ただいま開催中の「第19回瑛九展~時を超えて」から、難波田龍起の作品をご紹介いたします。
難波田龍起は、「形象の詩人」と紹介されますが、20代から45歳くらいまでの間は、具象画を描いており、特にギリシア彫刻に魅せられます。今回出品中の「彫刻のある静物」は1949年、難波田44歳頃の作品で、ひじょうに力強いタッチで描かれており、観る者を惹き付けずには置かない不思議な魅力があります。『難波田龍起作品集』(講談社)にも収録されている代表作のひとつです。
「彫刻のある静物」
1949年 油彩
51.6×64.0cm(F15)
サインあり
もう一点、「人と自然の時間 A」は、いわゆる難波田らしさの良く出た1989年の作品です。ペンの線と水彩で描かれており、色彩の奥に何かうごめく生命のようなものを感じます。既に80歳を過ぎて、それまでの人生を凝縮し、まさに詩作をするように一本一本吟味した線が引かれたのだと思います。
「人と自然の時間 A」
1989年 水彩・ペン
36.0×53.0cm サインあり
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難波田龍起は、「形象の詩人」と紹介されますが、20代から45歳くらいまでの間は、具象画を描いており、特にギリシア彫刻に魅せられます。今回出品中の「彫刻のある静物」は1949年、難波田44歳頃の作品で、ひじょうに力強いタッチで描かれており、観る者を惹き付けずには置かない不思議な魅力があります。『難波田龍起作品集』(講談社)にも収録されている代表作のひとつです。
「彫刻のある静物」1949年 油彩
51.6×64.0cm(F15)
サインあり
もう一点、「人と自然の時間 A」は、いわゆる難波田らしさの良く出た1989年の作品です。ペンの線と水彩で描かれており、色彩の奥に何かうごめく生命のようなものを感じます。既に80歳を過ぎて、それまでの人生を凝縮し、まさに詩作をするように一本一本吟味した線が引かれたのだと思います。
「人と自然の時間 A」1989年 水彩・ペン
36.0×53.0cm サインあり
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