「日記」シリーズを淡々と作り続ける野田哲也の作品をご紹介いたします。
芸大在学中に、日々の課題をこなす毎日に現実味を持てず、思いついてはじめたのが「絵日記」連作で、そこから現在の「日記」シリーズへとつながっていきます。子どもの頃から好きだった写真をイメージとして使いますが、写真はスケッチのようなもので、そこから不要なものを削り、あるいは書き加えて謄写版、シルクスクリーン、木版によって作品にします。
モチーフとなるのは、家族や菜園の野菜など身の回りのものや日常の出来事などで、とりたててドラマチックなわけではないものの、どれも作家にとっては大切な宝物なのです。
野田哲也「Diary May 17th '87」
1984年 木版、シルクスクリーン
20.0x30.8cm Ed.60
サインあり
野田哲也「Diary Nov. 18th '76(a)」
1976年 木版、シルクスクリーン
47.2x36.8cm Ed.100
サインあり
野田哲也「Diary Jan. 15th '77」
1977年 木版、シルクスクリーン
35.7x50.8cm Ed.100
サインあり
◆野田哲也(のだ てつや 1940年熊本県生まれ)
野田哲也のライフワークである「日記」シリーズは、1968年の第6回東京国際版画ビエンナーレ展で国際大賞を受賞するなど、その始まりから高い評価を受けています。作家自身が撮影した写真を使い、主にシルクスクリーンと木版の併用技法により作家の日常を淡々と綴っているこの大連作は、見るものにあらためて生きることとはどういうことかを考えさせます。題名は全て「日記」の日付になっていて、作家自身の家族や知人の肖像、旅や日常的な光景などが記録されています。
東京芸術大学美術学部油絵科卒業。以後、クラコウ国際版画ビエンナーレ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ノルウェー国際版画ビエンナーレ、イギリス国際版画ビエンナーレ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレなど各国際展で軒並み受賞。日本を代表する版画作家として活躍を続けています。
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芸大在学中に、日々の課題をこなす毎日に現実味を持てず、思いついてはじめたのが「絵日記」連作で、そこから現在の「日記」シリーズへとつながっていきます。子どもの頃から好きだった写真をイメージとして使いますが、写真はスケッチのようなもので、そこから不要なものを削り、あるいは書き加えて謄写版、シルクスクリーン、木版によって作品にします。
モチーフとなるのは、家族や菜園の野菜など身の回りのものや日常の出来事などで、とりたててドラマチックなわけではないものの、どれも作家にとっては大切な宝物なのです。
1984年 木版、シルクスクリーン
20.0x30.8cm Ed.60
サインあり
1976年 木版、シルクスクリーン
47.2x36.8cm Ed.100
サインあり
1977年 木版、シルクスクリーン
35.7x50.8cm Ed.100
サインあり
◆野田哲也(のだ てつや 1940年熊本県生まれ)
野田哲也のライフワークである「日記」シリーズは、1968年の第6回東京国際版画ビエンナーレ展で国際大賞を受賞するなど、その始まりから高い評価を受けています。作家自身が撮影した写真を使い、主にシルクスクリーンと木版の併用技法により作家の日常を淡々と綴っているこの大連作は、見るものにあらためて生きることとはどういうことかを考えさせます。題名は全て「日記」の日付になっていて、作家自身の家族や知人の肖像、旅や日常的な光景などが記録されています。
東京芸術大学美術学部油絵科卒業。以後、クラコウ国際版画ビエンナーレ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ノルウェー国際版画ビエンナーレ、イギリス国際版画ビエンナーレ、リュブリアナ国際版画ビエンナーレなど各国際展で軒並み受賞。日本を代表する版画作家として活躍を続けています。
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