午前中の新幹線のぞみで、亭主と社長、それに助っ人の宮脇愛子アトリエのMさんの三人で京都に向かいます。
明日から始まる「アートフェア京都」に出展するためです。今回は一番広い部屋なので、先日ご紹介したように存在感のある作品をセレクションしました。
作品によっては特別制作の展示台や、照明器具なども必要なので、思ったより大量の荷物となり、昨日集荷に来た輸送会社の運転手さんは呆然としていたようです。
午後1時から搬入、展示作業ですが、宮脇先生の真鍮による立体作品や、尾形一郎・優さんの「ナミビア:室内の砂丘」シリーズ(120cmの特大スケール)の設置にはかなり労力を費やすことになりそうです。
今回はジョック・スタージスさんの東日本大震災支援企画・新作個展と会期が重なったため、若いスタッフたちには画廊でスタージス作品の販売に全力を挙げてもらい、社長と老亭主は関西のお客様にご挨拶でき、かつ京都で新たな顧客にめぐり合えることを期待していきます。
亭主は最近とみに物忘れがひどく、固有名詞がなかなか出てきません。どうぞ気の毒と思い、皆さんのほうからお声をかけてくれると助かります。
421号室でお待ちしています。

先日、沖縄の画廊・上原さんのことを少し紹介しましたが、「國吉和夫写真展」のご案内をいただいたので、ご紹介します。

國吉展フライヤー1國吉展フライヤー2

画廊沖縄より個展のご案内を申し上げます。
2011年「生命―War」企画シリーズー①は、1970年より沖縄の米軍基地の軍事訓練を激写してきた写真家の國吉和夫(1946年生まれ)の布プリント作品(60×90cm)30点を中心に、紙焼きの写真40点を展示します。

主催:画廊沖縄
会期:2011年5月20日~5月29日
   *23日(月)は休廊
*初日(20日)金曜日は午後7時より作家トークとオープニングパーティーを致します。

國吉和夫/くによしかずお(写真家)。
1946年沖縄市生まれ。
1970年に琉球新報社入社。報道カメラマンとして活躍してきた。特に在沖米軍の軍事訓練に肉薄し、そのリアリティー溢れる写真は注目された。
1984年「観光コースでない沖縄」共著(高文研)
1987年 写真集「基地沖縄」(ニライ社)
1995年「これが沖縄の米軍基地だ」石川真生と共著(高文研)
2000年「琉球グスク群」(琉球新報社)などの写真集を出し、現在はフリージャーナリストの写真家として活躍中。
個展やグループ展でもスーパーショットの作品を発表し、島の内側から軍隊とその存在理由を問い続ける。

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