今日(16日)と明日(17日)は画廊は休廊ですが、いよいよ20日(木)からこの秋の本番、怒涛の4企画が始まります。
●9月20日[木]―9月29日[土]※会期中無休「野口琢郎展」
●10月9日[火]―10月31日[水]※日・月・祝日休廊「倉俣史朗 小展示」
●11月8日[木]―11月18日[日]※会期中無休「光嶋裕介展」
●12月13日[木]―12月22日[土]※会期中無休「佐藤研吾展」
「倉俣史朗 小展示」には海外からも問い合わせが相次いでいます。倉俣史朗(1934~1991)の作品は以前から扱ってきましたが(<倉俣史朗の世界>参照)、10数点を纏まって展示するのは今回が初めてです。あまたの倉俣ファンもおそらく知らない(見たことのない)超レアな作品も出品予定。倉俣と時代をともにした安藤忠雄と磯崎新の1970年代の重要な作品も展示します。
ときの忘れもののの総力を挙げて取り組むのが、野口琢郎(1975年生まれ)、光嶋裕介(1979年生まれ)、佐藤研吾(1989年生まれ)の若手三人の新作個展。会期はいずれも10日~11日間と短いのですが、会期中無休です。それぞれレセプションやギャラリートークなどのイベントも組まれているので、どうぞお楽しみに。
まずは第一弾は、
野口琢郎展
会期=2018年9月20日[木]―9月29日[土] 11:00-19:00 ※会期中無休
野口琢郎は京都造形芸術大学洋画科卒業後、長崎の写真家・東松照明の助手を1年ほど務め、家業である「箔屋野口」の五代目を継ぐため2001年に西陣の生家に戻り修行。以降、京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組んでいます。
様々な風景の断片をコラージュするように制作する〈Landscape〉シリーズや、花火をモチーフにしたシリーズ、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
ときの忘れものでは2012年に初めて野口さんの個展を開催しました。今まで縁のなかった京都の若い作家の展覧会で不安もあったのですが、ワンピース倶楽部の石鍋博子さんに「文句なく世界一」と太鼓判を押していただき、ずいぶんと力づけられました。
今回は2014年に続き、満を持しての3回目の個展です。
駒込のコンクリートのハードな壁面に新作の〈Landscape〉や海と空のシリーズを中心に13点を展示します。
京都から上京(? 下向かしら)する野口さんのために、画廊は初めて会期中無休とし、作家は毎日在廊の予定です。
9月22日(土)17時~より、作家を迎えてレセプションを開催します。

■野口琢郎(b.1975)
京都市生まれ。1993年京都市立銅駝美術工芸高校西洋画コース卒業、1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年に長崎市にて写真家・東松照明氏の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り箔画作家としての活動を開始。2002年アミューズ・アーティスト・オーディ ションin京都にてグランプリ受賞(京都文化博物館/京都)。2004年の初個展以降、国内外で展示を行う。ときの忘れものにて個展開催(2012年、2014年、2018年)。
●展覧会カタログを刊行します(テキスト:金沢21世紀美術館館長・島敦彦さん)。

野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:金沢21世紀美術館館長・島敦彦さん
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込)、送料別途(メールにてお申し込みください)
【出品作品】
No.1
Landscape#37
2016
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
65.2×50.0cm (F15号)
Signed
No.2
Landscape#38
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
60.6×41.0cm (M12号)
Signed
No.3
Landscape#39
2016
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
91.0×65.2 cm (P30号)
Signed
No.4
Landscape#43
2017
箔画/紙、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
76.5×57.0cm
Signed
No.5
Landscape#45
2018
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
137.3×112.1cm
Signed
No.6
End of Sorrow
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
65.2×140.0cm
Signed
No.7
azure
2017
箔画/紙、漆、金・銀箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
79.0×108.0 cm
Signed
No.8
Quiet hope
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
110.0×200.0cm
Signed
No.9
I wish
2017
箔画/紙、漆、金・プラチナ箔、石炭、樹脂
57.0×76.5cm
Signed
No.10
Quiet wish
2018
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂
45.5×37.9 cm (F8号)
Signed
No.11
Conflict
2018
箔画/木パネル、木材、漆、金箔、石炭、樹脂
48.4×30.3×4.5cm
Signed
No.12
Quiet
2018
箔画/木パネル、木材、漆、プラチナ箔、石炭、樹脂
52.6×24.0×4.5cm
Signed
No.13
Individuality
2018
箔画/木パネル、漆、金・プラチナ箔、石炭、樹脂
41.0×24.4×3.1cm
Signe
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
ただし9月20日[木]―9月29日[土]開催の野口琢郎展は特別に会期中無休です。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

