「細江英公写真展ー抱擁」は本日が最終日です。
狭い画廊空間に大きな大きな写真作品７点が圧倒的な迫力をもって展示されています。
なかなか展示する機会のなかったものですので、どうぞお見逃しなく。
夜７時まで開催しています。

いらしたお客様が、ブログやフェイスブック、ツイッターで感想を書いたり、または画像を載せてくださる。ありがたいことです。
以下の画像は、ときの忘れものの外観ですが、いずれもお客様が撮影してネットで公開されたものです。
昼と夜。
写真で観るとなかなか風情がありますね（もちろん実際にも楽しんでいただけると思います）。


ネットで紹介した作品、当方が削除しない限り、何年たってもそのまま掲載されています。
私たちがとうに忘れていたものも、ネットで検索し見つけたお客様から問合せがある。
ご紹介するのは、舟越桂の銅版画処女作（３点連作）の中の一点です。

舟越桂
「教会とカフェのために 2」
1987年　銅版
14.8×9.6cm　　
Ed.50
Singed　

舟越桂先生は1982年に銀座のギャラリーオカベで初個展を開催します。
その後、1986年～87年にかけて文化庁の在外研修員に選ばれロンドンに留学します。
そのとき初めて銅版画３点を制作されました。
レゾネNo.1「教会とカフェのために１」
レゾネNo.2「教会とカフェのために2」
レゾネNo.3「静かな鏡のために」
いずれも版サイズは14.8×9.6cm、Ed.50です。
ロンドンでは３点のみが作られ、次の版画制作は1990年になってからです。
稀少な処女作といえるでしょう。
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