尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」第6回~2つの美術館で「尾崎森平個展」開催中
皆さんお元気ですか?尾崎 森平です。同時期に二箇所での個展ということで、多くの準備と新作の制作に追われ、僕はだいぶ疲れが溜まっております。お金は貯まらないのに疲れだけ溜まるなんて、堪らないですねぇ。なんて。
今回のブログは現在開催中の宮城県気仙沼はリアスアーク美術館での個展「尾崎 森平 展」のレポートをしたいと思います。ババン!
リアスアーク美術館は年に二回「N.E.blood 21」という企画を開催していて、精力的に制作、発表活動を行う東北・北海道在住若手作家を個展形式で紹介するというシリーズ企画です。美術館とアーティストとの新しい関係を模索しながら、作家同士のネットワーク形成を目的としていて、一年度内に複数の作家の個展を執り行っています。私と同会場の隣のブースではモザイクタイトル作家の落合香木さんの個展が開催されております。このような機会が無ければなかなか出会うことのない作家さんと知り合えるのは、嬉しいことです。
私は現在のマスキングを多用した制作スタイルの最初期の作品から、昨年の東京で発表した作品まで、約12年間の制作活動を総括した展示をしています。しかし、一同に介した自作を並べてその変遷を辿ってみても、多少の変化はありつつも眼に見えて大きな変化が無く、そのそもそも金太郎飴的な作風に僕自身が重なり、成長してるんだかしてないんだか、、、と苦笑いしてしまいましたw。偉大なパンクバンドのラモーンズのように、時代か変化しようともいつまでもスタイルを変えずに続けるといことも、並大抵ではないのかもしれませんが。


パンフレットです。

最初期の作品「Go Home View-A-」「Go Home View-B-」2008年(手前二点)
奥には近年取り組んでいる木版画作品。「SEA WALL(R)」「SEA WALL(L)」2018年

展示作業中。
ときの忘れものさんからは
「ホテル・エウル(昼)」2019年
「苦闘するアポローン/愛の歌」2019年
「昨日の世界」2018年
をお借りしました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、3月1日(日)まで、仙台はギャラリー・ターンアラウンドでも個展「1 9 4 2 0 2 0」を開催しております。このブログがアップされる25日はあいちトリエンナーレ2013の芸術監督の五十嵐 太郎さん(建築史・建築批評家/東北大学教授)とのトークもあり、今からワクワクしております。

↓ターンアラウンドのWEBサイトです。
http://turn-around.jp/
皆さま、僕の展示と美味しい冬の味覚を求めて宮城県にぜひ遊びに来てください!お待ちしておりまーーす!
(おざき しんぺい)
■尾崎森平 Shinpey OZAKI
1987年仙台市生まれ 。岩手大学教育学部芸術文化課程造形コース卒業。現代の東北の景色から立ち現れる神話や歴史的事象との共振を描く。2016年「VOCA 2016 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち 」大原美術館賞 。平成27年度 岩手県美術選奨。2019年4月ときの忘れもの「Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展」に出品。
ホームページ https://shinpeywarhol.wixsite.com/ozaki-shinpey
◆尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」は毎月25日の更新です。
●本日のお勧め作品は、尾崎森平です。
尾崎森平 Shinpey OZAKI
《昨日の世界》
2018年
アクリル、キャンバス、パネル
サイズ:144.5x163.5cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
【個展のお知らせ】
・N.E.blood 21 vol.73 尾崎森平展
会期:2020年 2月8日(土)~ 3月15日(日)
会場:リアスアーク美術館(http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/)
〒988-0171 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
休館日:毎週月・火曜日/祝日の翌日(土日を除く)
入場料:無料 ※常設展は有料
・尾崎森平「1 9 4 2 0 2 0」
会期:2020年 2月 18日(火) ~ 3月 1日(日)(月曜定休)
会場:ギャラリー ターンアラウンド(http://turn-around.jp/)
〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6 大手町6-22
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◎昨日読まれたブログ(archive)/「奈良原一高 王国」東京国立近代美術館で11月18日~2015年3月1日
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
皆さんお元気ですか?尾崎 森平です。同時期に二箇所での個展ということで、多くの準備と新作の制作に追われ、僕はだいぶ疲れが溜まっております。お金は貯まらないのに疲れだけ溜まるなんて、堪らないですねぇ。なんて。
今回のブログは現在開催中の宮城県気仙沼はリアスアーク美術館での個展「尾崎 森平 展」のレポートをしたいと思います。ババン!
リアスアーク美術館は年に二回「N.E.blood 21」という企画を開催していて、精力的に制作、発表活動を行う東北・北海道在住若手作家を個展形式で紹介するというシリーズ企画です。美術館とアーティストとの新しい関係を模索しながら、作家同士のネットワーク形成を目的としていて、一年度内に複数の作家の個展を執り行っています。私と同会場の隣のブースではモザイクタイトル作家の落合香木さんの個展が開催されております。このような機会が無ければなかなか出会うことのない作家さんと知り合えるのは、嬉しいことです。
私は現在のマスキングを多用した制作スタイルの最初期の作品から、昨年の東京で発表した作品まで、約12年間の制作活動を総括した展示をしています。しかし、一同に介した自作を並べてその変遷を辿ってみても、多少の変化はありつつも眼に見えて大きな変化が無く、そのそもそも金太郎飴的な作風に僕自身が重なり、成長してるんだかしてないんだか、、、と苦笑いしてしまいましたw。偉大なパンクバンドのラモーンズのように、時代か変化しようともいつまでもスタイルを変えずに続けるといことも、並大抵ではないのかもしれませんが。


