アメリカのロスに拠点を移して制作を続ける関根伸夫先生が3月に短期間ですが帰国されました。
母校の多摩美術大学で開催された「シンポジウム もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー」に出席するためでしたが、亭主はあいにく病院のベッドでのたうちまわっており、お目にかかることもできませんでした。
過ぎてしまったイベントですが、記録としてご紹介します。

1970年頃に日本で起こった「もの派」と呼ばれる動向に、近年、国際的な注目が集まっている。
「もの派」は多摩美術大学出身のアーティストを中心に展開した運動で、木や石、鉄など物質の形状を、加工することはほとんどせず、積み上げたり並べたりして、その空間と状況そのものを提示した。
3月16日と17日の2日間、多摩美術大学にて「もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー」と題したシンポジウムが開催された。
●シンポジウム もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー
日時:2016年3月16日、17日
会場:多摩美術大学八王子キャンパス・レクチャーホール
URL:www.tamabi.ac.jp
【プログラム】
シンポジウムは3部から成る。第1部(16日)は「もの派の成立をめぐって」と題し、もの派のアーティストである関根伸夫、小清水漸、菅木志雄の3名が登壇。
第2部(16日)の「海外の動向との比較・検討」では、初期の頃から「もの派」に光を当ててきた美術評論家の一人である峯村敏明を筆頭に、米国ハーシュホーン美術館の吉竹美香、韓国人アーティストの李康昭が登壇。
第3部(17日)は「現代美術とアーカイヴ」。美術館のキュレーターを中心に専門家が集い、議論を交わした。
~~~~~~~~~~~
私たちは1970年代~80年代にかけて関根先生の版画や立体(マルチプル)を多数、エディションし、全国各地で展覧会を開催しました。
当時から関根先生の目は海外を向いており、関根先生が独力で繰り広げたヨーロッパ巡回展のために出版したのが、『関根伸夫作品集 1968-78』でした。
ほぼレゾネに相当する内容で、編集は植田実先生にお願いしました。
(コチラを参照)
『関根伸夫作品集 1968-78』限定A版
1978年
ゆりあ・ぺむぺる工房 発行
企画:現代版画センター、関根伸夫後援会
編集:植田実、近代美術研究会
120ページ
26.0x25.0cm
アクリルケース入り
Ed.250
オリジナル銅版画「Project-石の風景」入り
※作者によるサイン、No.入り
関根伸夫
「Project-石の風景」
銅版
Image size: 17.5x16.5cm
Sheet size: 26.0x25.2cm
作者によるサイン、No.入り
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
退院して2週間ほどはただの1mmも持ち上がらなかった右腕が徐々に上がるようになりました。
リハビリを担当する療法士さんの厳しいご指導のおかげですが、季節は4月、70の爺さんが格好の教材と思われたらしく、実習に来ている学生さんが見学というか、補助みたいなことをしてくれる。
なにをするかというと、分度器で腕の上がる角度をはかるんです。
分度器なんて中学校以来かも知れない。訓練が終わると肩と持ち上げた右腕の角度を神妙な顔をして図り、「先週より●●度上がっています!」などとおだててくれる。
とはいえ、日常業務は思うにまかせない、ついついイライラしてスタッフたちに八つ当たりしてしまう。
自己嫌悪に陥り、心の中で「すいません」と詫びる毎日です。
道は遠い・・・・・・・・
母校の多摩美術大学で開催された「シンポジウム もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー」に出席するためでしたが、亭主はあいにく病院のベッドでのたうちまわっており、お目にかかることもできませんでした。
過ぎてしまったイベントですが、記録としてご紹介します。

1970年頃に日本で起こった「もの派」と呼ばれる動向に、近年、国際的な注目が集まっている。
「もの派」は多摩美術大学出身のアーティストを中心に展開した運動で、木や石、鉄など物質の形状を、加工することはほとんどせず、積み上げたり並べたりして、その空間と状況そのものを提示した。
3月16日と17日の2日間、多摩美術大学にて「もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー」と題したシンポジウムが開催された。
●シンポジウム もの派とアーカイヴ ー海外への発信をめざしてー
日時:2016年3月16日、17日
会場:多摩美術大学八王子キャンパス・レクチャーホール
URL:www.tamabi.ac.jp
【プログラム】
シンポジウムは3部から成る。第1部(16日)は「もの派の成立をめぐって」と題し、もの派のアーティストである関根伸夫、小清水漸、菅木志雄の3名が登壇。
第2部(16日)の「海外の動向との比較・検討」では、初期の頃から「もの派」に光を当ててきた美術評論家の一人である峯村敏明を筆頭に、米国ハーシュホーン美術館の吉竹美香、韓国人アーティストの李康昭が登壇。
第3部(17日)は「現代美術とアーカイヴ」。美術館のキュレーターを中心に専門家が集い、議論を交わした。
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私たちは1970年代~80年代にかけて関根先生の版画や立体(マルチプル)を多数、エディションし、全国各地で展覧会を開催しました。
当時から関根先生の目は海外を向いており、関根先生が独力で繰り広げたヨーロッパ巡回展のために出版したのが、『関根伸夫作品集 1968-78』でした。
ほぼレゾネに相当する内容で、編集は植田実先生にお願いしました。
(コチラを参照)
『関根伸夫作品集 1968-78』限定A版1978年
ゆりあ・ぺむぺる工房 発行
企画:現代版画センター、関根伸夫後援会
編集:植田実、近代美術研究会
120ページ
26.0x25.0cm
アクリルケース入り
Ed.250
オリジナル銅版画「Project-石の風景」入り
※作者によるサイン、No.入り
関根伸夫「Project-石の風景」
銅版
Image size: 17.5x16.5cm
Sheet size: 26.0x25.2cm
作者によるサイン、No.入り
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
退院して2週間ほどはただの1mmも持ち上がらなかった右腕が徐々に上がるようになりました。
リハビリを担当する療法士さんの厳しいご指導のおかげですが、季節は4月、70の爺さんが格好の教材と思われたらしく、実習に来ている学生さんが見学というか、補助みたいなことをしてくれる。
なにをするかというと、分度器で腕の上がる角度をはかるんです。
分度器なんて中学校以来かも知れない。訓練が終わると肩と持ち上げた右腕の角度を神妙な顔をして図り、「先週より●●度上がっています!」などとおだててくれる。
とはいえ、日常業務は思うにまかせない、ついついイライラしてスタッフたちに八つ当たりしてしまう。
自己嫌悪に陥り、心の中で「すいません」と詫びる毎日です。
道は遠い・・・・・・・・
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