ブログ担当スタッフI より:ブログで連載を持っている皆さまには、毎月(隔月の方は2ヶ月毎)原稿や資料画像を送っていただき掲載を進めていますが、執筆者の皆様の感性や知識の幅はとても広く毎回驚きがあります。そこで今回はどんな連載執筆者がいて、どんなエッセイがあるのかを簡単にご紹介させていただきます。奇数日の執筆者はこちらをご覧ください。
~偶数日の執筆者~
10日 杉山幸一郎さん
スイスのピーター・ズントーのアトリエに勤務する建築家・杉山幸一郎さんの連載エッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新ですが、いまやときの忘れものブログで一番の人気で毎回千人単位のアクセスがあります。
杉山さんのプロフィールにある「世の中に満ち溢れているけれどなかなか気づくことができないものを見落とさないよう」な姿勢はエッセイにも表れており、いま最も注目を集めている建築事務所でプロジェクトリーダーを務めているからこそ「見える」ものがあるのだと分かります。
建築関係ではよく知られたサイトのアーキテクチャーフォトでも隔月13日にエッセイ「For The Architectural Innocent」を執筆されています。今夏にときの忘れもので初個展を開催する予定でしたが残念ながら延期となりました。開催を是非楽しみにお待ちくださいませ。
12日(隔月) 太田岳人さん
今月からイタリア未来派を専門とする太田岳人さんの新連載が始まりました。ときの忘れものブログにおけるイタリア美術の本格的な連載エッセイは初めてです。太田さんには以前、『ドメニコ・ベッリ展によせて』(2009年10月21日)をご寄稿いただきました。専門性が高い分野ではありますが多彩なエピソードもおりまぜた「よりみち」が今後どこに続くかとても楽しみです。
太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は偶数月の12日に掲載します。
18日(隔月) 王 聖美さん
建築倉庫ミュージアムの王 聖美さんには建築のみならず、ご自身の感性に響いた展覧会(どこでも取り上げるメジャーなものではない)を自由に論じて欲しいとお願いしています。昨年からスタートした「気の向くままに展覧会逍遥」(隔月、偶数月の18日)は期待に違わず、取り上げる展覧会も多彩で丁寧な取材に基づいています。建築空間と展示のバランスを鋭くつく「旬」な展示レビューは必見です。
20日 柳正彦さん
中学生のときからギャラリーに出入りしていたという天才コレクターの柳正彦さん。大学卒業後、渡米してクリスト&ジャンヌ=クロードのスタッフとして活躍し、いまは湯島でアート・ショップ Store Front を主宰しています。該博な知識と膨大なコレクション、長年NYで鍛えた経験をもとに執筆する連載エッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は昨年から一時的に隔月20日更新としておりましたが、今月から毎月20日の更新に戻りました。貴重な資料画像も見逃せません。
写真はクリストと柳正彦さん(右)
22日 中村惠一さん
学生時代を過ごした北海道への愛が根底にある連載「美術・北の国から」は毎月22日の更新です。当時のエピソードや感じた事、今となってはもう存在しない画廊の話等、伝説のようなエッセイには中村さんの当時の感性や歴史がそのまま閉じ込められています。美術史でも学ぶことが難しいかもしれないような地方でのムーブメントを知ることができるブログは貴重です。
写真の右が中村さん、左はWEBマガジン「コラージ」を主宰発行する塩野哲也さん。
26日 スタッフS
Art Miami会場入り口にて、左からスタッフS、葉栗剛先生、長崎美希さん。
いわゆる帰国子女。海外での暮らしが長く、ときの忘れものの海外担当による長期連載エッセイ「スタッフSの海外ネットサーフィン」では主に海外の展覧会情報を発信しています。その他、海外アートフェアにおける参加レポートなど海外の美術の動向を楽しくお知らせしています。毎月26日の更新です。
不定期 石原輝雄さん
既に50回を超すエッセイを寄稿されているマン・レイになってしまった京都の石原輝雄さんは東の土渕信彦さんと並ぶ西のコレクターの代表格。今年から不定期連載「美術館でブラパチ」をはじめていただきました。ときの忘れものは東京を拠点としているため関西方面の情報に疎く、石原さんを通じて西の展覧会のレポートをお願いしています。開始早々のコロナウイルス禍で、行きたい展覧会も行けず、従ってレポートもしばらくはお預けですが、再開を楽しみにしています。
●現在、テーマ別に月一回、または隔月でエッセイを連載しているのは以下の皆さんです。
奇数月に更新される執筆者はこちらでご紹介しました。
・ 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・ 小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
・ 小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・ 佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・ 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・ 太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は隔月・偶数月12日の更新です。
