1955年ニューヨーク近代美術館（MoMA）の開館25周年記念として開催された写真展「The Family of Man ファミリー・オブ・マン」展ほど後世に影響を与えた展覧会はないでしょう。
MoMAの写真部門ディレクターとしてこの展覧会を企画したのがエドワード・スタイケンでした。
結婚、誕生、遊び、家族、死、戦争という人類に普遍的に共有される営みをテーマとして、68カ国、273人の写真から構成されたこの展覧会は、第二次世界大戦後の世界へ向けて「全世界を通じて人間は本質的に単一である」というメッセージがこめられていました。
ファッション写真の黎明期を代表する写真家であり、ポートレートの分野においても優れた写真作品を遺したエドワード・スタイケンの代表的な写真作品12点をご紹介いたします。
１）"Brancusi, Voulangis, France"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Brancusi, Voulangis, France"
1922年頃(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.2×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
コンスタンティン・ブランクーシ（Constantin Brancuşi）1876～1957
ルーマニア出身の20世紀を代表する独創的な彫刻家。20世紀の抽象彫刻に決定的な影響を与え、ミニマル・アートの先駆的作品も残した。作家活動の傍らに様々なアーティストと親交を持ち、マルセル・デュシャンやマン・レイとも友人だった。デュシャンは、ニューヨークでブランクーシの作品を売買することで生活していた時期もある。マン・レイから写真術を教わったブランクーシは自分のアトリエ内に暗室をつくり、自らの作品を写真に記録することに熱中したこともあった。またイサム・ノグチはパリでブランクーシの助手となることで抽象彫刻家としてのキャリアに方向性を見出した。
有名はこの写真については小林美香さんの「写真のバックストーリー第32回」をお読みください。
２）Ann Harding, Beverly Hills, California"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Ann Harding, Beverly Hills, California"
1931年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.7×26.6cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
アン・ハーディング（Ann Harding）1902～1981
アメリカ出身の舞台・映画女優。本名ドロシー・ウォルトン・ゲイトリー（Dorothy Walton Gatley）。ブロードウェイでの舞台活動の他、1930年代に本格的に制作されはじめたトーキー（現在主流となっている、音声を伴う映画）で有名になった最初の女優の一人。1931年には「Holiday」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
３）"Conrad Veidt and Lupe Velez, Hollywood"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Conrad Veidt and Lupe Velez, Hollywood"
1928年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
コンラート・ファイト（Conrad Veidt）1893～1943
ドイツ出身の俳優。本名ハンス・ウォルター・コンラート・ファイト（Hans Walter Konrad Veidt）。主な出演作は、『カリガリ博士』(1919)、『バグダッドの盗賊』(1940)、『カサブランカ』(1942)。『笑う男』(1928)で演じたグウィンプレイン役は後に『バットマン』のジョーカーのモデルになった。
ルーペ・ヴェレス（Lupe Velez）1908～1944
メキシコ出身のショーガール、舞台・映画女優。アメリカ合衆国で成功を収めたメキシコ人女優の草分の1人で、代表作は計8作が制作された映画『Mexican Spitfire』シリーズ。当時のマスコミからは「メキシコのスピットファイア（癇癪持ち）」と綽名され、スクリーン上と同様に私生活でも華やかで騒々しく、良くも悪くも話題に事欠かなかった。
４）"E. Gordon Craig, Paris"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"E. Gordon Craig, Paris"
1920年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.6×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
エドワード・ゴードン・クレイグ（Edward Gordon Craig）1872～1966
イギリスの演出家、装置家、理論家。俳優の母と建築家の父の間に生まれ、16歳で俳優として舞台と関わり、1900年より演出家へ転向する。代表的な著作に「演劇芸術論」があり、その内容が矛盾していることが特徴として挙げられる。
５）"Carl Sandburg, Umpawaug, Connecticut"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Carl Sandburg, Umpawaug, Connecticut"
1930年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