パンフレットです。

最初期の作品「Go Home View-A-」「Go Home View-B-」2008年(手前二点)
奥には近年取り組んでいる木版画作品。「SEA WALL(R)」「SEA WALL(L)」2018年

展示作業中。
ときの忘れものさんからは
「ホテル・エウル(昼)」2019年
「苦闘するアポローン/愛の歌」2019年
「昨日の世界」2018年
をお借りしました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
また、3月1日(日)まで、仙台はギャラリー・ターンアラウンドでも個展「1 9 4 2 0 2 0」を開催しております。このブログがアップされる25日はあいちトリエンナーレ2013の芸術監督の五十嵐 太郎さん(建築史・建築批評家/東北大学教授)とのトークもあり、今からワクワクしております。

↓ターンアラウンドのWEBサイトです。
http://turn-around.jp/
皆さま、僕の展示と美味しい冬の味覚を求めて宮城県にぜひ遊びに来てください!お待ちしておりまーーす!
(おざき しんぺい)
■尾崎森平 Shinpey OZAKI
1987年仙台市生まれ 。岩手大学教育学部芸術文化課程造形コース卒業。現代の東北の景色から立ち現れる神話や歴史的事象との共振を描く。2016年「VOCA 2016 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち 」大原美術館賞 。平成27年度 岩手県美術選奨。2019年4月ときの忘れもの「Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展」に出品。
ホームページ https://shinpeywarhol.wixsite.com/ozaki-shinpey
◆尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」は毎月25日の更新です。
●本日のお勧め作品は、尾崎森平です。
尾崎森平 Shinpey OZAKI《昨日の世界》
2018年
アクリル、キャンバス、パネル
サイズ:144.5x163.5cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
【個展のお知らせ】
・N.E.blood 21 vol.73 尾崎森平展
会期:2020年 2月8日(土)~ 3月15日(日)
会場:リアスアーク美術館(http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/)
〒988-0171 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5
休館日:毎週月・火曜日/祝日の翌日(土日を除く)
入場料:無料 ※常設展は有料
・尾崎森平「1 9 4 2 0 2 0」
会期:2020年 2月 18日(火) ~ 3月 1日(日)(月曜定休)
会場:ギャラリー ターンアラウンド(http://turn-around.jp/)
〒980-0805 宮城県仙台市青葉区大手町6 大手町6-22
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◎昨日読まれたブログ(archive)/「奈良原一高 王国」東京国立近代美術館で11月18日~2015年3月1日
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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