埼玉県立近代美術館で開催中の「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展には、作品や資料の他に現代版画センターのポスターも展示されています。
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会場入り口の年表とポスター(撮影:タケミアートフォトス)

1974~1985年にかけて全国で開催した展覧会、オークション、講演会、頒布会等々は会場入り口の年表及びカタログに記載されているものだけでも1400項目あります。
それらの催事の告知には手書きの手紙、ガリ版刷りの案内状など今では絶滅した手段も使われましたがポスターも多数作られました。
現代版画センターがつくったもの、開催会場がつくったものなど、ネットのない時代のビジュアルな宣伝方法としてはポスターがまだ力を持っていました。
全部ではありませんが、それらのポスターを順不同でご紹介します。

●1983年11月福岡・ウォーホル展 (制作:マツヤレディス)
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●1983年ウォーホル全国展ポスター/KIKU (制作:浪漫堂
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●1983年ウォーホル全国展ポスター/神話他 (制作:浪漫堂)
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●1983年6月渋谷・パルコ ウォーホル展ポスター (制作:パルコ)
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●1983年ウォーホル全国展ポスター (デザイン:田名網敬一)
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●1975年10月渋谷東邦生命ビル「現代版画への招待展」ポスター(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1978年4月青山ラミア「現代と声 今日の版画展」ポスター(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1976年「菅井汲全国展」ポスター・白地に黒(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1976年「菅井汲全国展」ポスター・ピンク地に黒(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1976年「菅井汲全国展」ポスター・シルバー地に黒(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1977年7月10日浜松「高橋悠治ピアノコンサート」ポスター(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1983年11月GAギャラリー「磯崎新展」ポスター (制作:GAギャラリー)
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●1983~84年「磯崎新全国展」ポスター(制作:浪漫堂)
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●1975年8月晴山ホテル「軽井沢・夏の招待展」ポスター(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1982年3月「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」ポスターA(シルク刷り:美学校)
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●1982年3月「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」ポスターB(シルク刷り:美学校)
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●「現代版画への招待」ポスターA(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●「現代版画への招待」ポスターB(デザイン、シルク刷り:石田了一)
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●1974年10月長野県上田市喫茶木の実「全国縦断 版画への招待展」ポスター(シルク刷り:石田了一)
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●1983年6月「元永定正 日本芸術大賞受賞記念展」ポスター(制作:浪漫堂)
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●1983年7月宇都宮市大谷町屏風岩「巨大地下空間とウォーホル展」ポスター(制作:屏風岩 デザイン:セラデザインアート研究所)
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●1980年3月横浜・有隣堂「神奈川の作家・版画36人展」ポスター(制作:有隣堂)
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●1981年11月横浜・有隣堂「巨匠と明日をになう新人たち展」ポスター(制作:有隣堂) 
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●1983年9月岐阜パルコ「アンディ・ウォーホル展」ポスター(制作:パルコ)
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●1983年12月原美術館「アメリカ現代版画と写真展 ジョナス・メカスと26人の仲間たち」(デザイン:佐藤雅彦)
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●会場でのポスターの展示風景(撮影:タケミアートフォトス)
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この他にもいろいろあった記憶はあるのですが、40年の歳月の彼方に埋もれてしまい、発掘できませんでした。ご紹介したポスターの多くは数枚づつ在庫がありますので、ご希望の方にはおわけします。
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


埼玉県立近代美術館の「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展の会期は残り4日です。
現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログは、ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
埼玉チラシAY-O600現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年までの11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。

○<帰り道に埼玉県立近美に寄り版画の景色展を見る。のちにわたしも大変お世話になったのでいろんなことが思い起こされてきた。久々の刷り師の石田さんのお話とウォーホルのファクトリー訪問の映像おもしろかった。うちのどこかにあるKIKU探さねば…
(20180318/ねこさんのtwitterより)>

○<ブログに「今年も埼玉県立近代美術館は楽しい (後編)」をアップしました。
https://blog.goo.ne.jp/a_tranquil_smoker/e/f1fd34a8c974fbd34b8da8310ba990c2 …
きょう、2度目の「版画の景色」展に行ってきました。
初回同様の楽しさでしたゾ。

