全国4会場を巡回する「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展」が瀧口修造ゆかりの小樽で始まりました。
このブログでエッセイ「瀧口修造の箱舟」を連載し、また今回の展覧会図録(下記参照)にも執筆している土渕信彦さんはオープニングだけでなく先日開かれた巌谷國士先生の講演会にも遠路かけつけたようです。
東京には巡回しないので、小樽は無理としても亭主としては盛岡、足利あたりにはぜひ行きたいと思っております。


2013年5月18日(土)~6月30日(日)
休館日:月曜と祝日の翌日
小樽市立小樽美術館(色内1丁目9番5号)
市立小樽文学館(同じ建物)
TEL 0134-34-0035
瀧口修造(1903-1979)は、戦前からシュルレアリスムの紹介者として歴史的な存在であると同時に、詩作、造形美術の実践にあたったシュルレアリストとして今なお注目される存在です。
瀧口の批評の眼、思想は、1958年生涯最初で最後のヨーロッパ旅行において一つの転換点を迎えたと言われていますが、本展ではその1958年の旅行を糸口に、シュルレアリスムに至る精神形成がなされた青年期の小樽時代から、やがてアンドレ・ブルトンの著作に衝撃を受けて西洋美術へと分け入った半生をたどります。
瀧口が詩から西洋美術へとしだいに関心を移すなかで、どのような批評精神を持っていったのかを可能な限り実作品によって展覧し、これまで紹介されることのなかった新たな側面を探るとともに、未だ詳らかではない瀧口の小樽時代を検証し、そこからシュルレアリストとしての瀧口の生涯と業績の俯瞰を試みます。(小樽市HPの同展案内欄より)
『詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展』図録
2013年
市立小樽美術館 発行
187ページ
29.7x21.0cm
テキスト:
巌谷國士
吉増剛造
亀井秀雄(市立小樽文学館長)
土渕信彦
池田良平(天童市美術館)
小樽から取り寄せた上掲カタログを読むと(まだ着いたばかりなのでパラパラ程度)、わが瑛九の作品(銅版)も出品されています。
瑛九は瀧口が企画を主導していたタケミヤ画廊で数回個展を開いており、瀧口も瑛九の銅版について書いています。
5冊ほど取り寄せたので、ご希望の方は画廊にお申し込みください。
●巡回展日程
萬鉄五郎記念美術館:7月13日~ 9月23日
天童市美術館:10月3日~10月27日
足利市立美術館:11月3日(日)~12月23日(月・祝)
このブログでエッセイ「瀧口修造の箱舟」を連載し、また今回の展覧会図録(下記参照)にも執筆している土渕信彦さんはオープニングだけでなく先日開かれた巌谷國士先生の講演会にも遠路かけつけたようです。
東京には巡回しないので、小樽は無理としても亭主としては盛岡、足利あたりにはぜひ行きたいと思っております。


2013年5月18日(土)~6月30日(日)
休館日:月曜と祝日の翌日
小樽市立小樽美術館(色内1丁目9番5号)
市立小樽文学館(同じ建物)
TEL 0134-34-0035
瀧口修造(1903-1979)は、戦前からシュルレアリスムの紹介者として歴史的な存在であると同時に、詩作、造形美術の実践にあたったシュルレアリストとして今なお注目される存在です。
瀧口の批評の眼、思想は、1958年生涯最初で最後のヨーロッパ旅行において一つの転換点を迎えたと言われていますが、本展ではその1958年の旅行を糸口に、シュルレアリスムに至る精神形成がなされた青年期の小樽時代から、やがてアンドレ・ブルトンの著作に衝撃を受けて西洋美術へと分け入った半生をたどります。
瀧口が詩から西洋美術へとしだいに関心を移すなかで、どのような批評精神を持っていったのかを可能な限り実作品によって展覧し、これまで紹介されることのなかった新たな側面を探るとともに、未だ詳らかではない瀧口の小樽時代を検証し、そこからシュルレアリストとしての瀧口の生涯と業績の俯瞰を試みます。(小樽市HPの同展案内欄より)
『詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム展』図録2013年
市立小樽美術館 発行
187ページ
29.7x21.0cm
テキスト:
巌谷國士
吉増剛造
亀井秀雄(市立小樽文学館長)
土渕信彦
池田良平(天童市美術館)
小樽から取り寄せた上掲カタログを読むと(まだ着いたばかりなのでパラパラ程度)、わが瑛九の作品(銅版)も出品されています。
瑛九は瀧口が企画を主導していたタケミヤ画廊で数回個展を開いており、瀧口も瑛九の銅版について書いています。
5冊ほど取り寄せたので、ご希望の方は画廊にお申し込みください。
●巡回展日程
萬鉄五郎記念美術館:7月13日~ 9月23日
天童市美術館:10月3日~10月27日
足利市立美術館:11月3日(日)~12月23日(月・祝)
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