“ときの忘れもの”今週のオークション　2009.09.12
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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9月19日まで「ジョナス・メカス新作展」を開催中です。今までの代表作を多く含んだ集大成的な展示になっています。ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジョージ・マチューナス、ジャクリーン・ケネディ、アンディ・ウォーホル、ロバート・フランク、アレン・ギンズバーグなど、時代のアイコンのような人物をとらえたものや、リトアニアの母親、娘のウーナさんといった家族をとらえたもの、そして、花や自然をとらえた美しい作品などをご覧いただいております。
5日には、詩人の吉増剛造さんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。吉増さんがこの日のために4日間かけて作ってくださったメモを読み上げながら会は進みました。ひとつひとつの言葉にメカスさんへの想いが込められていて、聞いているものにはそれが心地よく、またスリリングに感じられました。途中から、吉増さん秘蔵の貴重なVTRも披露いただき、充実したギャラリートークとなりました。
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＜＜今週の話題～続海外進出＞＞
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11月13日～16日までスイスのチューリッヒで開催されるアートフェア「KUNST 09 ZURICH」（15th INTERNATIONAL CONTEMPORARY ART FAIR）にときの忘れものが参加することは先週書きましたが、早速、展示する作品を船便で送る準備をしました。約2ヶ月間の長旅ですが、無事に到着する事を祈るばかりです。ヤフーオークションで落札された作品の多くはヤマト運輸の宅急便でお送りしていますが、殆んどが翌日、もしくは翌々日にお客様の手元に到着します。現代社会、何事も高速化が進んでいて、電子メールも1週間も返信が遅れると、大騒ぎになる時代です。作品と一緒に長い船の旅に出てみたいとは思いますが、なかなかそうは行きません。