6日イタリア中部を襲った地震の死者は、既に200人を超えたとのことです。
我が家にはテレビがないので、当初の情報はラジオしかなく、イタリア中部というのがどこを指すのか皆目わからず、ウンブリア州はペルジーノの生まれ故郷に住む小野隆生先生の安否が心配でした。
アトリエに電話しても応答がなく、岩手のご実家にまで電話してしまいました。
さすが、20歳そこそこで息子をイタリアに送り出したお母さんだけあって、「連絡がないから大丈夫だわ」とのお返事(連絡がないから心配とはならないらしい)でした。
今日になってやっと小野先生からファックスが入り、無事を確認できました。
どうやら、奥様の実家である北イタリアのもう一つのアトリエに滞在しているようです。
被災した方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、私たちのできる限りのことをしたいと思っています。
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「北イタリアでは異変はありませんでした。
10年前にウンブリア地方の地震帯南東部が今回の被災地になっています。
ご心配いただき有難うございます。急ぎお礼と現況にて。
ご自愛なさってください。  小野隆生」

消えた風の方角小野隆生「消えた風の方角」
1998年 テンペラ・板
101.5×75.5cm
サインあり

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