額装された『スクランブルE』さきほど無事に届きました。
コロナ禍の下 本当に色々とありがとうございました 
どこに掛けようか 愉しく考慮しています 。。
アノ いわば最前衛の一人だった菅井汲がレトロな味わいに変化している
経年が作りだした不思議に柔らかな「熟成感」を愉快に楽しんでいます/笑。

(20201011/Mさんからのメールより)>

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2018年1月埼玉県立近代美術館版画の景色 現代版画センターの軌跡」展の菅井汲コーナー。左の7点が菅井汲「スクランブル」シリーズ、右の5点が「GUEST」シリーズ

アノ いわば最前衛の一人だった菅井汲>などと言われると胸にジンときます。
1970年代の菅井汲は(いつの時代もそうですが)<初期の(50年代)菅井はいいが、いまの信号みたいなのはちょっと・・・>と揶揄されたものでした。
それが40年も経つと(亭主にとってはつい昨日のことのようですが)、<レトロな味わいに変化し>まるで熟成した銘酒のような味わいを醸し出すのでしょうか。
お世話になった作家、支えて下さったお客様らが次々と鬼籍に入られ、亭主より上の世代の方がどんどん少なくなって来る。心細い限りですが、しかし凄い作品というのは今を生きている。
流行りすたりは世のならいですが、それを支持するコレクターがいる限り、必ず復活する。画商(版元)冥利につきるMさんからの嬉しいお便りでした。

菅井汲サイン 猿楽町マンション1980年 渋谷の現代版画センター事務局の近くにあった社長の自宅にて、
刷り上がった新作「GROUP 4-B」にサインをする菅井汲先生
傍らで助手をつとめるのが若き日の社長
右の霞んでいるのが亭主

『菅井汲 1980』
菅井汲1980カタログ表紙『菅井汲 1980』
オリジナル入り版画カタログ
限定:1,000部 25×24cm
執筆:北川フラム
編集:星野治樹(水夢社)
デザイン:古谷卓夫
写真:酒井猛
印刷:クリキ企画印刷

シルクスクリーン刷り:石田了一

発行日:1980年9月27日
発行人:綿貫不二夫
発行所:現代版画センター
価格:15,000円+税、送料250円


『版画の景色 現代版画センターの軌跡』展カタログ
DSC_0519版画の景色 現代版画センターの軌跡』カタログ
ケース表紙:26.0×18.5cm
発行:埼玉県立近代美術館 Ⓒ2018
編集:梅津元、五味良子、鴫原悠(埼玉県立近代美術館)
資料提供:ときの忘れもの
デザイン:刈谷悠三+角田奈央+平川響子/neucitora
ケースを開くとサイズや仕様の異なるA~Bの3冊が収められています。Dのケースにも当時の写真や資料が収録されているので4分冊ともいえます。詳しい内容はコチラをお読みください。
価格:2,500円+税、送料250円 
ときの忘れもので扱っています
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。