・ 野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・宮森敬子のエッセイ「ゆらぎの中で」は毎月17日の更新です。
・ 王聖美のエッセイ「気の向くままに展覧会逍遥」は隔月・偶数月18日の更新です。
・ 柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
・ 中村惠一のエッセイ「美術・北の国から」は毎月22日の更新です。
・ 土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の本」は毎月23日の更新です。
・ 尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」は毎月25日の更新です。
・ スタッフSの海外ネットサーフィンは毎月26日の更新です。
・ 植田実のエッセイ「本との関係」は毎月29日の更新です。
・石原輝雄のエッセイ「美術館でブラパチ」は不定期の更新です。
●本日のお勧め作品は、葉栗剛です。

葉栗剛 Takeshi HAGURI 《<男気>KABUKI(小)》
2016 木彫 楠木、アクリル
H 49.0cm サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
臨時休廊28日目。
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災のときは目に見える(体に感じる)恐怖でした。
誰もが怯え、被災地の皆さんの安否を気遣う毎日でした。その中で見えない恐怖は原発でした。
そのとき、内田樹先生が<「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい>と、「寛容」「臨機応変」「専門家への委託」の三つを被災の現場から遠く離れているものとして心がけたいと、書かれていました。9年経ったいま、私たちは誰も安全なところにいません。しかし、三つの言葉は日々の指針として心掛けたいと思っています。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年02月27日|靉嘔・池田満寿夫「金沢八景ビル」壁画解体
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◆ときの忘れものは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当面の間、臨時休廊とし、スッタフは在宅勤務しています。メールでのお問合せ、ご注文には通常通り対応しています。
◆ときの忘れものは版画・写真のエディション作品などをアマゾンに出品しています。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
~偶数日の執筆者~
10日 杉山幸一郎さん
スイスのピーター・ズントーのアトリエに勤務する建築家・杉山幸一郎さんの連載エッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新ですが、いまやときの忘れものブログで一番の人気で毎回千人単位のアクセスがあります。杉山さんのプロフィールにある「世の中に満ち溢れているけれどなかなか気づくことができないものを見落とさないよう」な姿勢はエッセイにも表れており、いま最も注目を集めている建築事務所でプロジェクトリーダーを務めているからこそ「見える」ものがあるのだと分かります。
建築関係ではよく知られたサイトのアーキテクチャーフォトでも隔月13日にエッセイ「For The Architectural Innocent」を執筆されています。今夏にときの忘れもので初個展を開催する予定でしたが残念ながら延期となりました。開催を是非楽しみにお待ちくださいませ。
12日(隔月) 太田岳人さん
今月からイタリア未来派を専門とする太田岳人さんの新連載が始まりました。ときの忘れものブログにおけるイタリア美術の本格的な連載エッセイは初めてです。太田さんには以前、『ドメニコ・ベッリ展によせて』(2009年10月21日)をご寄稿いただきました。専門性が高い分野ではありますが多彩なエピソードもおりまぜた「よりみち」が今後どこに続くかとても楽しみです。太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は偶数月の12日に掲載します。
18日(隔月) 王 聖美さん
建築倉庫ミュージアムの王 聖美さんには建築のみならず、ご自身の感性に響いた展覧会(どこでも取り上げるメジャーなものではない)を自由に論じて欲しいとお願いしています。昨年からスタートした「気の向くままに展覧会逍遥」(隔月、偶数月の18日)は期待に違わず、取り上げる展覧会も多彩で丁寧な取材に基づいています。建築空間と展示のバランスを鋭くつく「旬」な展示レビューは必見です。20日 柳正彦さん
中学生のときからギャラリーに出入りしていたという天才コレクターの柳正彦さん。大学卒業後、渡米してクリスト&ジャンヌ=クロードのスタッフとして活躍し、いまは湯島でアート・ショップ Store Front を主宰しています。該博な知識と膨大なコレクション、長年NYで鍛えた経験をもとに執筆する連載エッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は昨年から一時的に隔月20日更新としておりましたが、今月から毎月20日の更新に戻りました。貴重な資料画像も見逃せません。写真はクリストと柳正彦さん(右)
