ときの忘れものでは、12月15日（火）から「細江英公写真展　新版・鎌鼬」展を開催いたします。過日、その打ち合わせで細江英公写真芸術研究所に伺いました。
9月のキューバへの撮影旅行の後、11月3日（月）からJCIIフォトサロンでキューバで撮影した作品の展示が始まるため、前日までその準備に追われていたとのことでしたが、お話を伺うと、11月にはイタリアのルッカで開催される「ルッカ・ディジタル・フォト・フェスティバル」で、2009マスターに選ばれて、120mの展示スペースに作品を展示する予定だそうです。未だ留まることを知らないそのアグレッシブさに頭が下がります。
12月のときの忘れものでの個展は、11月に青幻舎から出版される「鎌鼬　新装普及版」の出版記念展として、「鎌鼬」シリーズ42点を前期（12月15日～26日）と後期（2010年1月6日～16日）に分けて展示いたします。未発表作品8点を含むこの展示は、20x24インチのエプソンのディジタル・アーカイバル・プリントでご覧いただきます。黒の深みや高精彩さには細江先生もたいへん満足なさっていています。
12月19日（土）17時より細江先生によるギャラリートーク（要予約、会費1,000円）とサイン会（18時ごろより、無料）を予定しております。
どうぞお楽しみに！

鎌鼬　作品17細江英公　Eikoh HOSOE
「鎌鼬　作品17」
1965年（printed later）
ゼラチンシルバープリント
20.4x30.4cm
サインあり
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