ときの忘れものの全ての印刷物のデザインを担当しているディスハウスの北澤敏彦さんが個展を開催します。

「北澤敏彦展」
会期:2017年5月9日(火)・5月10日(水)
会場:バツ・アート・ギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-5
※オープニングは行いません。
※5月8日(月)の午後は展示作業をしておりますが、入場はできます。(案内状より)
◆2日間の個展を開催します
10年ほど前、100枚の絵を描こうと思い立ち、仕事場の机の前に「百枚の絵」と書いて貼っておいた。それを見られたのか、偶然なのか「ときの忘れもの」の綿貫さんから机からはみ出すほどの大判を含めて、分厚い水彩紙が10枚ほど送られてきた。「やってみたら」という叱咤である。以前、大判はクレヨンで描いていたのだが、まずその大判を水彩で描きつぶしてみた、が水彩になじめない。以来、油彩に浮気をし、墨を試し、そして水彩と油彩を併用するという具合に脈絡も無く、定まるところなく描いてきた。
ここ2年は指と気力が動かず、目標の100枚にも届かず、頓挫していたところ、先月末に武道の師・清水伯鳳さんに、会場を押さえたから個展をやらないかと背をおされ、会場オーナー・松本ルキさんのご協力を得て、2日間の個展を開くことになった。今回は、約10年間に描きためた56点を展示予定。10年で割るとたいしたことの無い点数です。
今、机の前の貼紙は、大型モニターに隠されている。
(きたざわ としひこ)
■北澤敏彦 Toshihiko KITAZAWA
1946年 長野県大町市生まれ。
1968年 桑沢デザイン研究所研究科卒業。
1969年 東京グラフィックデザイナーズ入社。
1974年 株式会社ディスハウス設立。
受賞
1979年 NAAC展・東京アートディレクターズクラブ推薦技術賞
1981年 東京アートディレクターズクラブ賞、他
個展
1979年 「肖像」西瓜糖
1995年 「またたび」ギャラリー&カンパニー
所属団体
日本タイポグラフィ協会OB会員
東京タイポディレクターズクラブ会員
*画廊亭主敬白
北澤さんと知り合ったのは30数年前、亭主が一時勤めていた虎ノ門の会社(フランス人経営)時代、坊主頭でいかにも気鋭のデザイナーらしくお洒落だった。
亭主「北澤さんはいいなあ、その頭、洗うのも楽でしょ」
北澤さん「ワタヌキさんも坊主にしたら」
亭主「そうしようかなあ」(既に薄くなっていましたが、まだ毛はあり、冗談半分の応答だった)
それから一時間もしないうちにいつもは印刷ゲラを運ぶバイク便で届いたのが高級電気バリカンだった!
以来、亭主は丸坊主になった次第です。
●北澤さんの出品作品をご紹介します。気に入った作品があったらぜひお問合せください
北澤敏彦
「仙人掌と月」
2005年
水彩+油彩、紙
76.5×57cm
北澤敏彦
「芥子の山」
2005年
水彩、紙
57.0×76.5cm
北澤敏彦
「花瓶」
2003年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm
北澤敏彦
「十八の視線」
2010年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm
北澤敏彦
「初動」
2012年
墨、和紙(軸装)
90.0×60.0cm
北澤敏彦
「始祖」部分
2012年
墨、和紙(軸装)
178.0×60.0cm
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

「北澤敏彦展」
会期:2017年5月9日(火)・5月10日(水)
会場:バツ・アート・ギャラリー
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-5
※オープニングは行いません。
※5月8日(月)の午後は展示作業をしておりますが、入場はできます。(案内状より)
◆2日間の個展を開催します
10年ほど前、100枚の絵を描こうと思い立ち、仕事場の机の前に「百枚の絵」と書いて貼っておいた。それを見られたのか、偶然なのか「ときの忘れもの」の綿貫さんから机からはみ出すほどの大判を含めて、分厚い水彩紙が10枚ほど送られてきた。「やってみたら」という叱咤である。以前、大判はクレヨンで描いていたのだが、まずその大判を水彩で描きつぶしてみた、が水彩になじめない。以来、油彩に浮気をし、墨を試し、そして水彩と油彩を併用するという具合に脈絡も無く、定まるところなく描いてきた。
ここ2年は指と気力が動かず、目標の100枚にも届かず、頓挫していたところ、先月末に武道の師・清水伯鳳さんに、会場を押さえたから個展をやらないかと背をおされ、会場オーナー・松本ルキさんのご協力を得て、2日間の個展を開くことになった。今回は、約10年間に描きためた56点を展示予定。10年で割るとたいしたことの無い点数です。
今、机の前の貼紙は、大型モニターに隠されている。
(きたざわ としひこ)
■北澤敏彦 Toshihiko KITAZAWA
1946年 長野県大町市生まれ。
1968年 桑沢デザイン研究所研究科卒業。
1969年 東京グラフィックデザイナーズ入社。
1974年 株式会社ディスハウス設立。
受賞
1979年 NAAC展・東京アートディレクターズクラブ推薦技術賞
1981年 東京アートディレクターズクラブ賞、他
個展
1979年 「肖像」西瓜糖
1995年 「またたび」ギャラリー&カンパニー
所属団体
日本タイポグラフィ協会OB会員
東京タイポディレクターズクラブ会員
*画廊亭主敬白
北澤さんと知り合ったのは30数年前、亭主が一時勤めていた虎ノ門の会社(フランス人経営)時代、坊主頭でいかにも気鋭のデザイナーらしくお洒落だった。
亭主「北澤さんはいいなあ、その頭、洗うのも楽でしょ」
北澤さん「ワタヌキさんも坊主にしたら」
亭主「そうしようかなあ」(既に薄くなっていましたが、まだ毛はあり、冗談半分の応答だった)
それから一時間もしないうちにいつもは印刷ゲラを運ぶバイク便で届いたのが高級電気バリカンだった!
以来、亭主は丸坊主になった次第です。
●北澤さんの出品作品をご紹介します。気に入った作品があったらぜひお問合せください
北澤敏彦「仙人掌と月」
2005年
水彩+油彩、紙
76.5×57cm
北澤敏彦「芥子の山」
2005年
水彩、紙
57.0×76.5cm
北澤敏彦「花瓶」
2003年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm
北澤敏彦「十八の視線」
2010年
油彩、キャンバスボード
53.0×45.5cm
北澤敏彦「初動」
2012年
墨、和紙(軸装)
90.0×60.0cm
北澤敏彦「始祖」部分
2012年
墨、和紙(軸装)
178.0×60.0cm
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