昨日は2015年を振り返りましたが、いつものことながら山(高揚)あり、谷(落胆)ありの一年。
80歳になられた植田実先生の生涯二度目の個展で始まり、春には木下庸子さんとの共著『いえ 団地 まち――公団住宅設計計画史』が日本建築学会著作賞受賞という慶事があり、年末には『集合住宅30講』のサイン会と、植田先生で始まり植田先生で終わった一年でもありました。
亭主個人の事情を申すと、新年早々からひどいアレルギーで寝込んでしまいました。
医者から「根本的にからだを立て直さないと、だめになるぞ」と脅かされ、毎日6種類もの薬を飲み、朝6時に起床してラジオ体操を始めました。いつもは三日坊主なのですが、夜は寝たきり老人の悪夢にうなされ、出勤してもボーとしている状態ではさすがに亭主も心を入れ替え、いまのところ寝過ごしたのは一日だけ、早寝早起きを励行しております。
問題はここ数年来の難聴で、初対面のお客様のおっしゃることはほとんど聴取不能。スタッフがそばにいてくれないと打合せも商談もできません。
生き甲斐だったマンドリンも指揮者の声が聞こえない有様で、数年前から舞台をおり、いまは裏方に回っています。
愚痴はこのへんでやめて、嬉しい出来事のご報告。
七十にして立つ!


某月某日、とある町の市民会館で「アジカン」のコンサートがありました。
正式名称は 「アジアンカンフージェネレーション」 、後藤正文さんたち4人組ロックバンドです。
後藤さんが光嶋裕介さんの個展に来られて意気投合(したらしい)。全国ツアーの舞台設計を光嶋さんが手がけた。
2014年9月
光嶋さんとアジカンの後藤正文さん(右)。
<今までは「思想家内田樹の自宅兼道場・凱風館の設計で知られる」と紹介されていたが、最近では「Asian Kung-Fu Generationのステージデザインも手がける」という風に紹介されることも多くなった。
(光嶋裕介さんのtwitterより)>
ロックも、アジカンも、何も知らない亭主と社長は光嶋さんのご招待で生まれてはじめて熱気むんむんのコンサート会場の特等席で、大音響の2時間半を、立ちぱなしで楽しみました。
あれは座っていちゃあだめなんですね(笑)。
70歳にして初体験でありました。


海辺のホテルに泊まり、温泉に入りのんびり過ごしました。
●アジカンの舞台美術に関連した光嶋裕介さんのポストカード5枚セット
原画
「Easter」
2015年
21.0x32.8cm
原画
「Wonder Future」
2015年
21.0x32.8cm
原画
「幻想都市風景2015-Green」
2015年
32.8x21.0cm
サインあり
原画
「幻想都市風景2015-Red」
2015年
42.0x32.8cm
サインあり
原画
「幻想都市風景2015-Blue」
2015年
21.0x32.8cm
サインあり
5枚組価格:500円 送料82円(計582円は切手で結構です)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
「描く建築家」光嶋さんの三度目の個展を今秋計画しています。
以下は先日TBSテレビで放映された、『オトナの!』という番組のYoutube版。
画家・絵本作家の安野光雅さんと光嶋さんのトークショーです。
YoutubeよりTBSテレビ『オトナの! #080 安野光雅 光嶋裕介 前編』
YoutubeよりTBSテレビ『オトナの! #080 安野光雅 光嶋裕介 後編』
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お客さまあっての画廊、今年も多くの方に作品をお買い上げいただき、おかげさまで開廊20周年を無事乗り切ることができました。
歳をとると、新しいことより、今までやってきたことの繰り返しが多くなります。
自戒し、若い人たちの力を結集してワクワク感ある企画に取り組みたと思います。
ブログは執筆陣のご協力で明日の元旦(大竹昭子さん)も明後日も、年中無休で発信します。
ありがとうございました。
皆さん、良いお年を!!
◆冬季休廊
2015年12月27日(日)―2016年1月4日(月)はギャラリーをお休みします。
新年の営業は1月5日(火)からです。
◆ときの忘れものは2016年1月6日[水]―1月16日[土]「中藤毅彦写真展 Berlin 1999+2014」を開催します(*会期中無休)。
写真家・中藤毅彦は、世界各地の都市を訪れ、それぞれの都市の違いに興味を惹かれ、一貫してストリートスナップを撮り続けています。
2001年に初めて東欧の旧社会主義国を訪れてからは、さらに都市の持つ歴史的意味合いにも思いを馳せるようになりました。2014年に出版した『STREET RAMBLER』(ギャラリー・ニエプス刊)には、キューバの首都ハバナに始まり、ニューヨーク、モスクワ、上海、パリ、ベルリン、東京の20世紀に劇的な変化を遂げた各都市の姿が収録されており、本写真集で2015年の第24回林忠彦賞を受賞しました。
本展では1999年と2014年の15年の年月を隔てたベルリンの都市や人々を撮影した写真作品を約25点出品します。
●1月9日(土)18時より中藤毅彦さんと金子隆一さん(写真史家)によるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申込ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com
80歳になられた植田実先生の生涯二度目の個展で始まり、春には木下庸子さんとの共著『いえ 団地 まち――公団住宅設計計画史』が日本建築学会著作賞受賞という慶事があり、年末には『集合住宅30講』のサイン会と、植田先生で始まり植田先生で終わった一年でもありました。
亭主個人の事情を申すと、新年早々からひどいアレルギーで寝込んでしまいました。
医者から「根本的にからだを立て直さないと、だめになるぞ」と脅かされ、毎日6種類もの薬を飲み、朝6時に起床してラジオ体操を始めました。いつもは三日坊主なのですが、夜は寝たきり老人の悪夢にうなされ、出勤してもボーとしている状態ではさすがに亭主も心を入れ替え、いまのところ寝過ごしたのは一日だけ、早寝早起きを励行しております。
問題はここ数年来の難聴で、初対面のお客様のおっしゃることはほとんど聴取不能。スタッフがそばにいてくれないと打合せも商談もできません。
生き甲斐だったマンドリンも指揮者の声が聞こえない有様で、数年前から舞台をおり、いまは裏方に回っています。
愚痴はこのへんでやめて、嬉しい出来事のご報告。
七十にして立つ!


