ときの忘れものでは、久保貞次郎-北川民次・竹田鎮三郎ラインによって紹介された、メキシコの作家の作品も多少在庫がございます。魅力的な作品なのですが、詳しいデータがないため、先日のセールやヤフーオークションに出品したときのように作者不詳ということになってしまい、もったいなく思っております。
数年前、フリーダ・カーロのブームがあって、メキシコの絵画に関心を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。いま、世田谷美術館では「メキシコ20世紀絵画展」と題した展覧会を開催しています。


会場に入るとすぐにフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」が出迎えてくれます。涙を流す自画像は、心身の痛みと戦い続けた彼女の人生そのものに思えます。残念ながらフリーダの絵はこれ1点のみです。
メキシコの絵画は、メキシコの社会・歴史と密接な関係があります。メキシコ革命から壁画運動が起きました。また、メキシコが植民地から独立し、国、民族のアイデンティティを確立していく模様が、そのまま絵画になっていると言って過言ではないでしょう。
今回、意外だったのがディエゴ・リベラの絵で、5点ほどありましたが、どれも割と静かで大人しい作品でした。力強くてごついシケイロスとは対照的でした。それぞれの画家が個性豊かで、メキシコの絵画の魅力を伝えてくれます。北川民次とともに村田簣史雄の抽象作品が2点展示されていましたが、ひじょうに美しく、具象ばかりの展示作品の中で異彩を放っていました。
「メキシコ20世紀絵画展」
会場:世田谷美術館
会期:2009年7月4日(土)~8月30日(日)
開館時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(7月20日(月)は開館、7月21日(火)は休館)
入場料:一般 1200円、高校生/65歳以上 900円、小中学生 500円
いまなおメキシコで制作を続ける竹田鎮三郎さんの作品をご紹介いたします。
竹田鎮三郎「エステバンの家」
油彩 1975年
59×80cm
サイン、年記あり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
数年前、フリーダ・カーロのブームがあって、メキシコの絵画に関心を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。いま、世田谷美術館では「メキシコ20世紀絵画展」と題した展覧会を開催しています。


会場に入るとすぐにフリーダ・カーロの「メダリオンをつけた自画像」が出迎えてくれます。涙を流す自画像は、心身の痛みと戦い続けた彼女の人生そのものに思えます。残念ながらフリーダの絵はこれ1点のみです。
メキシコの絵画は、メキシコの社会・歴史と密接な関係があります。メキシコ革命から壁画運動が起きました。また、メキシコが植民地から独立し、国、民族のアイデンティティを確立していく模様が、そのまま絵画になっていると言って過言ではないでしょう。
今回、意外だったのがディエゴ・リベラの絵で、5点ほどありましたが、どれも割と静かで大人しい作品でした。力強くてごついシケイロスとは対照的でした。それぞれの画家が個性豊かで、メキシコの絵画の魅力を伝えてくれます。北川民次とともに村田簣史雄の抽象作品が2点展示されていましたが、ひじょうに美しく、具象ばかりの展示作品の中で異彩を放っていました。
「メキシコ20世紀絵画展」
会場:世田谷美術館
会期:2009年7月4日(土)~8月30日(日)
開館時間:10:00-18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(7月20日(月)は開館、7月21日(火)は休館)
入場料:一般 1200円、高校生/65歳以上 900円、小中学生 500円
いまなおメキシコで制作を続ける竹田鎮三郎さんの作品をご紹介いたします。
竹田鎮三郎「エステバンの家」油彩 1975年
59×80cm
サイン、年記あり
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