22日 中村惠一さん
学生時代を過ごした北海道への愛が根底にある連載「美術・北の国から」は毎月22日の更新です。当時のエピソードや感じた事、今となってはもう存在しない画廊の話等、伝説のようなエッセイには中村さんの当時の感性や歴史がそのまま閉じ込められています。美術史でも学ぶことが難しいかもしれないような地方でのムーブメントを知ることができるブログは貴重です。写真の右が中村さん、左はWEBマガジン「コラージ」を主宰発行する塩野哲也さん。
26日 スタッフS
Art Miami会場入り口にて、左からスタッフS、葉栗剛先生、長崎美希さん。いわゆる帰国子女。海外での暮らしが長く、ときの忘れものの海外担当による長期連載エッセイ「スタッフSの海外ネットサーフィン」では主に海外の展覧会情報を発信しています。その他、海外アートフェアにおける参加レポートなど海外の美術の動向を楽しくお知らせしています。毎月26日の更新です。
不定期 石原輝雄さん
既に50回を超すエッセイを寄稿されているマン・レイになってしまった京都の石原輝雄さんは東の土渕信彦さんと並ぶ西のコレクターの代表格。今年から不定期連載「美術館でブラパチ」をはじめていただきました。ときの忘れものは東京を拠点としているため関西方面の情報に疎く、石原さんを通じて西の展覧会のレポートをお願いしています。開始早々のコロナウイルス禍で、行きたい展覧会も行けず、従ってレポートもしばらくはお預けですが、再開を楽しみにしています。●現在、テーマ別に月一回、または隔月でエッセイを連載しているのは以下の皆さんです。
奇数月に更新される執筆者はこちらでご紹介しました。
・ 大竹昭子のエッセイ「迷走写真館~一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。
・ 小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
・ 小国貴司のエッセイ「かけだし本屋・駒込日記」は毎月5日の更新です。
・ 佐藤研吾のエッセイ「大地について―インドから建築を考える―」は毎月7日の更新です。
・ 杉山幸一郎のエッセイ「幸せにみちたくうかんを求めて」は毎月10日の更新です。
・ 太田岳人のエッセイ「よりみち未来派」は隔月・偶数月12日の更新です。
・ 野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
・宮森敬子のエッセイ「ゆらぎの中で」は毎月17日の更新です。
・ 王聖美のエッセイ「気の向くままに展覧会逍遥」は隔月・偶数月18日の更新です。
・ 柳正彦のエッセイ「アートと本、アートの本、アートな本、の話し」は毎月20日の更新です。
・ 中村惠一のエッセイ「美術・北の国から」は毎月22日の更新です。
・ 土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の本」は毎月23日の更新です。
・ 尾崎森平のエッセイ「長いこんにちは」は毎月25日の更新です。
・ スタッフSの海外ネットサーフィンは毎月26日の更新です。
・ 植田実のエッセイ「本との関係」は毎月29日の更新です。
・石原輝雄のエッセイ「美術館でブラパチ」は不定期の更新です。
●本日のお勧め作品は、葉栗剛です。

葉栗剛 Takeshi HAGURI 《<男気>KABUKI(小)》
2016 木彫 楠木、アクリル
H 49.0cm サインあり
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
*画廊亭主敬白
臨時休廊28日目。
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災のときは目に見える(体に感じる)恐怖でした。
誰もが怯え、被災地の皆さんの安否を気遣う毎日でした。その中で見えない恐怖は原発でした。
そのとき、内田樹先生が<「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい>と、「寛容」「臨機応変」「専門家への委託」の三つを被災の現場から遠く離れているものとして心がけたいと、書かれていました。9年経ったいま、私たちは誰も安全なところにいません。しかし、三つの言葉は日々の指針として心掛けたいと思っています。
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◎昨日読まれたブログ(archive)/2016年02月27日|靉嘔・池田満寿夫「金沢八景ビル」壁画解体
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◆ときの忘れものは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当面の間、臨時休廊とし、スッタフは在宅勤務しています。メールでのお問合せ、ご注文には通常通り対応しています。
◆ときの忘れものは版画・写真のエディション作品などをアマゾンに出品しています。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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