昨日で「S氏コレクション駒井哲郎PARTⅠ展」は終了しました。
最終日には、老舗画廊Aさん父子、サラリーマンコレクターとして名高いSさん(今回のSさんとは別人)など多彩な方々が訪れ、Sさんと版画談義を交わされていました。
最後は、駒井哲郎先生がパリ留学時代をともに過ごしたN先生が差し入れてくださった50度というリキュールでSさんと乾杯し、9日間の展示を締めくくりました。
ご来廊の皆さん、画廊コレクションをお買い上げいただいたお客様に厚く御礼申し上げます。
駒井展示1
駒井展示5
今までにない複数展示(別バージョンや刷りの異なるものの同時展示)の面白さをこのブログでも紹介したかったのですが、片やテグのアートフェアでスタッフの大半が出張、片や来週末に開催する恒例の謝恩セールの準備と、まことに忙しい毎日で、落ち着いて原稿を書くことができませんでした。

駒井展示3しかし、これだけ異色の展示は記録としても重要ですので、「ときの忘れものアーカイブス」としてカタログを作成します。テキストも、某美術館の学芸員の方にお願いしてあります。
12月中には出せると思いますのでご期待ください。


さて、次回12月5日、6日は年末恒例の謝恩セールです
美しいセール
今回は「美しいセール」と銘打ったとおり、新入荷作品をはじめとする画廊コレクションの中から、油彩、水彩、オブジェ、版画、写真、家具など70点~80点を、二日間のみの特別価格にて頒布します。
会期=2009年12月5日(土)、6日(日)の二日間のみ(12時~19時)
土曜、日曜の開催ですので、遠方の方も、ぜひご来場ください。

山村耕花
No.65 山村耕花「踊り 上海ニューカルトン所見」
1924年(大正13) 木版 40.0×27.4cm 版上サイン

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◆ときの忘れものは、11月25日~29日:韓国大邱アートフェア(2009 Daegu Art Fair)に出展しています。
フェア前半は人もまばらで苦戦していたようですが、さすがに土曜日は客も多く、昨夜遅く入った売り上げ報告によると、若いスタッフたちが大健闘しているようです。