●9月20日[木]―9月29日[土]※会期中無休「野口琢郎展」
●10月9日[火]―10月31日[水]※日・月・祝日休廊「倉俣史朗 小展示」
●11月8日[木]―11月18日[日]※会期中無休「光嶋裕介展」
●12月13日[木]―12月22日[土]※会期中無休「佐藤研吾展」
「倉俣史朗 小展示」には海外からも問い合わせが相次いでいます。倉俣史朗(1934~1991)の作品は以前から扱ってきましたが(<倉俣史朗の世界>参照)、10数点を纏まって展示するのは今回が初めてです。あまたの倉俣ファンもおそらく知らない(見たことのない)超レアな作品も出品予定。倉俣と時代をともにした安藤忠雄と磯崎新の1970年代の重要な作品も展示します。
ときの忘れもののの総力を挙げて取り組むのが、野口琢郎(1975年生まれ)、光嶋裕介(1979年生まれ)、佐藤研吾(1989年生まれ)の若手三人の新作個展。会期はいずれも10日~11日間と短いのですが、会期中無休です。それぞれレセプションやギャラリートークなどのイベントも組まれているので、どうぞお楽しみに。
まずは第一弾は、
野口琢郎展
会期=2018年9月20日[木]―9月29日[土] 11:00-19:00 ※会期中無休
野口琢郎は京都造形芸術大学洋画科卒業後、長崎の写真家・東松照明の助手を1年ほど務め、家業である「箔屋野口」の五代目を継ぐため2001年に西陣の生家に戻り修行。以降、京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組んでいます。
様々な風景の断片をコラージュするように制作する〈Landscape〉シリーズや、花火をモチーフにしたシリーズ、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。
ときの忘れものでは2012年に初めて野口さんの個展を開催しました。今まで縁のなかった京都の若い作家の展覧会で不安もあったのですが、ワンピース倶楽部の石鍋博子さんに「文句なく世界一」と太鼓判を押していただき、ずいぶんと力づけられました。
今回は2014年に続き、満を持しての3回目の個展です。
駒込のコンクリートのハードな壁面に新作の〈Landscape〉や海と空のシリーズを中心に13点を展示します。
京都から上京(? 下向かしら)する野口さんのために、画廊は初めて会期中無休とし、作家は毎日在廊の予定です。
9月22日(土)17時~より、作家を迎えてレセプションを開催します。

■野口琢郎(b.1975)
京都市生まれ。1993年京都市立銅駝美術工芸高校西洋画コース卒業、1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年に長崎市にて写真家・東松照明氏の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り箔画作家としての活動を開始。2002年アミューズ・アーティスト・オーディ ションin京都にてグランプリ受賞(京都文化博物館/京都)。2004年の初個展以降、国内外で展示を行う。ときの忘れものにて個展開催(2012年、2014年、2018年)。
●展覧会カタログを刊行します(テキスト:金沢21世紀美術館館長・島敦彦さん)。

野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:金沢21世紀美術館館長・島敦彦さん
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込)、送料別途(メールにてお申し込みください)
【出品作品】
No.1Landscape#37
2016
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
65.2×50.0cm (F15号)
Signed
No.2Landscape#38
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
60.6×41.0cm (M12号)
Signed
No.3Landscape#39
2016
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
91.0×65.2 cm (P30号)
Signed
No.4Landscape#43
2017
箔画/紙、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
76.5×57.0cm
Signed
No.5Landscape#45
2018
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
137.3×112.1cm
Signed
No.6End of Sorrow
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
65.2×140.0cm
Signed
No.7azure
2017
箔画/紙、漆、金・銀箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
79.0×108.0 cm
Signed
No.8Quiet hope
2017
箔画/木パネル、漆、金・銀箔、石炭、樹脂、アクリル絵具
110.0×200.0cm
Signed
No.9I wish
2017
箔画/紙、漆、金・プラチナ箔、石炭、樹脂
57.0×76.5cm
Signed
No.10Quiet wish
2018
箔画/木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂
45.5×37.9 cm (F8号)
Signed
No.11Conflict
2018
箔画/木パネル、木材、漆、金箔、石炭、樹脂
48.4×30.3×4.5cm
Signed
No.12Quiet
2018
箔画/木パネル、木材、漆、プラチナ箔、石炭、樹脂
52.6×24.0×4.5cm
Signed
No.13Individuality
2018
箔画/木パネル、漆、金・プラチナ箔、石炭、樹脂
41.0×24.4×3.1cm
Signe
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
ただし9月20日[木]―9月29日[土]開催の野口琢郎展は特別に会期中無休です。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

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