「あら、尖端的ね。」
これは、実は展覧会のタイトルです。

ご紹介のタイミングが遅くなってしまいましたが、3月29日まで岡崎市美術博物館で開催されている大正末期から昭和初期にかけての都市文化および商業美術を絵画、版画、彫刻に限らず、雑誌やパンフレットなどの刊行物なども含めて展観する展覧会です。
当時、「モダン」や「尖端(せんたん)」といった言葉が流行し、新たな都市文化・消費文化が成熟を見せました。こういった動きは、1923年の関東大震災によって破壊された都市の復興によって促進され、「マヴォ」「バラック装飾社」「形而工房」などのグループが結成解消するなかで様々なジャンルを横断して発展しました。展覧会では、これらの流れを辿るとともに、この時代の感覚が現代にも通じるものがあるのではないかという視点で構成されています。巡回しないのが残念な展覧会です。(三浦次郎)
招待券が2枚あります。ご希望の方は、メールかお電話でご連絡ください。
この展覧会にも出品されている山名文夫を採り上げた「版画掌誌『ときの忘れもの』第2号」のご紹介です。第2号は、建築家・磯崎新とグラフィックデザインの先駆者・山名文夫の特集です。両名の作品集と、オリジナル版画作品が挿入されています。

山名文夫「作品名不詳」
1928年:原版制作(2000年:シルクスクリーン制作)
シルクスクリーンによるリプロダクション
17.7×12.0cm Ed.135
※A版・B版に挿入
B4判変型(32.3×26.2cm)、表紙シルクスクリーン刷り、本文28頁、限定=135部
A版=35部(1/135~35/135) 版画6点入り
磯崎新の新作銅版画 W103「ファテプール・シクリ1」、W104「ファテプール・シクリ2」、W105「アグラの赤い城」、W106「ファテプール・シクリ3」の4点と、、山名文夫の木口木版後刷り W108「蔵書票」1点とシルクスクリーンによるリプロダクション W107「作品名不詳」の1点、計6点を挿入。
B版=100部(36/135~135/135) 版画2点入り
磯崎新の新作銅版画 W106「ファテプール・シクリ3」の1点、山名文夫のシルクスクリーンによるリプロダクション W107「作品名不詳」の1点、計2点を挿入
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これは、実は展覧会のタイトルです。

ご紹介のタイミングが遅くなってしまいましたが、3月29日まで岡崎市美術博物館で開催されている大正末期から昭和初期にかけての都市文化および商業美術を絵画、版画、彫刻に限らず、雑誌やパンフレットなどの刊行物なども含めて展観する展覧会です。当時、「モダン」や「尖端(せんたん)」といった言葉が流行し、新たな都市文化・消費文化が成熟を見せました。こういった動きは、1923年の関東大震災によって破壊された都市の復興によって促進され、「マヴォ」「バラック装飾社」「形而工房」などのグループが結成解消するなかで様々なジャンルを横断して発展しました。展覧会では、これらの流れを辿るとともに、この時代の感覚が現代にも通じるものがあるのではないかという視点で構成されています。巡回しないのが残念な展覧会です。(三浦次郎)
招待券が2枚あります。ご希望の方は、メールかお電話でご連絡ください。
この展覧会にも出品されている山名文夫を採り上げた「版画掌誌『ときの忘れもの』第2号」のご紹介です。第2号は、建築家・磯崎新とグラフィックデザインの先駆者・山名文夫の特集です。両名の作品集と、オリジナル版画作品が挿入されています。

山名文夫「作品名不詳」1928年:原版制作(2000年:シルクスクリーン制作)
シルクスクリーンによるリプロダクション
17.7×12.0cm Ed.135
※A版・B版に挿入
B4判変型(32.3×26.2cm)、表紙シルクスクリーン刷り、本文28頁、限定=135部
A版=35部(1/135~35/135) 版画6点入り
磯崎新の新作銅版画 W103「ファテプール・シクリ1」、W104「ファテプール・シクリ2」、W105「アグラの赤い城」、W106「ファテプール・シクリ3」の4点と、、山名文夫の木口木版後刷り W108「蔵書票」1点とシルクスクリーンによるリプロダクション W107「作品名不詳」の1点、計6点を挿入。
B版=100部(36/135~135/135) 版画2点入り
磯崎新の新作銅版画 W106「ファテプール・シクリ3」の1点、山名文夫のシルクスクリーンによるリプロダクション W107「作品名不詳」の1点、計2点を挿入
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