若い人(世代)の可能性について、最近つくづくと感じることが多い。
このブログは昨年までは、ほとんど毎日、私(画廊亭主)が書いていたのですが、今年から画廊の企画をはじめ、ホームページの構成、ブログの更新まで若いスタッフに任せたら、案ずるより生むが易し、すっかり私の出番がなくなってしまった。
おかげさまで、ヒマをもてあましております。
たまには私がと思っても、そうなると書くこともない、というわけで勝手に趣味の話題を。
私が母校高崎高校のマンドリン・オーケストラ(TMO)にOBの一人として参加していることは、ときどきこのブログでも書いてきましたが、先日2月11日、第39回群馬県高等学校ギターマンドリンコンクールが開催されました。高校生たちのマンドリン・オーケストラの全国大会が毎年夏に大阪で開催されるのですが、その予選でもあります。わが高崎高校はここ10年ばかり部員激減で、この予選大会に出場すら危ぶまれる状態が続いてきました。ある年など大会当日に会場に赴いた部員が僅か2人で、出場を辞退したのですが、審査員たちの温情(?)で、会場に応援に駆けつけていたOBが急遽舞台に上がりオープン参加(もちろん審査外)となったことも。
毎年夏の定期演奏会はOB達の参加で、伝統の灯を守ってきたのですが、嬉しいことにここ数年、部員が激増し、現役生から「今年こそ大阪へ」という決意表明がされるようになりました。
今年の新年会では現役部員24人(1,2年生)が、久保田孝作曲「舞踊風組曲第2番」というマンドリン・オリジナルの難曲を大会出場曲としてOB達の前で披露してくれました。若いということがこれほど凄いものかと、OBたちは現役たちの短い期間での成長に驚きもし、また喜んだ次第です。それから大会までの一ヶ月間、さらに現役部員たちは猛練習を重ねたようです。もちろん入れ替わり立ち代り歴代のOBたちが指導に駆けつけたことはいうまでもありません。
その間の様子や練習の進捗状況は、毎日OBたちが書き込むML(メーリングリスト)で、全国のOBたちに知らされました。
そして大会当日、私は仕事で行くことはできませんでしたが、OB15人が応援にかけつけました。出場7校のうち、上位3校が大阪へ行けるのですが、わが母校は残念ながら僅差の4位で全国大会出場はなりませんでした(上位3校は全て女子高)。
しかし、閉会式の後、審査委員長であるM先生に現役部員たちが呼び止められ、
「素晴らしい演奏でした。やっぱり、男子校が全国大会に行くべきです!!この練習は久保田先生に見てもらったの?(そうでないなら)帰ったらすぐ電話しておきますね!!」と言われたそうですから、近年にない名演奏だったことは間違いないようです。
あるOBのMLへの書き込みが当日の興奮を物語っています。
「・・・・バランス 抑揚の付け方 最高でした(自然で演奏者の内からの表現でした)
どこにも負けておりません(ともすれば、ここはフォルテで弾くんだよとか強制されてやっている感じの団体もありました)
今回の演奏は これからの TMOの指針となる演奏です
でもただただ素晴らしい演奏でした
涙が出ました
今日は 大阪へ TMOの歴史の目撃者になるつもりで 大泉まで行きましたが
TMOの歴史は 諸君の演奏の中にありました
大阪へはもういつでも行けます
いまの現役はそういったレベルにいます
OBとして 本当に誇りに思える現役たちです ありがとう諸君
ありがとう OB さん
現役もOBも最高の気分です
高揚してすいません
これで
でも今回最高の演奏でした・・・・」
当日の演奏を聴いてもらえるといいのですが、それは無理なので、かわりに一昨年2007年の第40回定期演奏会のときの最後のアンコール曲の演奏がユーチューブにアップされているので、ご紹介します。
編曲者の長谷川さんはOBの一人で、本業はホテルの支配人です。
パーカッション男子3人が当時の1年生、つまり今回の大会の主力メンバーです。
今年のTMO定期演奏会は7月11日(土)午後1時から、レーモンド設計の群馬音楽センターで開催します。お近くの方、ぜひ聴いてください。