某月某日、とある町の市民会館で「アジカン」のコンサートがありました。
正式名称は 「アジアンカンフージェネレーション」 、後藤正文さんたち4人組ロックバンドです。
後藤さんが光嶋裕介さんの個展に来られて意気投合(したらしい)。全国ツアーの舞台設計を光嶋さんが手がけた。
2014年9月光嶋さんとアジカンの後藤正文さん(右)。
<今までは「思想家内田樹の自宅兼道場・凱風館の設計で知られる」と紹介されていたが、最近では「Asian Kung-Fu Generationのステージデザインも手がける」という風に紹介されることも多くなった。
(光嶋裕介さんのtwitterより)>
ロックも、アジカンも、何も知らない亭主と社長は光嶋さんのご招待で生まれてはじめて熱気むんむんのコンサート会場の特等席で、大音響の2時間半を、立ちぱなしで楽しみました。
あれは座っていちゃあだめなんですね(笑)。
70歳にして初体験でありました。


海辺のホテルに泊まり、温泉に入りのんびり過ごしました。
●アジカンの舞台美術に関連した光嶋裕介さんのポストカード5枚セット
原画「Easter」
2015年
21.0x32.8cm
原画「Wonder Future」
2015年
21.0x32.8cm
原画「幻想都市風景2015-Green」
2015年
32.8x21.0cm
サインあり
原画「幻想都市風景2015-Red」
2015年
42.0x32.8cm
サインあり
原画「幻想都市風景2015-Blue」
2015年
21.0x32.8cm
サインあり
5枚組価格:500円 送料82円(計582円は切手で結構です)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
「描く建築家」光嶋さんの三度目の個展を今秋計画しています。
以下は先日TBSテレビで放映された、『オトナの!』という番組のYoutube版。
画家・絵本作家の安野光雅さんと光嶋さんのトークショーです。
YoutubeよりTBSテレビ『オトナの! #080 安野光雅 光嶋裕介 前編』
YoutubeよりTBSテレビ『オトナの! #080 安野光雅 光嶋裕介 後編』
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お客さまあっての画廊、今年も多くの方に作品をお買い上げいただき、おかげさまで開廊20周年を無事乗り切ることができました。
歳をとると、新しいことより、今までやってきたことの繰り返しが多くなります。
自戒し、若い人たちの力を結集してワクワク感ある企画に取り組みたと思います。
ブログは執筆陣のご協力で明日の元旦(大竹昭子さん)も明後日も、年中無休で発信します。
ありがとうございました。
皆さん、良いお年を!!
◆冬季休廊
2015年12月27日(日)―2016年1月4日(月)はギャラリーをお休みします。
新年の営業は1月5日(火)からです。
◆ときの忘れものは2016年1月6日[水]―1月16日[土]「中藤毅彦写真展 Berlin 1999+2014」を開催します(*会期中無休)。
写真家・中藤毅彦は、世界各地の都市を訪れ、それぞれの都市の違いに興味を惹かれ、一貫してストリートスナップを撮り続けています。2001年に初めて東欧の旧社会主義国を訪れてからは、さらに都市の持つ歴史的意味合いにも思いを馳せるようになりました。2014年に出版した『STREET RAMBLER』(ギャラリー・ニエプス刊)には、キューバの首都ハバナに始まり、ニューヨーク、モスクワ、上海、パリ、ベルリン、東京の20世紀に劇的な変化を遂げた各都市の姿が収録されており、本写真集で2015年の第24回林忠彦賞を受賞しました。
本展では1999年と2014年の15年の年月を隔てたベルリンの都市や人々を撮影した写真作品を約25点出品します。
●1月9日(土)18時より中藤毅彦さんと金子隆一さん(写真史家)によるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
※必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申込ください。
E-mail. info@tokinowasuremono.com
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