指名手配

連日、来廊者の絶えることがない。
もちろん井桁さんのネットワークと「人形」という世界の広がりとが相俟っての人波で（なにしろときの忘れものは５人も入れば息苦しくなる狭い空間ですので）、主催者としてこんなに嬉しいことはありません。

それはそうと、画廊の中(裏）では実はある作品を探しててんやわんや（ご注文をいただいたのにあるべきコーナーに無い！）。亭主と社長とは早朝風邪気味の体調をおして倉庫へ、某作家の作品探索に向かいました。２時間ほど探したのですが成果なし。いったいどこに紛れてしまったのか、ただいま指名手配中。
こういうときは冷静に、しばらく時間をおいて探すとひょいと出てくるのだけれど・・・・

さて「井桁裕子作品展　私小説―肖像の人形」の会期も今日と明日の二日。存在感溢れる肖像人形の世界をどうぞお見逃しなく。
12～19時まで開廊しています。
連日の出勤で、井桁さんも少々お疲れの様子。
でも、たくさんの方と話すことで、また次への創作の意欲が湧いてくるのが傍でみていてもよくわかります。個展が作家にとっていかに大きな意味を持つか、あらためて痛感している毎日です。