは、8月1日[金]―8月16日[土]まで「ジョック・スタージス写真展」を開催します。
◆世田谷美術館で8月17日[日]まで「建築がみる夢 石山修武と12の物語」が開催されています。ときの忘れもののエディションである新作銅版画「電脳化石神殿」32点も出品展示されています。
◆6月26日~9月30日までの三ヶ月間、伊豆の伊東にある池田20世紀美術館で「小野隆生展 描かれた影の記憶 イタリアでの活動30年」が開催されています。展示の様子はスライドショーでご覧になれます(コチラをクリックしてください)。
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