1987年 ゼラチン・シルバー・プリント
Photograph, mounted on cardboard folded in the middle,
25.5×42.0cm(額サイズ:40.2×49.7cm)
Ed.200, signed and numbered
常に世界の最先端のアーティストを紹介し、その先見性が高く評価されているスイスのPARKETTパーケット社の初期を飾るエディションです(Edition for Parkett 14)。
高質の美術雑誌の刊行を維持するため、アーティストの協力を得て、エディションを制作し、その収益を雑誌につぎ込んでいるパーケット社ですが、同社のエディションは今では発表価格の数倍から数十倍になっているものも珍しくありません。
ゲルハルト・リヒターのエディションなどは、当初の発表価格は4,000ドルでしたが、今ではオークションで80,000ドルの高値で落札されています。
日本からも杉本博司、草間彌生などが選ばれています。
パーケットのエディションについては、以前このブログでもご紹介したのでご参照ください。
◆ギルバート&ジョージ(Gilbert and George)はイギリスの美術家。
ギルバート・プロッシュ(Gilbert Proesch、イタリア出身、1943年-)とジョージ・パサモア(George Passmore、イギリス出身、1942年)の二人組。常にペアで創作活動をしているため、"ギルバート&ジョージ"として知られています。風変わりで時に攻撃的な作品から、常に物議を醸している現代美術家。パフォーマンス・アートだけでなく、写真・ビデオ・ドローイングも制作しており、1986年にはターナー賞を受賞、2005年にはヴェネツィア・ビエンナーレのイギリス代表に選ばれています。先日の森美術館のターナー賞展にも出品していたので、ご存知方も多いでしょう。
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