昨日は、東京駅11時50分発ののぞみに飛び乗り、日帰りで名古屋に行ってきました。
目指すは名古屋ボストン美術館で9月28日まで開催中の「一俳人のコレクションによる 駒井哲郎銅版画展~イメージと言葉の共振~」です。
初めて行く美術館でしたが、エレベーターには行列が・・・ さすが駒井哲郎だと感激したらそれはメインの「クロード・モネの世界」展目当てのお客様でした。
2時から4時まで二時間たっぷり、一点一点を詳しく拝見してきました。必要なことは克明にメモしてきました。小さなノートに書いていたのですが、気の毒と思ったのか、監視員の方がわざわざボードを事務室から持ってきてくれ貸してくれました。どうもありがとう。
今回の展示は名古屋の有名なコレクター馬場駿吉氏の個人コレクションなので、いまここで詳しく見てチェックしておかないと、再び見る機会がないかも知れません(公立美術館のコレクションとは違います)。一昔前、原宿にD美術館というのがあり、駒井哲郎、恩地孝四郎などの完璧な状態の作品を収蔵公開していました。ところがいつの間にか閉めてしまい、噂ではコレクションも手放したようです。あのとききちんと作品の状態、エディションをメモしておけばよかったと悔やまれます。そんな苦い経験があったので、今回は隈なく見てきました。
新発見というか、私の知らないことも随分ありました。詳しいご報告は近々このブログの連載で致します。
さて、最近注目した若い女性作家の作品をご紹介します。
横井七菜
横井七菜「Untitled」
 2008 Pencil, color pencil, acrylic on paper
 41.9×32.8cm  Signed

横井七菜(部分)(部分)


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◆横井七菜(よこい なな)1983年愛知県生まれ。2006年多摩美術大学油画専攻卒業。2007年「from/to #4 」(ワコウ・ワークス・オブ・アート、東京)、Art Forum Berlin (ベルリン)、2008年アートフェア東京(東京)に出品。