32.6×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
カール・サンドバーグ（Carl Sandburg）1878～1967）
アメリカの作家、編集者。元々の苗字はダニエルソンだが、父親がサンドバーグに変更した。 エイブラハム・リンカーンの伝記の執筆で知られ、この本でピューリッツァー賞を受賞している。エドワード・スタイケンの妹と結婚しており、スタイケンの義理の弟でもあった。
６）"Agnes Meyer,"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Agnes Meyer,"
（1987年プリント）
ゼラチンシルバープリント
24.2×19.2cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
アグネス・マイヤー（Agnes Meyer）1887～1970
アメリカのジャーナリスト、慈善家、公民権活動家、芸術パトロン。生涯を通じて、世界中の知識人、芸術家、作家と関わり続けた。保健教育福祉省の創設と米国政府が州に教育のための連邦援助を提供するよう働きかけ、1965年には初等中等教育法に対する公的支援を構築したことをリンドン大統領に認められた。芸術家のパトロンとしても積極的に活動し、夫とともにポール・セザンヌとエドゥアール・マネの絵画、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻、ジョン・マリンの水彩画をワシントンの国立美術館に寄贈した。
７）"Merle Oberon, Hollywood"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Merle Oberon, Hollywood"
1935年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
マール・オベロン（Merle Oberon）1911～1979
インド生まれで、アメリカで活動したイギリスの映画女優。インド駐在のイギリス軍人の父とインド人の母の間に生まれるが、女優としてデビューしてからはインド人とのミックスであるという出自をひた隠しにし、出身地を「オーストラリアのタスマニア島」とし、民族衣装を身につける母を知人には「使用人」と偽った。
ジェットセッターとして有名で、結婚後も大富豪やプレイボーイとの華やかな恋愛遍歴で知られた。
８）"Life Mask of Abraham Lincoln, New York"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Life Mask of Abraham Lincoln, New York"
1935年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
34.0×26.5cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
エイブラハム・リンカーン（Abraham Lincoln）1809～1865
アメリカの政治家、弁護士。第16代アメリカ合衆国大統領で、「歴代アメリカ合衆国大統領のランキング」において、しばしば、「もっとも偉大な大統領」の1人に挙げらる。「人民の人民による人民のための政治を地上から決して絶滅させないために、われわれがここで固く決意することである」という「ゲティスバーグ演説」の一節や、アメリカ合衆国南部における奴隷解放で知られているが、一方でネイティブアメリカンへは強い迫害の姿勢を見せ、多くのインディアン戦争が政権下において行われた。また、アメリカ史上で初めて暗殺された大統領でもある。
９）"Frost on Rambler Roses, Voulangis, France"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Frost on Rambler Roses, Voulangis, France"
1920年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
26.4×33.3cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
10）"Apple Blossoms, Conneticut"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Apple Blossoms, Conneticut"
1932年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.4×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
11）"Florida Jungle"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Florida Jungle"
1936年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
26.4×33.8cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
12）"Walden Pond, Concord, Massachusetts"
エドワード・スタイケン
Edward STEICHEN
"Walden Pond, Concord, Massachusetts"
c.1934年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
34.1×23.2cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
