第15回/7月29日/WATANUKI'S CHOICE 磯崎新「影1」

磯崎新「影1」
(版画は)建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化してある。実際にできた建築は三次元的な存在だし、内部に空間をかかえこんでいるから、その見えかたも体験のしかたも違っている。しかし、それが構想されるときには、手がかりとなるひとつの形式を導入せねばならない。版画で表現しようとしているのは、その部分である。だから、建築が、建築家の手からうまれでていくその瞬間のイメージの視覚化といっていい。それと同時に、建築家が自分の仕事をもういちど解釈しなおそうとしている部分もある。(磯崎新「版画としての建築」)
1979年08月01日|磯崎新「内部風景シリーズについて」
2006年10月24日|磯崎新「極薄」~東野芳明へのオマージュ
2011年01月10日|磯崎新「還元」~建築家はなぜ版画をつくるのか
2008年05月28日|植田実「磯崎新の七つの美術空間 Seven Art Galleries」
2011年10月13日|深野一朗「建築家というもの、建築家の仕事というもの[たてもの]」
2018年01月23日|植田実「建築家の手の在り処」
2020年01月13日|今村創平「大分市美術館[磯崎新の謎]展」

磯崎新「影1」
(版画は)建築の基本コンセプトを抽象化し、視覚化してある。実際にできた建築は三次元的な存在だし、内部に空間をかかえこんでいるから、その見えかたも体験のしかたも違っている。しかし、それが構想されるときには、手がかりとなるひとつの形式を導入せねばならない。版画で表現しようとしているのは、その部分である。だから、建築が、建築家の手からうまれでていくその瞬間のイメージの視覚化といっていい。それと同時に、建築家が自分の仕事をもういちど解釈しなおそうとしている部分もある。(磯崎新「版画としての建築」)
1979年08月01日|磯崎新「内部風景シリーズについて」
2006年10月24日|磯崎新「極薄」~東野芳明へのオマージュ
2011年01月10日|磯崎新「還元」~建築家はなぜ版画をつくるのか
2008年05月28日|植田実「磯崎新の七つの美術空間 Seven Art Galleries」
2011年10月13日|深野一朗「建築家というもの、建築家の仕事というもの[たてもの]」
2018年01月23日|植田実「建築家の手の在り処」
2020年01月13日|今村創平「大分市美術館[磯崎新の謎]展」
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