五味彬写真展にはたくさんのご来場をいただきありがとうございました。
創刊した「ときの忘れものアーカイヴスVol.1 五味彬Yellows」もおかげさまで順調な滑り出しで、これからも写真を積極的に扱ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 写真を扱い始めて(売り始めて)困ることは、売れるスピードより、入ってくる量が何倍も多いということです(笑)。税理士さんからも「ワタヌキさん、これ以上在庫を増やさないように」ときつく厳命されております。
 とはいえ、「画商=買う人」と教育されて育ってしまった私としては、ついつい素晴らしい作品に出会うとあとさき考えず仕入れてしまいます。困ったもんです。
 個展以外にもそれらをお披露目しないと、作品に対して申し訳ない。金曜日から「写真に恋する 写真コレクション展」を開催します。いずれも写真史に残る秀作ばかりです。価格も思いっきりお安くつけてますので、ぜひコレクションに加えてください。
写真コレクション展

◆「写真に恋する 写真コレクション展」 

会期=2008年10月31日[金]―11月8日[土]
12:00-19:00 *日・月・祝日休廊
出品作品:
石元泰博、五味彬、服部冬樹、ハナヤ勘兵衛、細江英公、森村泰昌、横須賀功光、ホンマタカシ、ジャン=ウジェーヌ・アジェ、エレン・フォン・アンワース、イリナ・イオネスコ、ウィージー、ギルバート&ジョージ、アンドレ・ケルテス、カリン・シェケシー、ロベール・ドアノー、ルディ・バークハート、エルンスト・ハース、ヘルベルト・バイヤー、ピーター・ビアード、マニュエル・アルバレス・ブラーヴォ、ピーター・ムーア、ジェリー・ユルズマン、ピーター・リンドバーグ、
 写真は現在、アナログからディジタルへ、細江英公先生の言葉をお借りすれば、化学から物理へと移行しつつあり、いわゆる銀塩写真がクラシックになろうとしています。一方、銀塩写真の良さを見直そうという動きもあり、どちらも写真表現のひとつとして、それぞれの特徴を生かした作品が制作されればと願うばかりです。
 海外では、近年、写真の評価が上がり続けており、オークションでは、1千万円を超える作品もそう珍しくなくなってきています。そしていま、日本でも写真がアートとしてようやく認知され、注目を集め始めていますが、まだ実際にコレクションされている方はそう多くありません。裏を返せば今なら良質の作品を収集できるチャンスと言えます。加えてここにきての急激な円高は、世界的な名品を買えるまたとないチャンス到来でもあります。
 今回の展示では、ときの忘れもののコレクションとして、様々なカテゴリの魅力的な写真作品をご覧いただこうと思います。末永く部屋に飾っていただけるような作品に出会えるかもしれません。ご来場をお待ちしています。
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◆ときの忘れものでは、10月31日[金]―11月8日[土]まで「写真に恋する 写真コレクション展」を開催します。

◆オリジナルプリントを挿入した「ときの忘れものアーカイヴスVol.1 五味彬Yellows」特装版を創刊しました。限定175部、挿入されたプリントは技法、サイズ、イメージなど全てが異なります。
価格7,350円(税込)です。