中村哲医師とペシャワール会を支援する11月頒布会
中村哲先生が突然の銃撃により亡くなられてから早一年がたとうとしています。あのときの驚きと悲しみ、呆然として何も手につかなったこと、「いてもたってもいられない」というお気持ちのお電話をたくさんいただいたことを思い起こしています。
ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受け、加えてコロナウイルス禍が国内外の支援活動と復興事業に暗い影をおとしています。

2002年以来、細々と続けてきた支援活動ですが、先月10月の支援頒布会では3点が購入され代金38,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。
送金累計は、2020年10月27日現在で3,388,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
『中村哲医師 追悼の会 ー中村先生と共に歩むー』
会期:2020年11月23日(月・祝)14:00~16:30 (受付13:00~)
会場:九州大学 伊都キャンパス 椎木講堂
〒819-0395 福岡市西区元岡744(九州大学 伊都キャンパス内)
主催・お問合せ:ペシャワール会

事前申し込みが必要です。詳しくはペシャワール会ホームページをご覧ください。
私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
微力ですが、故・中村哲先生の志を継ぐペシャワール会への支援を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
●2020年11月のペシャワール会支援作品はヨシダ・ヨシエ旧蔵作品から6点を出品します。
072)作者不詳の銅版画
「作者不詳の銅版画」
銅版画
シートサイズ:25.7×17.8cm
イメージサイズ:18.0×10.0cm
※折れ、汚れあり
073)入野忠芳「新年を祝う色紙と手紙」


「新年を祝う色紙と手紙」
1989年
色紙、手紙
12.3×13.6cm
サインあり
※しみあり。 手紙は4つ折り。色紙は包み紙つき
■入野忠芳(いりのただよし)
1939年広島市東区に生まれる。五才の時に左手を失い、同じ年に被爆。61年武蔵野美術大学卒業。75年油彩画〈裂罅(れっか)〉にて第11回現代日本美術展大賞受賞。85年ヒロシマ・アートグラント受賞。インド・ネパールにひかれて旅を重ね、墨彩による旅の紀行画も多い。88年には単独でヒマラヤを歩き、その紀行文「エベレスト街道ひとり」で第15回日本旅行記賞佳作賞を受ける。今回出品の手紙にはそのことが書かれている。
074)山本直文《妖精の泉》
《妖精の泉》
水彩ドローイング
22.2×14.9cm
サインあり
075)多賀新「EXLIBRIS」
「EXLIBRIS」
銅版画
シートサイズ:16.9×11.2cm
イメージサイズ:10.0×6.0cm
サインあり
EXLIBRIS(エクスリブリス)とは、蔵書票のこと。 蔵書票とは、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片。
076)多賀新「1987 New year cards 」
「1987 New year cards」
1987年
銅版画
シートサイズ:15.0×10.0cm
イメージサイズ:11.0×7.5cm
サインあり
■多賀 新(たが しん)
1946年12月14日生まれ、北海道本別町出身。日本の銅版画家。北海道本別高等学校卒業。
代表作は、銅版画・江戸川乱歩の世界、新十二神将合体図など。
077)たべけんぞう+ヨシダ・ヨシエ ”BOMBA MESKALINA”





”BOMBA MESKALINA”
1975年8月6日
内容:たべけんぞうシルクスクリーン12枚、鏡面レリーフ版画1枚(各サイン)、オブジェ(ピンクの人面)1点、限定部数の記入されたカード1葉、アクリルケース
ケースサイズ:45×20×3cm
版画のシートサイズ:29.5×19.5cm
Ed.210 サインあり
※アクリルケースにクラックあり、鏡面レリーフに細かな傷あり
*画廊亭主敬白
ヨシダ・ヨシエ先生が亡くなったのは2016年1月4日でした。享年86。
私たちがヨシダ先生の名を初めて知ったのは靉光などを論じた『異端の画家たち』(共著、造形社 1969年)でした。現代版画センター時代の1981年6月の第4回シンポジウム瑛九はじめ、亡くなられるまで原稿や講演などでたいへんお世話になりました。
2007年3月
「細江英公展」にて左から、ヨシダ先生、細江英公先生、社長
反骨を貫いたヨシダ先生は1950年代初めに「原爆の図」を携えて手弁当で全国を巡回して回ります。丸木位里・俊 夫妻が原爆投下直後の惨状を描いた連作「原爆の図」によって、米軍占領下で知られることのなかった被爆の実態を多くの人たちが知ったのでした。
亡くなられた後、ご遺族から書斎の整理を依頼され、たくさんの作品をお引き受けしました。その一部は2016年12月「戦後の前衛美術 '50-70 PartⅢ S氏&Y氏コレクション」に出品、ご紹介しましたが、一回の売り立てで整理できる量ではなく、まだ倉庫に堆く積まれています。
ペシャワール会の支援に使うことはきっと泉下のヨシダ先生も頷いてくれるでしょう。
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
額装をご希望の方は別途お見積りをいたします。
*締め切りは11月15日19時です。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
中村哲先生が突然の銃撃により亡くなられてから早一年がたとうとしています。あのときの驚きと悲しみ、呆然として何も手につかなったこと、「いてもたってもいられない」というお気持ちのお電話をたくさんいただいたことを思い起こしています。ペシャワール会とアフガニスタン現地での復興事業は大きな打撃を受け、加えてコロナウイルス禍が国内外の支援活動と復興事業に暗い影をおとしています。