※お申込みはメール（info@tokinowasuremono.com）ファックス（03-6902-9531）またはこちらの作品の見積り請求、在庫こちらのフォームからお願いします。必ず「件名」「お名前」「連絡先（住所）」を明記してください。
※梱包送料はご負担ください。
※額装ご希望の場合は額のお色（木地、白、黒）をご指定ください。
※現在スタッフがリモートワークを取り入れているため発送にお時間がかかる場合がございます。
■エドワード・スタイケン（Edward Steichen, 1879年3月27日 - 1973年3月25日）
1879年ルクセンブルグに生まれる。1881年アメリカに移住。1900年ニューヨークでアルフレッド・スティーグリッツに会い、活動を支援する。1902年季刊誌『カメラ・ワーク』を創刊に参加。1905年スティーグリッツと共にニューヨーク五番街291に「リトル・ギャラリー・オブ・フォトセクション」設立し、ピクトリアリズムからストレート写真へのムーブメントを起こす。
1906年フランスへ。ロダン、マティス、ブランクーシらヨーロッパの芸術家たちとも交流をもち、彼らのポートレイトを撮影。
1911年に「Art et Decoration」誌に掲載されたスタイケンの写真は、ファッション写真の草分けとして知られる。その後も「ヴォーグ」誌・「ヴァニティ・フェア」誌などで活躍し、ファッション写真の黎明期を代表する写真家となる。
1923年スタジオをニューヨークのボークス・アーツ・ビルディングに置く。同年ヴォーグ誌などを発行しているコンデ・ナスト社のチーフフォトグラファーになり、 アート性を持った斬新なファッション写真のスタイルを確立する。1929年『スタイケン・ザ・フォトグラフィー』を出版。
園芸にものめり込み、1930年代にはアメリカのデルフィニウム協会の会長を5期に渡り務めている。アイリスのハイブリッド種には彼の名にちなみ「ムシュー・スタイケン」と命名されたものもある。
1944年に製作したドキュメンタリー映画『The Fighting Lady』で、翌年度のアカデミー賞を受賞している。
1947年ニューヨーク近代美術館（MoMA）写真部門のディレクターに就任。1955年「ザ・ファミリー・オブ・マン」開催。出品作品はスタイケンの母国であるルクセンブルク公国へ寄贈され、ユネスコの「世界記録遺産」として永久展示されている。
1961年回顧展「スタイケン・ザ・フォトグラファー」開催。1962年ニューヨーク近代美術館名誉ディレクターとなる。1964年MoMAにエドワード・スタイケン・フォトグラフィー・センター開設。写真の普及に尽力・貢献した功績は多大である。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込５丁目４の１ LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間＝火曜～土曜の平日11時～19時。＊日・月・祝日は休廊。
MoMAの写真部門ディレクターとしてこの展覧会を企画したのがエドワード・スタイケンでした。
結婚、誕生、遊び、家族、死、戦争という人類に普遍的に共有される営みをテーマとして、68カ国、273人の写真から構成されたこの展覧会は、第二次世界大戦後の世界へ向けて「全世界を通じて人間は本質的に単一である」というメッセージがこめられていました。
ファッション写真の黎明期を代表する写真家であり、ポートレートの分野においても優れた写真作品を遺したエドワード・スタイケンの代表的な写真作品12点をご紹介いたします。
１）"Brancusi, Voulangis, France"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Brancusi, Voulangis, France"
1922年頃(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.2×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
コンスタンティン・ブランクーシ（Constantin Brancuşi）1876～1957
ルーマニア出身の20世紀を代表する独創的な彫刻家。20世紀の抽象彫刻に決定的な影響を与え、ミニマル・アートの先駆的作品も残した。作家活動の傍らに様々なアーティストと親交を持ち、マルセル・デュシャンやマン・レイとも友人だった。デュシャンは、ニューヨークでブランクーシの作品を売買することで生活していた時期もある。マン・レイから写真術を教わったブランクーシは自分のアトリエ内に暗室をつくり、自らの作品を写真に記録することに熱中したこともあった。またイサム・ノグチはパリでブランクーシの助手となることで抽象彫刻家としてのキャリアに方向性を見出した。
有名はこの写真については小林美香さんの「写真のバックストーリー第32回」をお読みください。
２）Ann Harding, Beverly Hills, California"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Ann Harding, Beverly Hills, California"
1931年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.7×26.6cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
アン・ハーディング（Ann Harding）1902～1981
アメリカ出身の舞台・映画女優。本名ドロシー・ウォルトン・ゲイトリー（Dorothy Walton Gatley）。ブロードウェイでの舞台活動の他、1930年代に本格的に制作されはじめたトーキー（現在主流となっている、音声を伴う映画）で有名になった最初の女優の一人。1931年には「Holiday」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。