このブログは昨年までは、ほとんど毎日、私(画廊亭主)が書いていたのですが、今年から画廊の企画をはじめ、ホームページの構成、ブログの更新まで若いスタッフに任せたら、案ずるより生むが易し、すっかり私の出番がなくなってしまった。
おかげさまで、ヒマをもてあましております。
たまには私がと思っても、そうなると書くこともない、というわけで勝手に趣味の話題を。
私が母校高崎高校のマンドリン・オーケストラ(TMO)にOBの一人として参加していることは、ときどきこのブログでも書いてきましたが、先日2月11日、第39回群馬県高等学校ギターマンドリンコンクールが開催されました。高校生たちのマンドリン・オーケストラの全国大会が毎年夏に大阪で開催されるのですが、その予選でもあります。わが高崎高校はここ10年ばかり部員激減で、この予選大会に出場すら危ぶまれる状態が続いてきました。ある年など大会当日に会場に赴いた部員が僅か2人で、出場を辞退したのですが、審査員たちの温情(?)で、会場に応援に駆けつけていたOBが急遽舞台に上がりオープン参加(もちろん審査外)となったことも。
毎年夏の定期演奏会はOB達の参加で、伝統の灯を守ってきたのですが、嬉しいことにここ数年、部員が激増し、現役生から「今年こそ大阪へ」という決意表明がされるようになりました。
今年の新年会では現役部員24人(1,2年生)が、久保田孝作曲「舞踊風組曲第2番」というマンドリン・オリジナルの難曲を大会出場曲としてOB達の前で披露してくれました。若いということがこれほど凄いものかと、OBたちは現役たちの短い期間での成長に驚きもし、また喜んだ次第です。それから大会までの一ヶ月間、さらに現役部員たちは猛練習を重ねたようです。もちろん入れ替わり立ち代り歴代のOBたちが指導に駆けつけたことはいうまでもありません。
その間の様子や練習の進捗状況は、毎日OBたちが書き込むML(メーリングリスト)で、全国のOBたちに知らされました。
そして大会当日、私は仕事で行くことはできませんでしたが、OB15人が応援にかけつけました。出場7校のうち、上位3校が大阪へ行けるのですが、わが母校は残念ながら僅差の4位で全国大会出場はなりませんでした(上位3校は全て女子高)。
しかし、閉会式の後、審査委員長であるM先生に現役部員たちが呼び止められ、
「素晴らしい演奏でした。やっぱり、男子校が全国大会に行くべきです!!この練習は久保田先生に見てもらったの?(そうでないなら)帰ったらすぐ電話しておきますね!!」と言われたそうですから、近年にない名演奏だったことは間違いないようです。
あるOBのMLへの書き込みが当日の興奮を物語っています。
「・・・・バランス 抑揚の付け方 最高でした(自然で演奏者の内からの表現でした)
どこにも負けておりません(ともすれば、ここはフォルテで弾くんだよとか強制されてやっている感じの団体もありました)
今回の演奏は これからの TMOの指針となる演奏です
でもただただ素晴らしい演奏でした
涙が出ました
今日は 大阪へ TMOの歴史の目撃者になるつもりで 大泉まで行きましたが
TMOの歴史は 諸君の演奏の中にありました
大阪へはもういつでも行けます
いまの現役はそういったレベルにいます
OBとして 本当に誇りに思える現役たちです ありがとう諸君
ありがとう OB さん
現役もOBも最高の気分です
高揚してすいません
これで
でも今回最高の演奏でした・・・・」
当日の演奏を聴いてもらえるといいのですが、それは無理なので、かわりに一昨年2007年の第40回定期演奏会のときの最後のアンコール曲の演奏がユーチューブにアップされているので、ご紹介します。
編曲者の長谷川さんはOBの一人で、本業はホテルの支配人です。
パーカッション男子3人が当時の1年生、つまり今回の大会の主力メンバーです。
今年のTMO定期演奏会は7月11日(土)午後1時から、レーモンド設計の群馬音楽センターで開催します。お近くの方、ぜひ聴いてください。
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