2002年以来、細々と続けてきた支援活動ですが、先月10月の支援頒布会では3点が購入され代金38,000円全額をペシャワール会に送金いたしました。送金累計は、2020年10月27日現在で3,388,736円となりました。
ご支援を心より感謝いたします。
『中村哲医師 追悼の会 ー中村先生と共に歩むー』
会期:2020年11月23日(月・祝)14:00~16:30 (受付13:00~)
会場:九州大学 伊都キャンパス 椎木講堂
〒819-0395 福岡市西区元岡744(九州大学 伊都キャンパス内)
主催・お問合せ:ペシャワール会

事前申し込みが必要です。詳しくはペシャワール会ホームページをご覧ください。私たちの商売は安全で平和な社会だからこそ成り立ちます。
不幸にも戦乱や自然災害に巻き込まれた人々に、私たちが出来ることはそう多くはありませんが、少しでもお役にたてたらと、作品を無償で提供し、売り上げ金全額をペシャワール会に送金してきました。
微力ですが、故・中村哲先生の志を継ぐペシャワール会への支援を続けてまいります。
「中村哲医師とペシャワール会を支援する頒布会」
・毎月11日にブログに数点を掲載し頒布します。
・支援の趣旨に基づき、特別価格での頒布です。
・梱包送料は実費を別にご負担ください。
・申し込みの締切りは毎月15日19時とします。
締め切り後は特別頒布価格は削除します。
・重複申し込みがあった場合は抽選とします。
・代金のお支払いは現金または銀行振込でお願いします。
全額を支援金にあてるためクレジットカードでの決済はご遠慮ください。
・売却代金は全額をペシャワール会に送金します。
●2020年11月のペシャワール会支援作品はヨシダ・ヨシエ旧蔵作品から6点を出品します。
072)作者不詳の銅版画
「作者不詳の銅版画」銅版画
シートサイズ:25.7×17.8cm
イメージサイズ:18.0×10.0cm
※折れ、汚れあり
073)入野忠芳「新年を祝う色紙と手紙」


「新年を祝う色紙と手紙」
1989年
色紙、手紙
12.3×13.6cm
サインあり
※しみあり。 手紙は4つ折り。色紙は包み紙つき
■入野忠芳(いりのただよし)
1939年広島市東区に生まれる。五才の時に左手を失い、同じ年に被爆。61年武蔵野美術大学卒業。75年油彩画〈裂罅(れっか)〉にて第11回現代日本美術展大賞受賞。85年ヒロシマ・アートグラント受賞。インド・ネパールにひかれて旅を重ね、墨彩による旅の紀行画も多い。88年には単独でヒマラヤを歩き、その紀行文「エベレスト街道ひとり」で第15回日本旅行記賞佳作賞を受ける。今回出品の手紙にはそのことが書かれている。
074)山本直文《妖精の泉》
《妖精の泉》水彩ドローイング
22.2×14.9cm
サインあり
075)多賀新「EXLIBRIS」
「EXLIBRIS」銅版画
シートサイズ:16.9×11.2cm
イメージサイズ:10.0×6.0cm
サインあり
EXLIBRIS(エクスリブリス)とは、蔵書票のこと。 蔵書票とは、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片。
076)多賀新「1987 New year cards 」
「1987 New year cards」1987年
銅版画
シートサイズ:15.0×10.0cm
イメージサイズ:11.0×7.5cm
サインあり
■多賀 新(たが しん)
1946年12月14日生まれ、北海道本別町出身。日本の銅版画家。北海道本別高等学校卒業。
代表作は、銅版画・江戸川乱歩の世界、新十二神将合体図など。
077)たべけんぞう+ヨシダ・ヨシエ ”BOMBA MESKALINA”





”BOMBA MESKALINA”
1975年8月6日
内容:たべけんぞうシルクスクリーン12枚、鏡面レリーフ版画1枚(各サイン)、オブジェ(ピンクの人面)1点、限定部数の記入されたカード1葉、アクリルケース
ケースサイズ:45×20×3cm
版画のシートサイズ:29.5×19.5cm
Ed.210 サインあり
※アクリルケースにクラックあり、鏡面レリーフに細かな傷あり
*画廊亭主敬白
ヨシダ・ヨシエ先生が亡くなったのは2016年1月4日でした。享年86。
私たちがヨシダ先生の名を初めて知ったのは靉光などを論じた『異端の画家たち』(共著、造形社 1969年)でした。現代版画センター時代の1981年6月の第4回シンポジウム瑛九はじめ、亡くなられるまで原稿や講演などでたいへんお世話になりました。
2007年3月「細江英公展」にて左から、ヨシダ先生、細江英公先生、社長
反骨を貫いたヨシダ先生は1950年代初めに「原爆の図」を携えて手弁当で全国を巡回して回ります。丸木位里・俊 夫妻が原爆投下直後の惨状を描いた連作「原爆の図」によって、米軍占領下で知られることのなかった被爆の実態を多くの人たちが知ったのでした。
亡くなられた後、ご遺族から書斎の整理を依頼され、たくさんの作品をお引き受けしました。その一部は2016年12月「戦後の前衛美術 '50-70 PartⅢ S氏&Y氏コレクション」に出品、ご紹介しましたが、一回の売り立てで整理できる量ではなく、まだ倉庫に堆く積まれています。
ペシャワール会の支援に使うことはきっと泉下のヨシダ先生も頷いてくれるでしょう。
購入ご希望の方はメール(info@tokinowasuremono.com)かこちらからお申込みください。複数のお申込みがあった場合は抽選とします。
額装をご希望の方は別途お見積りをいたします。
*締め切りは11月15日19時です。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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