6月30日はボブ・ウィロビーの誕生日
読者の皆様こんにちわ。梅雨も明けぬうちから連日30℃を超す猛暑が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 最早エアコン抜きでは家でも職場でも生きていけないスタッフSこと新澤です。
1年の丁度折り返しとなる6月30日。本日はアメリカ発祥の「スペシャル」な写真家、ボブ・ウィロビーの誕生日です。ご本人は2009年にお亡くなりになっていますが、今年は生誕91年になります。……何とも切りが悪い数字ですが、実はこの記事どころか4月に開催した企画展も、本当なら生誕90年を記念して去年開催する予定でした。ところが急な青山からの立ち退きで有耶無耶になってしまい、結局1年ズレての開催に。
2013年に開催した個展ではウィロビーが自ら現像した銀塩写真、いわゆるオリジナル・プリントがメインでしたが、今年開催した個展ではメインは息子のクリストファー・ウィロビー氏がオリジナルのネガをデジタルに取り込んで出力したエステート(アーカイバルデジタルピグメント)プリントがメインでした。
出力方式は勿論のこと、オリジナルとの区分のためにエステートプリントの方が最小でも一回り大きいなどの違いはありますが、中でも目立つのはエディション数。後発のエステートプリントがEd.25なのに対し、オリジナルプリントはなんとEd.200! 驚きの8倍です。これだけオリジナルがあれば別にエステートプリントはいらないのでは…等とも思ってしまいますが、実際にはこのEd.200という数字、あくまでも上限設定に過ぎません。ウィロビーは注文を受けるとその時々で1つのネガから2~3枚のプリントを現像し、その中から1枚を選んでクライアントに提供していたそうです。このような方法をとっていたため、エディション数の分母とは裏腹に、大半のオリジナルプリントは多くても10枚以下、オードリー・ヘップバーンやマリリン・モンローといった大御所がモデルの作品でようやく二ケタ半ばのプリントしか現像されていないそうで、しかしネガはキッチリ全て保管してあるとなればエステートプリントの作成に踏み切るのも納得がいくというもの。ちなみにエステートプリントもオリジナルと同様に注文を受けてから出力する方法をとっているため、エディション数が25だからといってプリントが現時点で25枚存在しているとは限りません。
ときの忘れもので現在ご覧いただけるオリジナルプリントは以下の4点ですが、過去二回の個展で取り扱わなかった作品であっても、オリジナル/エステートプリントに関わらず、在庫について確認することは可能です。ボブ・ウィロビーの作品にご興味のある方は、作品画像、タイトルや参照元の詳細と合わせてお問い合わせください。

Taylor, Elizabeth, 1956
Elizabeth Taylor portrait in white dress on MGM set of "Raintree County," 1956.
(A108)
※「愛情の花咲く樹」
1956年 (1995年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーのサインあり

Seberg, Jean, 1956
Jean Seberg in NYC's Central Park after she won the title role in Otto Preminger's film "Saint Joan," 1956.
(A015)
※「聖女ジャンヌ・ダーク」
1962年 (1984年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるイニシャルと、クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり

Seberg, Jean, 1956
Jean Seberg by the banks of the Loire River in France, where she made a pilgrimmage to the places that Joan of Arc lived and died in, just before she made the film "Saint Joan," 1956.
(A265)
※「聖女ジャンヌ・ダーク」
1956年 (1982年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるサインとイニシャルあり

Seberg, Jean, 1957
Jean Seberg reading paper in bed, during filming of "Bonjour Tristesse" in France, 1957.
(A284)
※「悲しみよこんにちは」
1957年 (1996年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるサインとイニシャルあり
(しんざわ ゆう)
ボブ・ウィロビー
《Hepburn, Audrey, 1962 Audrey Hepburn on set of "Paris When It Sizzles" at Boulogne Studios in Paris, 1962.》(A086)
※「パリで一緒に」
1962 (2018年プリント)
アーカイバルデジタルピグメントプリント
イメージサイズ:45.7×24.8cm
シートサイズ:50.8×40.6cm
Ed.25
クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

