今日は、「エルンスト・ハース写真展」よりモノクロームのポートレート作品をご紹介します。
映画の照明の脇に腰を下ろす女性。顔が見えないのに、この女性がマリリン・モンローであることがひと目で分かるというのがこの写真のすごいところであり、モンローのオーラなのでしょう。しかも、映画好きの方なら、これが1961年公開の映画「荒馬と女」を撮影しているときのカットであることも同時に分かります。「荒馬と女」は、興行が失敗に終わり、奇しくも主演の二人、モンローとクラーク・ゲーブルの最後の作品となりました。このモンローの後姿は、見ようによっては少し疲れて、寂しげに見えます。それは、彼女の最期を知っているからかもしれません。ハースには、それが見えていたのでしょうか。何かそんなストーリーを感じさせる一枚です。
「マリリン・モンロー、『荒馬と女』のセットにて、ネヴァダ州」
1960 printed in 1992
Gelatin Silver Print
43.0x28.7cm Ed.100
estate stamp
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものでは、1月9日[金]―1月31日[土]まで「エルンスト・ハース写真展」を開催しています。
映画の照明の脇に腰を下ろす女性。顔が見えないのに、この女性がマリリン・モンローであることがひと目で分かるというのがこの写真のすごいところであり、モンローのオーラなのでしょう。しかも、映画好きの方なら、これが1961年公開の映画「荒馬と女」を撮影しているときのカットであることも同時に分かります。「荒馬と女」は、興行が失敗に終わり、奇しくも主演の二人、モンローとクラーク・ゲーブルの最後の作品となりました。このモンローの後姿は、見ようによっては少し疲れて、寂しげに見えます。それは、彼女の最期を知っているからかもしれません。ハースには、それが見えていたのでしょうか。何かそんなストーリーを感じさせる一枚です。
「マリリン・モンロー、『荒馬と女』のセットにて、ネヴァダ州」1960 printed in 1992
Gelatin Silver Print
43.0x28.7cm Ed.100
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