マン・レイ展DM
ときの忘れもののホームページへのアクセスがおかげさまで30万件を突破しました。
開設してしばらくはほとんど何も反応がなかったのですが、今では営業的にもなくてはならないものとなりました。
「実物も見ずに作品を買ってくれるのか」と当初は疑念を持っていたのですが、時代は変わったのですね。もちろん、私たちも「実物が届いたらガッカリした」などとお客様に言われないよう最善を尽くしてきたつもりです。
さて、このブログはご承知の通り、老兵から若いスタッフに担当がかわり、内容も写真関係の記事が多くなりました。
「毎日更新」はなかなかたいへんで、スタッフも四苦八苦しているようです。ネタ切れのようなので本日は老兵から一言。
DSCF9244DSCF9245昨日は、明日3日から開催する「マン・レイ展」の展示を行いました(といっても私がやるわけではなく、スタッフたちが相談しながらやるわけですが)。
さほど広くないギャラリースペースですので、版画作品は全てを展示し切れませんでした。しかし、写真作品のほうは、予定通り全て展示しました。
DSCF9241DSCF9242マン・レイは私の好きな作家の一人で、それが証拠に「ときの忘れもの」の1995年開廊直後の第二回展「色彩と形象の交響 銅版画セレクション2」はマン・レイの銅版画などを展示しました。因みに第一回展は「白と黒の線刻 銅版画セレクション1」で長谷川潔・難波田龍起・駒井哲郎・瑛九の4作家の展示でした。いずれも私たちの大好きな作家たちで、こつこつと集めたコレクションをささやかな一軒家の展示スペースに飾ったのでした。
私は、マン・レイは版画から入りました。1974年に美術界に入ってから随分とたくさん扱ってきてはいるのですが、個展という形でご紹介するのは、実は今回が初めてです。
しかも今回は写真が主体です。30数年たって、ようやくマン・レイの多角的な魅力の一端に触れることができたわけです。
どうぞたくさんの皆さんのご来場をお待ちしています。11日(土)には、京都からマン・レイのコレクターとして誰一人知らぬ者はない石原輝雄さんをお招きしてギャラリー・トークを開催します。ぜひご参加ください。

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