３）"Conrad Veidt and Lupe Velez, Hollywood"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Conrad Veidt and Lupe Velez, Hollywood"
1928年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
コンラート・ファイト（Conrad Veidt）1893～1943
ドイツ出身の俳優。本名ハンス・ウォルター・コンラート・ファイト（Hans Walter Konrad Veidt）。主な出演作は、『カリガリ博士』(1919)、『バグダッドの盗賊』(1940)、『カサブランカ』(1942)。『笑う男』(1928)で演じたグウィンプレイン役は後に『バットマン』のジョーカーのモデルになった。
ルーペ・ヴェレス（Lupe Velez）1908～1944
メキシコ出身のショーガール、舞台・映画女優。アメリカ合衆国で成功を収めたメキシコ人女優の草分の1人で、代表作は計8作が制作された映画『Mexican Spitfire』シリーズ。当時のマスコミからは「メキシコのスピットファイア（癇癪持ち）」と綽名され、スクリーン上と同様に私生活でも華やかで騒々しく、良くも悪くも話題に事欠かなかった。
４）"E. Gordon Craig, Paris"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"E. Gordon Craig, Paris"
1920年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.6×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
エドワード・ゴードン・クレイグ（Edward Gordon Craig）1872～1966
イギリスの演出家、装置家、理論家。俳優の母と建築家の父の間に生まれ、16歳で俳優として舞台と関わり、1900年より演出家へ転向する。代表的な著作に「演劇芸術論」があり、その内容が矛盾していることが特徴として挙げられる。
５）"Carl Sandburg, Umpawaug, Connecticut"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Carl Sandburg, Umpawaug, Connecticut"
1930年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
32.6×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
カール・サンドバーグ（Carl Sandburg）1878～1967）
アメリカの作家、編集者。元々の苗字はダニエルソンだが、父親がサンドバーグに変更した。 エイブラハム・リンカーンの伝記の執筆で知られ、この本でピューリッツァー賞を受賞している。エドワード・スタイケンの妹と結婚しており、スタイケンの義理の弟でもあった。
６）"Agnes Meyer,"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Agnes Meyer,"
（1987年プリント）
ゼラチンシルバープリント
24.2×19.2cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
アグネス・マイヤー（Agnes Meyer）1887～1970
アメリカのジャーナリスト、慈善家、公民権活動家、芸術パトロン。生涯を通じて、世界中の知識人、芸術家、作家と関わり続けた。保健教育福祉省の創設と米国政府が州に教育のための連邦援助を提供するよう働きかけ、1965年には初等中等教育法に対する公的支援を構築したことをリンドン大統領に認められた。芸術家のパトロンとしても積極的に活動し、夫とともにポール・セザンヌとエドゥアール・マネの絵画、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻、ジョン・マリンの水彩画をワシントンの国立美術館に寄贈した。
７）"Merle Oberon, Hollywood"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Merle Oberon, Hollywood"
1935年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.5×27.0cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
マール・オベロン（Merle Oberon）1911～1979
インド生まれで、アメリカで活動したイギリスの映画女優。インド駐在のイギリス軍人の父とインド人の母の間に生まれるが、女優としてデビューしてからはインド人とのミックスであるという出自をひた隠しにし、出身地を「オーストラリアのタスマニア島」とし、民族衣装を身につける母を知人には「使用人」と偽った。
ジェットセッターとして有名で、結婚後も大富豪やプレイボーイとの華やかな恋愛遍歴で知られた。
８）"Life Mask of Abraham Lincoln, New York"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Life Mask of Abraham Lincoln, New York"
1935年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
