4泊5日、京都でのアートフェア出展を終え、昨日帰宅しました。
会場の様子は新人・新澤の3回にわたるレポートでご覧いただきましたが、はからずも新人スタッフのデビューとなりました。
当初は、大枚はたいて購入したノートパソコンから自ら発信報告するつもりでした。ところが昨年と異なり会場の建物が古いためか、無線ランの接続に45,000円もかかるとか、宿泊したホテルにも接続の設備がない!とか、予想外の事態。機械音痴の亭主にはさっぱりわかりませんでしたが、何とかのカードを使って手続きするとネットに繫がるらしい。亭主はもうお手上げで、画面を見ることさえできない。すべて新人にまかせちゃいました。
結果はご覧の通りで、案ずるより産むが易し。他の画廊さんの出展作品の紹介やコメントなど、亭主の好みとは全く異なり(笑)、若者にまかせちゃった方が早いし、面白いということを痛感した次第であります。
今回の売上げ成績は残念ながら昨年を上回ることはできませんでしたが収穫も多いフェアでした。
アートフェアで作品を買うという文化が根付いていない日本にあってフェアに出たら即作品が売れるというようなことは稀で、普段お会いすることのないネットのお客様への営業が重要と考えておりました。経費を考えると大赤字でしたが、ご案内したお客様にたくさんご来場いただいたことは嬉しいことでした。
幸運なことに初めてのお客様にも作品をご購入いただきました。
新人の語学力のおかげで韓国など海外からの画廊さんとも多数面識を得ることもできました。いただいた数十枚の名刺をこれから整理しなければ。
マン・レイ・イストの石原さんがご自身のブログにときの忘れもののブースを紹介してくださいました。
初めてお会いした亰彌齋さんにもブログ「亰雜物的野乘」で井桁裕子作品の紹介をしていただきました。

初日のレセプションにて
左から社長、西田画廊の西田さん、
亭主と森美術館の高橋さん
主催者の皆さんのご尽力には頭がさがります。
特に初日のレセプションは海外からのお客様のおもてなしとしては最高の内容でした。
会期中、国立京都国際会館のひろびろとした庭園の一角、宝松庵で表千家の人たちによって設けられたお茶の席も美しい新緑と爽やかな風と相俟って心に残るひとときでした。
ご来場いただいた皆様、作品をご購入いただいた皆様には心より御礼を申し上げます。
5月29日から個展を開催する光嶋裕介さんが本日18時10分から半までの20分間、TOKYOFMのラジオ番組『シンクロのシティ』にゲスト出演しますので、ぜひお聴きください。
インターネットのRADIKOからも聴けるそうです。
木場の東京都現代美術館で開催されている「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」の会期終了が迫ってきました。
靉嘔先生というと、「虹の画家」というイメージが強いのですが(それはそれとして凄いことですが)、国際的なレベルで幅広い制作活動をしてきたことがもっともっと評価されていい。
瑛九らとのデモクラート美術家協会を解散後(解散宣言は靉嘔執筆)、1958年に渡米し国際的な前衛美術運動である「フルクサス」に参加し、日常の行為や物を素材に、匂いや触覚など五感で体感するアートを追究。
今回の大規模な回顧展では、観客参加型のインスタレーションと30mにおよぶ新作絵画を中心に、油彩、版画、パフォーマンスの記録と再現などでその足跡をたどっています。
5月6日までですので、連休中にぜひお出かけください。
靉嘔 ふたたび虹のかなたに
会期=2012年2月4日〜5月6日 月曜日休館日
10:00〜18:00(17:30)
料金 一般1100円、大・65歳以上850円、中高550円
会場=東京都現代美術館