(20180318/徒然煙草さんのtwitterより)>

○<本日は現代版画センターのトークイベントに参加してきました!
第1部も第2部も大変興味深く面白くて時間あっという間でした。皆さんトークお上手ですね~。羨ましい。
埼玉県立近代美術館
現代版画センターの軌跡
なんと3/25で終了

(20180318/喫茶ウサボ屋さんのtwitterより)>

○<現在、埼玉県立近代美術館のトークイベントに来てるのですが。早めに来て良かった。既にいっぱいです。
(20180318/喫茶ウサボ屋さんのtwitterより)>

○<埼玉県立近代美術館「版画の景色」展
ま た 行 き ま し た
「現代版画センターの軌跡」ってやっぱり 奇跡 と引っ掛けてたんですね

(20180319/かちにやゆるさんのtwitterより)>

○<興味津々 ー 場所: 埼玉県立近代美術館
トークイベントに参加してきました。
「ウォーホルの版画ができるまで ――現代版画センターの軌跡」
師匠北山も携わっていた現代版画センター。非常に重要な位置にあった事も分かりました。また何度みても飽きない展示も印象的でした。
まだの方はぜひ!3/25まで。

(20180318/藤倉 匠さん さんのfacebookより)>

西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色は1月24日、2月14日、3月14日の全3回掲載しました。

光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について(1月28日ブログ)

荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て(1月31日ブログ)

スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)

倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)

嶋﨑吉信さんのエッセイ~「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)

大谷省吾さんのエッセイ~「版画の景色-現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)

植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回(3月4日ブログ)

土渕信彦さんのエッセイ<埼玉県立近代美術館「版画の景色ー現代版画センターの軌跡」展を見て(3月8日ブログ)

現代版画センターに参加した刷り師たち(3月11日ブログ)

現代版画センターの生みの親 井上房一郎と久保貞次郎(3月13日ブログ)

○中村茉貴さんのエッセイ「美術館に瑛九を観に行く 第22回埼玉県立近代美術館」(3月20日ブログ)

塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87~95ページにかけて特集しています。

毎日新聞2月7日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しは<「志」追った運動体>。

○3月4日のNHK日曜美術館のアートシーンで紹介されました。

朝日新聞3月13日夕刊の美術欄で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は小川雪さん、見出は<版画に込めた情熱と実験精神>。

○月刊誌『建築ジャーナル』2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しは<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>。

○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号1983年のウォーホル全国展が紹介されています。

○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
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○○現代版画センターエディションNo.720 堀浩哉「熱風2」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
20180323堀浩哉
「熱風2」
1984年
シルクスクリーン(刷り:美学校研修科)
Image size: 76.0×56.00cm
Sheet size: 76.0×57.3cm
Ed.150 Signed

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パンフレット_05
出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄

◆ときの忘れものは「植田正治写真展ー光と陰の世界ーPart Ⅱ」を開催しています。
会期:2018年3月13日[火]―3月31日[土] 11:00-19:00
※日・月・祝日休廊(但し3月25日[日]は開廊
昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代~80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。
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●書籍・カタログのご案内
表紙植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録
2018年3月8日刊行
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円

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植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円


版画掌誌第2号
版画掌誌第2号
オリジナル版画入り美術誌
2000年/ときの忘れもの 発行
特集1/磯崎新
特集2/山名文夫
B4判変形(32.0×26.0cm) シルクスクリーン刷り
A版:限定35部/価格:120,000円(税別 版画6点入り)  
B版:限定100部/価格:35,000円(税別 版画2点入り)


TAKIGUCHI_3-4『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別) *送料250円


安藤忠雄の奇跡安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言
2017年11月
日経アーキテクチュア(編)
B5判、352ページ
価格:2,700円(税別)  *送料:250円
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。日経アーキテクチュア編集長のコラム<建築家・安藤忠雄氏の言葉の力:第3回>で、出江寛先生、石山修武先生の次に紹介されていますので、お読みください。
ときの忘れもので扱っています。
ときの忘れものでは1984年以来の安藤忠雄の版画、ドローイング作品をいつでもご覧になれます。


●BSフジで毎週火曜 に放映される「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」に光嶋裕介さんが紹介され、ユーチューブでも見ることができます。


●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
20170707_abe06新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。