現在開催中の「7月の画廊コレクション~ドローイング展」より、蛯名優子「01. e-12」をご紹介します。
蛯名優子
"01. e-12"
2001年
水彩、紙
61.0x79.0cm
サインあり
蛯名の描く作品にはどことなく有機的なかたちが現れ、落ち着いた色彩と相まって柔らかさとゆったりした動きを感じさせます。
絵の具の滲みを効果的に用いており、まるで水の動きを閉じ込めているかのようです。
1970年岩手県に生まれた蛯名優子は、1995年に多摩美術大学大学院を卒業した後、主にアクリル画による作品制作を行いました。1999年以降は、制作の主体を水彩画に移し、紙自体の白を生かした作風により浮遊感や穏やかさといった印象がより強くなっていきました。
紙の上で水が蒸発することによって定着する描かれたイメージは、蛯名が幼いころに見ていた北国の原風景であったり、読み耽った民話や物語からの連想であるといいます。
また、アクリルから水彩へ絵の具が代わった頃から本の制作も行っています。さまざまな文字や言葉、あるいは言語に関することをモチーフとしており、別の表現方法を用いながらも絵画と共通した蛯名の世界がそこには広がっています。
展示風景
左から:蛯名優子、若林奮、松本竣介
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
■蛯名優子 Yuko EBINA(1970-)
1970年 岩手県生まれ。1995年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
1991年に「第27回神奈川県美術展」神奈川県立近代美術館賞を受賞。大学院卒業後の1999年に第13回ホルベイン・スカラシップを獲得。2004年から2005年まではポーラ美術振興財団在外研修員として、翌2006年から2007年にかけては文化庁芸術家在外派遣研修員としてオランダ・アムステルダムに滞在。
公式サイト:http://www.geocities.jp/yukoebi/
◆ときの忘れものは、2013年7月10日(水)~7月18日(木)「7月の画廊コレクション~ドローイング展」を開催しています。(*日曜・月曜休廊)
短い会期で、7月14日・15日は休廊ですのでご注意ください。

若林奮、大宮政郎、小野隆生、松本竣介、蛯名優子、O Jun、舟越直木、二木直巳、辰野登恵子
蛯名優子"01. e-12"
2001年
水彩、紙
61.0x79.0cm
サインあり
蛯名の描く作品にはどことなく有機的なかたちが現れ、落ち着いた色彩と相まって柔らかさとゆったりした動きを感じさせます。
絵の具の滲みを効果的に用いており、まるで水の動きを閉じ込めているかのようです。
1970年岩手県に生まれた蛯名優子は、1995年に多摩美術大学大学院を卒業した後、主にアクリル画による作品制作を行いました。1999年以降は、制作の主体を水彩画に移し、紙自体の白を生かした作風により浮遊感や穏やかさといった印象がより強くなっていきました。
紙の上で水が蒸発することによって定着する描かれたイメージは、蛯名が幼いころに見ていた北国の原風景であったり、読み耽った民話や物語からの連想であるといいます。
また、アクリルから水彩へ絵の具が代わった頃から本の制作も行っています。さまざまな文字や言葉、あるいは言語に関することをモチーフとしており、別の表現方法を用いながらも絵画と共通した蛯名の世界がそこには広がっています。
展示風景
左から:蛯名優子、若林奮、松本竣介こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
■蛯名優子 Yuko EBINA(1970-)
1970年 岩手県生まれ。1995年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
1991年に「第27回神奈川県美術展」神奈川県立近代美術館賞を受賞。大学院卒業後の1999年に第13回ホルベイン・スカラシップを獲得。2004年から2005年まではポーラ美術振興財団在外研修員として、翌2006年から2007年にかけては文化庁芸術家在外派遣研修員としてオランダ・アムステルダムに滞在。
公式サイト:http://www.geocities.jp/yukoebi/
◆ときの忘れものは、2013年7月10日(水)~7月18日(木)「7月の画廊コレクション~ドローイング展」を開催しています。(*日曜・月曜休廊)
短い会期で、7月14日・15日は休廊ですのでご注意ください。

若林奮、大宮政郎、小野隆生、松本竣介、蛯名優子、O Jun、舟越直木、二木直巳、辰野登恵子
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