ときの忘れものコレクションから虹ではない靉嘔の初期作品をご紹介します。

靉嘔 Ay-O「作品」
1958年 油彩 32.0x41.0cm
Signed

靉嘔「アンフォルメルNo.91」
1957年 リトグラフ
43.6x30.0cm Ed.20
Signed
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会場の様子は新人・新澤の3回にわたるレポートでご覧いただきましたが、はからずも新人スタッフのデビューとなりました。
当初は、大枚はたいて購入したノートパソコンから自ら発信報告するつもりでした。ところが昨年と異なり会場の建物が古いためか、無線ランの接続に45,000円もかかるとか、宿泊したホテルにも接続の設備がない!とか、予想外の事態。機械音痴の亭主にはさっぱりわかりませんでしたが、何とかのカードを使って手続きするとネットに繫がるらしい。亭主はもうお手上げで、画面を見ることさえできない。すべて新人にまかせちゃいました。
結果はご覧の通りで、案ずるより産むが易し。他の画廊さんの出展作品の紹介やコメントなど、亭主の好みとは全く異なり(笑)、若者にまかせちゃった方が早いし、面白いということを痛感した次第であります。
今回の売上げ成績は残念ながら昨年を上回ることはできませんでしたが収穫も多いフェアでした。
アートフェアで作品を買うという文化が根付いていない日本にあってフェアに出たら即作品が売れるというようなことは稀で、普段お会いすることのないネットのお客様への営業が重要と考えておりました。経費を考えると大赤字でしたが、ご案内したお客様にたくさんご来場いただいたことは嬉しいことでした。
幸運なことに初めてのお客様にも作品をご購入いただきました。
新人の語学力のおかげで韓国など海外からの画廊さんとも多数面識を得ることもできました。いただいた数十枚の名刺をこれから整理しなければ。
マン・レイ・イストの石原さんがご自身のブログにときの忘れもののブースを紹介してくださいました。
初めてお会いした亰彌齋さんにもブログ「亰雜物的野乘」で井桁裕子作品の紹介をしていただきました。

初日のレセプションにて
左から社長、西田画廊の西田さん、
亭主と森美術館の高橋さん
主催者の皆さんのご尽力には頭がさがります。
特に初日のレセプションは海外からのお客様のおもてなしとしては最高の内容でした。
会期中、国立京都国際会館のひろびろとした庭園の一角、宝松庵で表千家の人たちによって設けられたお茶の席も美しい新緑と爽やかな風と相俟って心に残るひとときでした。
ご来場いただいた皆様、作品をご購入いただいた皆様には心より御礼を申し上げます。
5月29日から個展を開催する光嶋裕介さんが本日18時10分から半までの20分間、TOKYOFMのラジオ番組『シンクロのシティ』にゲスト出演しますので、ぜひお聴きください。
インターネットのRADIKOからも聴けるそうです。
木場の東京都現代美術館で開催されている「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」の会期終了が迫ってきました。
靉嘔先生というと、「虹の画家」というイメージが強いのですが(それはそれとして凄いことですが)、国際的なレベルで幅広い制作活動をしてきたことがもっともっと評価されていい。
瑛九らとのデモクラート美術家協会を解散後(解散宣言は靉嘔執筆)、1958年に渡米し国際的な前衛美術運動である「フルクサス」に参加し、日常の行為や物を素材に、匂いや触覚など五感で体感するアートを追究。
今回の大規模な回顧展では、観客参加型のインスタレーションと30mにおよぶ新作絵画を中心に、油彩、版画、パフォーマンスの記録と再現などでその足跡をたどっています。
5月6日までですので、連休中にぜひお出かけください。
靉嘔 ふたたび虹のかなたに
会期=2012年2月4日〜5月6日 月曜日休館日
10:00〜18:00(17:30)
料金 一般1100円、大・65歳以上850円、中高550円
会場=東京都現代美術館


ときの忘れものコレクションから虹ではない靉嘔の初期作品をご紹介します。

靉嘔 Ay-O「作品」
1958年 油彩 32.0x41.0cm
Signed

靉嘔「アンフォルメルNo.91」
1957年 リトグラフ
43.6x30.0cm Ed.20
Signed
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