読者の皆様こんにちわ。梅雨も明けぬうちから連日30℃を超す猛暑が続く今日この頃、いかがお過ごしでしょうか? 最早エアコン抜きでは家でも職場でも生きていけないスタッフSこと新澤です。
1年の丁度折り返しとなる6月30日。本日はアメリカ発祥の「スペシャル」な写真家、ボブ・ウィロビーの誕生日です。ご本人は2009年にお亡くなりになっていますが、今年は生誕91年になります。……何とも切りが悪い数字ですが、実はこの記事どころか4月に開催した企画展も、本当なら生誕90年を記念して去年開催する予定でした。ところが急な青山からの立ち退きで有耶無耶になってしまい、結局1年ズレての開催に。
2013年に開催した個展ではウィロビーが自ら現像した銀塩写真、いわゆるオリジナル・プリントがメインでしたが、今年開催した個展ではメインは息子のクリストファー・ウィロビー氏がオリジナルのネガをデジタルに取り込んで出力したエステート(アーカイバルデジタルピグメント)プリントがメインでした。
出力方式は勿論のこと、オリジナルとの区分のためにエステートプリントの方が最小でも一回り大きいなどの違いはありますが、中でも目立つのはエディション数。後発のエステートプリントがEd.25なのに対し、オリジナルプリントはなんとEd.200! 驚きの8倍です。これだけオリジナルがあれば別にエステートプリントはいらないのでは…等とも思ってしまいますが、実際にはこのEd.200という数字、あくまでも上限設定に過ぎません。ウィロビーは注文を受けるとその時々で1つのネガから2~3枚のプリントを現像し、その中から1枚を選んでクライアントに提供していたそうです。このような方法をとっていたため、エディション数の分母とは裏腹に、大半のオリジナルプリントは多くても10枚以下、オードリー・ヘップバーンやマリリン・モンローといった大御所がモデルの作品でようやく二ケタ半ばのプリントしか現像されていないそうで、しかしネガはキッチリ全て保管してあるとなればエステートプリントの作成に踏み切るのも納得がいくというもの。ちなみにエステートプリントもオリジナルと同様に注文を受けてから出力する方法をとっているため、エディション数が25だからといってプリントが現時点で25枚存在しているとは限りません。
ときの忘れもので現在ご覧いただけるオリジナルプリントは以下の4点ですが、過去二回の個展で取り扱わなかった作品であっても、オリジナル/エステートプリントに関わらず、在庫について確認することは可能です。ボブ・ウィロビーの作品にご興味のある方は、作品画像、タイトルや参照元の詳細と合わせてお問い合わせください。

Taylor, Elizabeth, 1956
Elizabeth Taylor portrait in white dress on MGM set of "Raintree County," 1956.
(A108)
※「愛情の花咲く樹」
1956年 (1995年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーのサインあり

Seberg, Jean, 1956
Jean Seberg in NYC's Central Park after she won the title role in Otto Preminger's film "Saint Joan," 1956.
(A015)
※「聖女ジャンヌ・ダーク」
1962年 (1984年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるイニシャルと、クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり

Seberg, Jean, 1956
Jean Seberg by the banks of the Loire River in France, where she made a pilgrimmage to the places that Joan of Arc lived and died in, just before she made the film "Saint Joan," 1956.
(A265)
※「聖女ジャンヌ・ダーク」
1956年 (1982年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるサインとイニシャルあり

Seberg, Jean, 1957
Jean Seberg reading paper in bed, during filming of "Bonjour Tristesse" in France, 1957.
(A284)
※「悲しみよこんにちは」
1957年 (1996年プリント)
ゼラチンシルバープリント
シートサイズ:12×16 in.
Ed.200
ボブ・ウィロビーによるサインとイニシャルあり
(しんざわ ゆう)
ボブ・ウィロビー《Hepburn, Audrey, 1962 Audrey Hepburn on set of "Paris When It Sizzles" at Boulogne Studios in Paris, 1962.》(A086)
※「パリで一緒に」
1962 (2018年プリント)
アーカイバルデジタルピグメントプリント
イメージサイズ:45.7×24.8cm
シートサイズ:50.8×40.6cm
Ed.25
クリストファー・ウィロビーによるスタンプとサインあり
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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