34.0×26.5cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
エイブラハム・リンカーン（Abraham Lincoln）1809～1865
アメリカの政治家、弁護士。第16代アメリカ合衆国大統領で、「歴代アメリカ合衆国大統領のランキング」において、しばしば、「もっとも偉大な大統領」の1人に挙げらる。「人民の人民による人民のための政治を地上から決して絶滅させないために、われわれがここで固く決意することである」という「ゲティスバーグ演説」の一節や、アメリカ合衆国南部における奴隷解放で知られているが、一方でネイティブアメリカンへは強い迫害の姿勢を見せ、多くのインディアン戦争が政権下において行われた。また、アメリカ史上で初めて暗殺された大統領でもある。
９）"Frost on Rambler Roses, Voulangis, France"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Frost on Rambler Roses, Voulangis, France"
1920年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
26.4×33.3cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
10）"Apple Blossoms, Conneticut"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Apple Blossoms, Conneticut"
1932年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
33.4×26.4cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
11）"Florida Jungle"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Florida Jungle"
1936年(1986年プリント)
ゼラチンシルバープリント
26.4×33.8cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
12）"Walden Pond, Concord, Massachusetts"
エドワード・スタイケンEdward STEICHEN
"Walden Pond, Concord, Massachusetts"
c.1934年(1987年プリント)
ゼラチンシルバープリント
34.1×23.2cm
Ed.100
裏にプリンターと遺族のサインあり
※お申込みはメール（info@tokinowasuremono.com）ファックス（03-6902-9531）またはこちらの作品の見積り請求、在庫こちらのフォームからお願いします。必ず「件名」「お名前」「連絡先（住所）」を明記してください。
※梱包送料はご負担ください。
※額装ご希望の場合は額のお色（木地、白、黒）をご指定ください。
※現在スタッフがリモートワークを取り入れているため発送にお時間がかかる場合がございます。
■エドワード・スタイケン（Edward Steichen, 1879年3月27日 - 1973年3月25日）
1879年ルクセンブルグに生まれる。1881年アメリカに移住。1900年ニューヨークでアルフレッド・スティーグリッツに会い、活動を支援する。1902年季刊誌『カメラ・ワーク』を創刊に参加。1905年スティーグリッツと共にニューヨーク五番街291に「リトル・ギャラリー・オブ・フォトセクション」設立し、ピクトリアリズムからストレート写真へのムーブメントを起こす。
1906年フランスへ。ロダン、マティス、ブランクーシらヨーロッパの芸術家たちとも交流をもち、彼らのポートレイトを撮影。
1911年に「Art et Decoration」誌に掲載されたスタイケンの写真は、ファッション写真の草分けとして知られる。その後も「ヴォーグ」誌・「ヴァニティ・フェア」誌などで活躍し、ファッション写真の黎明期を代表する写真家となる。
1923年スタジオをニューヨークのボークス・アーツ・ビルディングに置く。同年ヴォーグ誌などを発行しているコンデ・ナスト社のチーフフォトグラファーになり、 アート性を持った斬新なファッション写真のスタイルを確立する。1929年『スタイケン・ザ・フォトグラフィー』を出版。
園芸にものめり込み、1930年代にはアメリカのデルフィニウム協会の会長を5期に渡り務めている。アイリスのハイブリッド種には彼の名にちなみ「ムシュー・スタイケン」と命名されたものもある。
1944年に製作したドキュメンタリー映画『The Fighting Lady』で、翌年度のアカデミー賞を受賞している。
1947年ニューヨーク近代美術館（MoMA）写真部門のディレクターに就任。1955年「ザ・ファミリー・オブ・マン」開催。出品作品はスタイケンの母国であるルクセンブルク公国へ寄贈され、ユネスコの「世界記録遺産」として永久展示されている。
1961年回顧展「スタイケン・ザ・フォトグラファー」開催。1962年ニューヨーク近代美術館名誉ディレクターとなる。1964年MoMAにエドワード・スタイケン・フォトグラフィー・センター開設。写真の普及に尽力・貢献した功績は多大である。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込５丁目４の１ LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間＝火曜～土曜の平日11時～19時。＊日・月・祝日は休廊。
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