明日から「野田英夫・北川民次・国吉康雄展~太平洋に架けた夢」を開催します。
会期=2013年4月19日[金]―4月27日[土] 12:00-19:00 ※会期中無休
野田北川国吉展

19世紀末から20世紀の前半にかけて、ヨーロッパ、とりわけフランスの美術に強い関心が向けられていた日本の近代洋画界。多くの日本人画家がパリを目指し、ヨーロッパ美術の斬新なスタイルを学 ぶなかで、当時の美術界が特に注目していなかったアメリカ大陸で作家活動を始めた作家たちがいます。彼等はその地に根を張り生活を送りながら、自己の体験 をもとに制作を続けました。
本展では、太平洋を往来し芸術家として自己を形成していった三作家の作品約25点をご覧いただきます。
01
正面黒壁には北川民次の1947年の異色作品(油彩)。

02
画廊の奥から入り口を見る。

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社会の中心から疎外された弱い立場の人々に目を向けた作品を描いた国吉康雄の素描(右)とリトグラフ。

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市井の人々を温かなまなざしで描いた作品が日米で高い評価を得ている野田英夫の油彩(右)と素描作品。

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1914年に渡米した後メキシコに渡り、アカデミックな美術概念から開放された独自の作風を形成した北川民次の油彩(右)と素描作品。

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北川民次の素描(右3点)と初期木版画。

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北川民次のリトグラフ2点。

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国吉康雄のリトグラフ「綱渡り

出品リストはホームページに掲載しました。